質問箱
● 会衆を通して雑誌や文書を受け取る際,各人は寄付することをどのようにみなすべきですか。
雑誌や文書類は協会が贈り物として差し上げています。文書や雑誌を受け取った時点で寄付するかしないかは,その人自身に全く任されています。
一方,奉仕者たちが家の人から協会の世界的な業に対する寄付を受け取る時は,それを別個の財布や封筒などに入れておき,後日その全額を協会の世界的な業に対する寄付として,王国会館の寄付箱に入れることになっています。ですから,野外で受け取った寄付の中から,すでに自分が寄付していた分を,いわば払い戻しとして奉仕者が差し引くことはできません。なぜなら,奉仕者がする寄付も,家の人がする寄付も協会の世界的な業のための寄付であり,文書や雑誌に対する寄付ではないからです。したがって,奉仕者が受け取った家の人からの寄付を王国会館の協会の世界的な業のための寄付箱に入れることは,二度寄付していることにはなりません。
また,野外で雑誌や文書を家の人に提供したものの,何の寄付もなされない場合もありますが,文書や雑誌の出版を含む協会の世界的な業全体を支援する責任は,エホバの証人各自が喜んで担っていることを忘れないようにしたいものです。