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  • エホバの行なわれたことを詳しく話すのは何と有益なのでしょう
  • わたしたちの王国宣教 1994
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わたしたちの王国宣教 1994
宣 94/2 5–6ページ

エホバの行なわれたことを詳しく話すのは何と有益なのでしょう

1 霊感を受けた詩編 48編の筆者は,イスラエルの人々に対し,『シオンを巡り,その塔を数え,その住まいの塔を調べよ。それを後の世代に詳しく話すために』と勧めました。彼らはエホバに対する愛に動かされ,神権的支配の地上での中心地であるこの都市に関するあらゆる細かな点に鋭い関心を寄せるはずでした。これら細かな点は,かけがえのないものとなったことでしょう。シオンは,エホバがご自分のみ名を置かれた都市だったからです。彼らはこの都市について話したはずです。また,心に刻んだ点をすべて,わけても子供たちに必ず聞かせたいと思ったに違いありません。―詩編 48:12,13。

2 わたしたちが生きている現在,エホバのメシアによる神権的支配は,もはや地上のシオンではなく,天のエルサレムを中心としています。(ヘブライ 12:22)イエス・キリストの手中にあるエホバの王国は,1914年以来支配しています。(啓示 12:10)わたしたちは,王国の活動に最大の関心を寄せています。また,エホバが地上にいる僕たちを導き,王国の目に見える代表者として用い,ご意志を成し遂げてこられた方法にも鋭い関心を寄せています。この点に関連した胸の躍るような詳細は,「エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々」という新しい書籍の中で説明されています。わたしたちは,少し前に開かれた「神の教え」地域大会でこの本を受け取って,どんなにか喜んだことでしょう。

3 9月1日現在,この本はすでに20の言語で発行され,他の13の言語を使う人々の必要を満たすために翻訳・出版の作業が進められています。ご家庭では,この本が手に入りましたか。あなたはすでに読み進めていますか。そこから学んだ事柄を話題にしているでしょうか。

4 大会で提案されたように,多くの兄弟姉妹は,写真や挿絵を眺めながらその説明文を読んだ後,時を移さず本文の通読を始めています。どんな感想が寄せられているでしょうか。以下にその幾つかを挙げます。

5 ある姉妹はこう書いています。「こんな本を手にしたのは初めてです。早く読み終えたくてたまりません。そうすれば,もう一回読めるからです。今25章を読んでいます。読めば読むほど涙があふれ,エホバに対する愛で心がいっぱいになります。本当に励みとなり,信仰を強める書籍です」。

6 40年余りエホバに仕えている一人の兄弟は,こう述べています。「これほど夢中にさせる本であるとは思っていませんでした。夜は遅くまで起き,朝は早起きして,2週間で読み終えました。確かにこの本は,これまで読んだ中でも特に感動した本です。最高級の調査がなされている本であるというだけでなく,最高級の励ましを与えてくれる本でもあります」。

7 定期的な通読計画: この本全体を素早く読み終えた人で,もう一度,今度は速度を落として読むことにした人もいます。

8 もし,家の中で真理にいる人があなたのほかにもいるならば,この本の様々な部分を家族研究で用いたいと思われるでしょう。大会で書籍を受け取って数日後,早速そうすることにした家族もあります。「ものみの塔」研究の予習といった他の事柄をなおざりにしてもよいということではありません。とはいえ,15分ないし20分を余分に費やして,「ふれ告げる人々」の本を読み,内容を話し合うのは非常に有益であることに気づかれるでしょう。

9 毎晩,夕食を終えて食卓から離れる前に二,三ページ ― おそらく副見出しの一つか二つ ― を読んでいる家族もあります。そうすれば,個人としては本を大方読み終えているとしても,じっくり読み,内容について話し合う機会を持つことによって益が得られます。このようにしている人の中には,エホバに長年奉仕してきた人もいます。このような人の場合,通読の際に多くのなつかしい思い出がよみがえります。読んでいる出来事にちなんだ自分自身の体験を共に話し合うなら,心温まるものを感じます。

10 家庭の事情ゆえに一人で通読を行なう方もおられるでしょう。ある姉妹は,協会に次のように書き送りました。「私は毎晩寝る前にこの本を少しずつ読んでいます。この本のおかげで真理に対する感謝や愛を深めることができました。エホバを一層身近に感じ,エホバの組織の一員であることに対する感謝の念があふれるばかりです。どのページに目を通しても,本当に味わいがあります」。

11 本は大きいものの,本の各部は大きくありません。第1部は,アベルの時代から1992年までの出来事を,駆け足ながらも胸を躍らせる仕方で扱っています。それも,わずか108ページしか割いていません。第2部から第7部は,13ページないし150ページの長さです。各部は幾つかの章に分かれています。大急ぎで読む代わりに,一度に一つの部,一つの章,あるいは一つの副見出しに注目してください。楽しみながら,内容から益を得てください。

12 読んでいる事柄について時間を取って考える: 何を目標に読み進めることができますか。単にページ数をこなして,本を読破することだけを目標にしないでください。「ふれ告げる人々」の本には,皆さんにとって霊的な遺産となる記録が載せられています。それらの記録に精通するのは望ましいことです。読んだ事柄の持つ意味を,時間を取って考えましょう。古代のエホバの証人の活動を振り返るときは,彼らの信仰にどうすれば倣えるかを考えてください。(ヘブライ 12:1,2)大規模な背教の進展について読むときは,自分の霊性を守ることを念頭に置き,離れていった人々を捕らえたわなに特に注目してください。現代のわたしたちの歴史を振り返るときは,神に用いられた人々の霊的な特質に着目しましょう。神のご意志を行なうことは,生活で最も重要な事柄であるという認識を彼らがどのように実証しているか,また神の許しによって生じた事態 ― 極めて困難な事態をも含む ― に彼らがどのように対応してきたかに着目するのです。―ヘブライ 13:7。

13 エホバがご自分の民を導いて,わたしたちが現在持っている聖書の真理の明快な理解を与えた詳しい経緯を掘り下げて調べるなら,信仰が強まるでしょう。組織の発展に関する知識を増し加えるなら,エホバが用いておられる目に見える取り決めに対する認識が深まるでしょう。預言の成就として,良いたよりが地の最も遠い所にまで伝わったいきさつを読むなら,興奮を覚えるに違いありません。王国をふれ告げるために熱心に働いてきた世界各地の忠実な人々の経験から,心温まるものを感じるでしょう。忠実な兄弟姉妹がエホバを愛しているゆえにこれまでどんなことに耐えてきたかを読むなら,自分が直面している試練に立ち向かうよう強められるでしょう。

14 区切りのよい部分まで読んだなら,時間を取って,内容の価値について話し合い,詳細を復習してください。年若い子供たちがいるなら,写真や挿絵について説明するように促してください。示されている人々について何を知っているかを聞いてください。一人で読む場合でも,学んでいることについて努めて他の人に話してください。内容を再訪問のときや家庭聖書研究の司会のときに適宜用いましょう。繰り返し語るなら,自分の思いと心に内容を刻み込むことができますし,他の人の益にもなります。

15 詳細に関心を払う: 「ふれ告げる人々」の本を読むために充てる時間を,楽しいと同時に有益なひとときとしましょう。

16 ご家族でエホバの証人の世界本部を見学したいと思われませんか。208ページと209ページには,100年ほど前に協会がピッツバーグとその周辺で用いた施設が出ています。216ページと217ページを見れば,後にブルックリンで用いられた建物を知ることができます。352ページから356ページの写真は,現在の世界本部の様子を思い描くのに役立ちます。26章と27章には,ベテルで行なわれている仕事の詳細が載っていますし,295ページから298ページを通しても,ベテルでの生活をかいま見ることができます。

17 わたしたちの大半は,幾つもの協会の支部を見学するというわけにはいきません。「ふれ告げる人々」の本の357ページから401ページを開けば,世界旅行ができます。大急ぎで駆け回る必要はありません。各々の国や地域で,しばし時間を取って,様子を味わってください。それぞれの場所の位置を確認するため,415ページから417ページの世界地図を活用してください。各支部の写真や挿絵に付いている説明文を読みましょう。索引からも,各々の国や地域に関する興味を誘う点が見つかります。この機会を活用して,他の国や地域に住む霊的家族の成員について知ってください。

18 打ちとけた集まりのとき,一般常識を試すゲームをすることがあります。それよりも,エホバの民の現代の歴史における顕著な年代と出来事を詳しく知るほうが,はるかに有益ではないでしょうか。そのような事柄が,「ふれ告げる人々」の本の718ページから723ページに数多く挙げられています。この一覧表は基本的な骨組みであり,詳しい点は本の他の箇所から付け加えることができます。これらをもとに復習してみてください。おそらく家族の中で,子供や若い人のほうが早く覚えることができるでしょう。年齢の高い人々は,覚えるのに少し余分に時間がかかるかもしれません。それでも,挙げられているのは神権的な歴史の詳細であり,それを知っておくことは全員のためになります。年代と基本的な出来事を覚えたなら,その土台の上に建ててください。各々の出来事に関して,詳細な点をどれほど多く思い出せるかを試しましょう。その後,各々の出来事が神のご意志を達成する点で果たした役割について話します。次いで,その出来事が自分の生活にどんな影響を与えたか,またエホバが行なっておられる事柄の中で自分がどんな役割を果たしているかについて話し合ってください。

19 あなたに開かれている機会に目を留めてください: 「エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々」の本を読み,それに基づいて話し合うとき,イザヤ 60章22節の壮大な成就の様子が眼前に開けるでしょう。この本の519ページにはこのように記されています。「『小さな者が千となる』という約束は確かに,そして十分に成就してきました。かつて『小さな者』さえいなかった ― 1919年当時にはエホバの証人が一人もおらず,全く伝道が行なわれていなかった ― 50以上の国や地域に,今ではそれぞれ1,000人以上のエホバの賛美者がいます。その中には,現在,神の王国を熱心にふれ告げるエホバの証人が何万人,いや十万人以上もいる国さえあるのです。エホバの証人は世界的に『強大な国民』となりました。彼らの人数は,世界的な一致した会衆として,世界の少なくとも80の自治国家それぞれの人口よりも多いのです」。

20 王国の増加をもたらすこの活動は,決して終わってはいません。むしろ,エホバは業の速度をかつてないほど速めておられるのです。あなたはその業にどの程度携わりますか。自分に対して開かれているすべての機会を本当に意識しておられますか。他の人々が行なっている事柄について学ぶ際,あなたの心が動かされ,わたしたちの愛にあふれた神が現代においてイエス・キリストを通して導いておられる壮大な業に参加するために,あなたご自身を最大限に差し出すことができますように。

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