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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2022
塔研22 09月号 27ページ
サウロが,光に目がくらんで地面に倒れ込んでいる。そのサウロをユダヤ人たちが取り囲んでいる。

読者からの質問

使徒パウロはどんな意味で,自分のことを「早産で生まれた子」と言いましたか。(コリント第一 15:8)

コリント第一 15章8節でパウロはこう述べています。「最後に,私の前にも現れてくださいました。あたかも早産で生まれた子の前に現れるかのようにです」。私たちは以前,ここでパウロは,天で栄光を受けたイエスの幻を見た時のことについて語っていて,天への復活が実際に起きるよりもはるか前にその復活を経験したかのようだった,と理解していました。しかし,さらに研究が行われた結果,理解を調整する必要があることが分かりました。

確かにパウロはここで,自分がクリスチャンになった時のことについて述べていました。では,パウロはどんな意味で,自分は「早産で生まれた」と言っていたのでしょうか。幾つかの可能性があります。

パウロがクリスチャンになったのは,突然で衝撃的なことだった。早産は突然に生じるものです。サウロ(後のパウロ)は,ダマスカスに行って,そこのクリスチャンを迫害しようとしていたので,自分が復活したイエスの幻を見るとは思ってもいなかったことでしょう。パウロの改宗は,パウロ自身だけでなく,パウロが迫害しようとしていたダマスカスのクリスチャンにとっても,大きな驚きでした。また,この出来事はパウロにとってとても衝撃的なものでした。一時的に目が見えなくなったのです。(使徒 9:1-9,17-19)

パウロの改宗は,誰も予期していない時に生じた。「早産で生まれた子」と訳されているギリシャ語は,「ふさわしくない時に生まれた子」と訳すこともできます。「エルサレム聖書」(英語)は,この聖句を「私は誰も予期していない時に生まれたかのようでした」と訳しています。パウロが改宗した時,イエスはすでに天に復活していました。パウロが文脈で述べている人たちとは異なり,パウロは,復活して天に行く前のイエスを見てはいませんでした。(コリ一 15:4-8)この幻によってパウロは復活したイエスを見ることができましたが,それは「ふさわしくない時」,つまり誰も予期していない時に生じたように思えました。

パウロは自分のことを謙遜に語っていた。ある学者によると,パウロがここで使った表現には否定的な意味合いもあります。パウロがそのことを思いに留めていたとすれば,使徒としての務めは自分にふさわしくない,ということを認めていたことになります。実際,続く部分でパウロはこう言っています。「私は使徒のうち最も小さな者で,使徒と呼ばれるに値しません。神の会衆を迫害したからです。今の私があるのは,神の惜しみない親切のおかげです」。(コリ一 15:9,10)

ですから,パウロはここで,幻が突然に与えられたこと,自分の改宗が誰も予期していない時に生じたこと,あるいは自分は素晴らしい幻を与えられるのに値しない者であることを述べていたのかもしれません。いずれにしても,この出来事はパウロにとって非常に重要でした。イエスが復活したことをはっきり示すものとなったからです。パウロがイエスの復活について語る時に,この経験について何度も話したのも,不思議ではありません。(使徒 22:6-11; 26:13-18)

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