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バプテスマ聖書から論じる
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彼らをみな滅ぼしたのです。人の子が表わし示されようとしている日も同様でしょう」。
弟子たちが受けた,聖霊によるバプテスマと同じではない
使徒 1:5: 「ヨハネは確かに水でバプテスマを施しましたが,あなた方[イエスの忠実な使徒たち]はこれから幾日もたたないうちに聖霊をもってバプテスマを施され(ます)」。
使徒 2:2-4: 「突然,激しい風の吹きつけるような物音が天から起こり,彼らの座っている家全体を満たした。そして,さながら火のような舌が彼らに見えるようになってあちらこちらに配られ,彼ら各々の上に一つずつとどまり[包まれたり浸されたりしたのではない],彼らはみな聖霊に満たされ,霊が語らせるままに異なった国語で話し始めたのである」。
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ハルマゲドン聖書から論じる
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ハルマゲドン
定義: ヘブライ語に由来し,多くの翻訳者が「ハルマゲドン」と訳している,ギリシャ語ハル マゲドーンには,「メギドの山」もしくは「軍隊の集結の山」という意味があります。聖書はこの名称を,核兵器による大破壊ではなく,宇宙的な規模で到来する「全能者なる神の大いなる日の戦争」と結び付けています。(啓示 16:14,16)この名称は特に,地上の政治支配者たちがエホバとイエス・キリストによるエホバの王国とに敵対して集合する「場所[ギリシャ語,トポン; つまり,状態もしくは情勢]」に関して用いられています。そのような敵対的態度は,神の王国の目に見える代表者,つまり地上にいるエホバの僕たちに対する全地球的な行動というかたちで示されるでしょう。
いわゆる“熱核ハルマゲドン”によって人間がこの地球を破滅させることを神は許されるでしょうか
詩編 96:10: 「エホバ自ら王となられた。産出的な地[ヘブライ語,テーヴェール; 肥沃で人が住む所としての地,居住可能なこの地球]も堅く立てられているので,よろめかされることはありえない」。
詩編 37:29: 「義なる者たちは地を所有し,そこに永久に住むであろう」。
啓示 11:18: 「諸国民は憤り,あなたご自身の[エホバの]憤りも到来しました。また……地を破滅させている者たちを破滅に至らせる定められた時が到来しました」。
聖書が述べているハルマゲドンとは何ですか
啓示 16:14,16: 「それらは実は悪霊の霊感による表現であってしるしを行ない,また人の住む全地の王たちのもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである。そして,それらは王たちを,ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる場所に集めた」。
ハルマゲドンの戦いはただ中東でのみなされるのですか
すべての国の支配者や軍隊が神に敵対する側に集められます
啓示 16:14: 「それらは……人の住む全地の王たちのもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日の戦争に彼らを集めるためである」。
啓示 19:19: 「わたしは,野獣[人間の政治的支配全体]と地の王たちとその軍勢が,馬に乗っている方とその軍勢に対して戦いをするために集まっているのを見た」。
エレミヤ 25:33: 「エホバに打ち殺される者は,その日,地の一方の果てから地の他方の果てにまで及ぶであろう」。
ハルマゲドンという名称が用いられてはいても,その戦争が文字どおりのメギドの山で行なわれるという意味ではないはずです
文字どおりのメギドの山は存在しません。高さ約21㍍の荒れ塚が古代メギドの遺跡として見いだされるだけです。
「人の住む全地」の王たちや軍勢が,メギドの下方に広がる文字どおりのエスドラエロン平原の中に入ることはできません。その平原は三角形で,長さは32㌔,幅は東側で29㌔しかありません。―「聖書地理」(ニューヨーク,1957年),デニス・ベイリー,148ページ,英文。
歴史におけるメギドの役割を考えると,その名称は適切です。メギドの下方に広がる平原は何度も決定的な戦いの場となったからです
その場所でエホバは,カナン人の軍の長シセラを裁き人バラクの前に敗北させました。―裁き人 5:19,20; 4:12-24。
エジプトのファラオ,トトメス3世はこう述べました。「メギドを攻略することは,一千の町を攻略するに等しい」―「旧約聖書と関係のある古代
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