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  • 特に必要を抱えた人たちを助ける
    王国宣教 1979 | 11月
    • ないかと尋ねました。事がうまく進み,やがてその目の見えない兄弟は,自分で定期的な聖書研究を司会するようになっていました。どのようにしてそれができるようになったのですか。助けを与えた兄弟は毎週時間を割いて,その兄弟に資料全体を声を出して読んであげたのです。また,目の見えない兄弟の聖書研究について行き,質問を読みました。資料全体に精通した目の見えない兄弟は,とてもよい研究を司会することができ,それは彼にとって大きな喜びとなりました。

      5 別の会衆では,数人の耳の聴こえない人たちが交わるようになりました。通訳をしてこれらの人たちを援助する人がいなかったので,数人の若い兄弟姉妹がこの必要を目ざとく認め,指話を勉強しました。集会の益がそのような人たちに伝わるよう手助けすることによって,彼らは立派な仕方で兄弟愛を表わしました。彼らはまた,その人たちを奉仕にも一緒に連れて行くよう取り決め,色々な家を訪問する際,これら耳の聴こえない人たちが自らの希望を他の人々に言い表わす機会を作ってあげました。言うまでもなく,関係したすべての人が互いに励まされました。

      6 重度の肢体障害者である一姉妹は,集会に行ったり,群れの奉仕の取決めに参加するのはほとんど不可能であることを知りました。思慮深い数人の伝道者は,この姉妹が家にいたきりでも益を得られるよう,交代で会衆の集会を録音する取決めを設けました。励ましを与えるための定期的な訪問に加えて,彼らはその姉妹が野外奉仕に参加すべく物事を整えるのも援助しました。関心を持つ人々の住所氏名を知らせてあげたのです。姉妹はそれらの人々に手紙を書くことができ,そのうちの幾人かは聖書研究をするところまで進みました。関心を持つ人が病弱な人のところに連れて来られ,そこで定期的に研究が司会されたという似たような例はほかにもあります。別の経験では,親切な伝道者は街路での業を行なう時に病弱の人を車いすに乗せて連れて行ってあげたり,そのような人が戸口から戸口に容易に動けるような団地を奉仕する時に伴って行ったりしました。それには時間と努力が余分にかかりますが,こうして共に働くことの広範囲に及ぶ益を考えてみてください。

      7 みなさんもきっと,ほかでもないご自分の会衆の中で,同様の種々様々な必要を見いだすことができるでしょう。言語の障壁にぶつかっている外国語を話す伝道者がいますか。手助けの必要な老齢の兄弟姉妹がいますか。慢性の病気のために,限られた特定の状況下でしか奉仕活動を行なえない人たちについてはいかがですか。この事柄に少し考慮を払うなら,みなさんは仲間の兄弟を,本人にもみなさんご自身にも大きな喜びをもたらすような仕方で援助するのに貢献できるでしょう。

      8 共に働くという見方をもってわたしたちの活動を計画する時,障害を持つ人たちは,「もしもその一人が倒れるなら,他方の者がその仲間を起き上がらせる」ことを確信できます。それはまた,次の箴言の意味を現実のものとします。「友は常にその愛を示す。もし悩みを共にしないなら,何のための兄弟だろうか」。―伝道 4:10。箴 17:17,今日の英語聖書。

  • 第二部 ― 互いに助け合う ― 書籍研究の群れを通して
    王国宣教 1979 | 11月
    • 第二部 ― 互いに助け合う ― 書籍研究の群れを通して

      1 わたしたちは皆,宣べ伝える責任に等しくあずかっていますが,経験や能力となるとだれもが同じわけではありません。(コリント第一 12:29,30)新しい人もいれば経験に乏しい人もいます。教育や言語の障壁ゆえの限界を持つ人もいます。野外奉仕の一つの分野に特に経験を積んでいるものの,別の分野には経験がない人もいます。当然のことながら,わたしたちは皆,良いたよりの有能で効果的な宣明者になることを願っています。わたしたちの経験や能力の益を他の人々と分かち合うようにすれば,結果として大きな喜びが得られます。―使徒 20:35。

      2 書籍研究の群れの取決めは,互いに援助し合うための優れた備えです。多くの伝道者たちは,群れの他の人々を援助できるほどの経験や能力を持っています。多くの場合,そうした人たちに必要を知らせ,援助を求めるだけで事は足りるのです。各書籍研究の司会者が,奉仕において援助の手が要りそうな人たちと,進んで行なう気持ちがあり,効果的な助けを与える最善の立場にありそうな人たちとに考慮を払うことをお勧めしたいと思います。

      3 このことを思いに留めたなら,司会者はまず経験を積んだ奉仕者に近づき,経験の少ない人と一緒に働くことについて話し合うことができます。例えば,姉妹にであればこう言ってもよいでしょう。「よかったら,一日か二日,__姉妹と家から家の奉仕で一緒に働いてみてくださいませんか。__姉妹は,姉妹の経験からきっと益が得られるだろうと思います。お二人とも,しばらく友として一緒に働くことを楽しまれると思いますし,きっとお互いの励ましになるに違いありません」。

      4 経験を積んだ姉妹が同意したら,司会者はその姉妹がもう一方の姉妹にそのことを話し,自分たちに合った取決めを設けるように提案することができます。場合によっては,司会者がどのように進めるかについて提案を持っていることもあり,二人は司会者と共にそのような事柄を話し合いたいと思うかもしれません。一緒に準備したり,奉仕に参加したり,関心を持つ人を続けて世話する面で,二人にとって最も都合の良い計画を立てることができます。

      5 司会者は,どうやっているか時々尋ねたりして兄弟たちに真の関心を示すべきです。司会者の助力や励ましの言葉は,彼が単に研究の司会をするだけの存在ではないことを示すものです。彼は他の人々に優しい愛情を示し,彼らの霊的な進歩に心からの関心を示します。一週間,群れを訪問するに際して,奉仕監督も何が成し遂げられているかに関心を持ちます。書籍研究単位で互いに助け合う取決めを拡張してゆくという意図のもとに奉仕監督や書籍研究の司会者が行なう事は何でも,会衆全体を強めるものとなるでしょう。―テサロニケ第一 2:7,8。

  • 日本の野外奉仕報告: 8月
    王国宣教 1979 | 11月
    • 日本の野外奉仕報告: 8月

      平均 平均 平均 平均

      伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌

      特別開拓者 413 123.5 48.4 3.9 133.5

      開拓者 6,897 59.4 26.7 3.4 37.8

      補助開拓者 3,346 62.2 21.8 1.7 32.3

      伝道者 39,817 14.1 5.9 0.8 9.8

      合計 50,473 書籍配布: 120,885

      新しく献身しバプテスマを受けた人: 812

      昨年の平均に対する伝道者の増加: 15%

  • 質問箱
    王国宣教 1979 | 11月
    • 質問箱

      ● 王国会館で結婚の披露宴を持つことができますか。

      王国会館は,その名が示しているとおり神の王国の関心事を進める目的でささげられた場所です。したがって結婚の披露宴その他の個人的な事柄のために王国会館を使用するべきではありません。もちろん,結婚の話や葬式は,会衆の奉仕委員が認めるなら,会衆の通常の集会を妨げない時間に王国会館で行なうことができます。しかし,披露宴やだれかの歓迎会,送別会のような目的のために王国会館を用いて,くつろいだ社交的な交わりを持ったり,飲食をするのはふさわしいことではありません。そうした集まりを持ちたいのであれば,個人の家や別の会場を借りることができるでしょう。

      では,午前の集会が終わった後,午後の野外奉仕に参加するため,家に帰って昼食を取るよりも王国会館で食事をした方が時間を効果的に用いられる,といった場合はどうでしょうか。その場合の飲食は社交的なものとは異なり,野外の活動に出かけるために行なわれるのですから,差し支えないと考えることができます。いずれにしても,わたしたちは個人的な事柄のために王国会館を使用することを注意深く避けることにより,『物のきよきと世のつねなるとを』はっきりと区別いたしましょう。(レビ 10:10)そして,野外の活動に熱心に参加することにより,王国会館の目的を真に認識していることを示しましょう。

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