ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔86 6/1 31ページ
  • 読者からの質問

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 読者からの質問
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
  • 関連する記事
  • 「エホバにとっては……何の妨げもない」
    その信仰に倣う
  • ヨナタン ―『彼は神と共に働いた』
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2007
  • 固い友情で結ばれた2人
    その信仰に倣う
  • ヨナタン ―『千人の中の一人の人』
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1980
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
塔86 6/1 31ページ

読者からの質問

■ 戦闘の終わらないうちに食物を食べる兵士をサウル王がのろった後,ヨナタンははち蜜を少し食べましたが,その時ヨナタンは神の恵みを失いましたか。

サウルの性急な誓約がもとでイスラエルは危うくのろわれそうになりましたが,ヨナタンがその誓約に反することをしたからといって神の不興を受ける者になったとは思われません。

この出来事は,サムエル記第一 14章24節から45節に説明されています。ヨナタンの目覚ましい働きによって勇気づけられたイスラエル人は,敵のフィリスティア人と戦っていました。サウル王は次のように言いました。「夕方になる前に,わたしが敵に復しゅうをするまで,パンを食べる者は,のろわれよ!」(24節)ヨナタンは父親の誓約のことを知らずに,はち蜜を少し食べて活力を得ました。同じように疲れ果てていた他のイスラエル人は,牛をほふり,血の抜かれていない肉をむさぼり食べ,罪をおかしました。サウルはその罪に関して祭壇を築きましたが,自分の息子がしたことについては知りませんでした。

戦いを推し進めることについてサウルが神の導きを求めた時,エホバはお答えになりませんでした。トンミム(神聖なくじが関係していたものと思われる)を用いることによってサウルは,自分の息子がその軽率な誓約を破っていたことを知りました。しかし,実際のところヨナタンにはどれほどの罪がありましたか。

まず第一に,その誓約をした時の王の態度を思い起こしてみてください。フィリスティア人に対して勝利を得ることによって神に誉れを帰したいという願いをはっきりと示してはいませんでした。むしろ,『わたしが自分の敵に復しゅうをするまで』,食べる者はのろわれる,と性急に語りました。そうです,その誓約は王の権力に対するそうした間違った見方,あるいは誤った熱意から出たものでした。その誓約は神の支持を得ていなかったことでしょう。その誓約があったために,動物の血に関するイスラエル人の戦士の罪が持ち上がりました。その誓約に妨げられていなかったなら,彼らは食物を見つけることができ,力を得てフィリスティア人を追撃し,ついには完全な勝利を得たかもしれません。

神は,ヨナタンが(知らずに)サウルの誓約に違反していたことを明示するために,トンミムの使用を許されましたが,これは神がその性急な誓約を是認しておられたという意味ではありません。神がヨナタンをとがめられるべき者と見ておられたという記述はどこにもありません。事実,ヨナタンは父親の軽率な誓約に違反したことの結果をすすんで受けるつもりだったのに,事態はヨナタンの命が救われるように動きました。イスラエルの兵士たちは,ヨナタンが「神と共に」その偉業を成し遂げたと言って,どうにかこうにかヨナタンを請け戻しました。その後の年月に見るとおり,サウルは次々に過ちを犯しましたが,ヨナタンのほうは引き続きエホバの是認を得ていました。

■ サムソンやギデオンのような裁き人は何人いましたか。

裁き人の人数を数える場合,挙げられる数は,イスラエルの特定の人々をどう見るかによって異なります。しかし,ヨシュアとサムエルの間の12人の男子が裁き人として仕えた,と言うのが妥当でしょう。

モーセおよびヨシュアの時代に,会衆の年長者たちの中には,訴訟事件に関して聴聞を行ない,裁決を下すために選ばれていたという意味で,裁き人であった人もいました。(出エジプト 18:21,22。ヨシュア 8:33; 23:2)ヨシュアの死後,イスラエルは真の崇拝から逸脱し,他の民族に苦しめられるようになりました。裁き人 2章16節には次のように述べられています。「するとエホバは裁き人たちを起こされ,その者たちが彼らを略奪者の手から救うのであった」。エホバはまずオテニエルという名の人物を裁き人すなわち「救い手」として起こされました。(裁き人 3:9)その後,エフド,シャムガル,バラク,ギデオン,トラ,ヤイル,エフタ,イブツァン,エロン,アブドン,およびサムソンが登場しました。

これら12人とは別に,聖書は裁くことと関連してデボラ,エリ,およびサムエルのことを述べています。(裁き人 4:4。サムエル第一 4:16-18; 7:15,16)しかし,デボラは第一に女預言者と呼ばれており,裁き人バラクと結びつけられています。民を圧迫から救出することにおいて特に指揮を執ったのはバラクです。同様に,エリはおもに大祭司であり,戦いによってイスラエルに自由をもたらした「救い主」ではありませんでした。(ネヘミヤ 9:27)ですから,デボラとエリはイスラエルを裁く務めに就いていたとはいえ,初めから明確に裁き人として特別に『起こされた』12人の男子に加えてその名を挙げることはしないのです。使徒 13章20節には,「預言者サムエルの時に至るまで……裁き人[が与えられた]」と述べられています。裁き人の時代として知られる期間はこれによって限定され,サムエルとその子らを普通は裁き人として数えない理由もここに示されています。―サムエル第一 8:1。

    日本語出版物(1954-2025)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする