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目ざめよ! 2007
目 07/9 30ページ

「医学にとって重要な貢献」

メキシコの「目ざめよ!」執筆員

エホバの証人は,無輸血治療を選択することで世界的に知られています。聖書に基づくこの立場は,非難されることもあります。とはいえ,メキシコ市の主要新聞「レフォルマ」(スペイン語)によれば,国立腫瘍学研究所の外科医長アンヘル・エレーラは,こう述べました。「エホバの証人は愚か者でもないし狂信者でもない。……出血量を抑える必要があることについて医療専門家に考えさせ,医学にとって重要な貢献をしてきた」。

15年前,エレーラ医師は,無輸血で手術を行なうために,麻酔科医と外科医から成る一つのチームを組みました。そのチームの麻酔科医の一人イシドロ・マルティネスは,こう述べています。「適切な麻酔を施すことにより,出血量を抑える方法がすべて使える。そのようにして,実際にエホバの証人を,その宗教的立場を尊重しながら助けることができる」。

2006年10月にレフォルマ紙は,輸血の代替療法が30以上あることを報じました。そうした療法の中には,血管を焼灼すること,止血剤を含んだ特製ガーゼで臓器を覆うこと,血漿増量剤を使うことなどが含まれます。a

メキシコ市にあるラ・ラサ総合病院の心臓外科医長モイセス・カルデロンは,通常,輸血なしで手術を行なっています。レフォルマ紙の記事の中でこう述べました。「輸血は無害な方法ではない。ウイルス,細菌,寄生虫などに感染させる危険がある。さらに,アレルギー反応が起きて腎臓や肺の機能に変化を生じさせることもある」。そうした危険があるので,カルデロン医師はこう言っています。「我々はどの患者に対する手術も,エホバの証人の手術をするときと同じように行なっている。可能な限り出血を少なくし,失われた血液を回収し,出血を抑える薬を使うようにする」。

その新聞は,エホバの証人が医療上の立場の根拠としている主要な聖句,使徒 15章28,29節を引用しました。その聖句の中で,使徒たちは次のような布告を出しています。「聖霊とわたしたちとは,次の必要な事柄のほかは,あなた方にそのうえ何の重荷も加えないことがよいと考え(ました)。すなわち,偶像に犠牲としてささげられた物と血と絞め殺されたものと淫行を避けていることです」。

メキシコのエホバの証人の支部にある医療機関情報デスクによると,国内には医療機関連絡委員会が75あり,950人の自発奉仕者が医師たちを訪ねて輸血の代替療法に関する情報を提供しています。この国には,エホバの証人に対する無輸血治療を引き受けてくれる医師が2,000人ほどいます。証人たちは,それらの医師たちの協力に大変感謝しています。医師たちはそうした治療を通して,エホバの証人ではない患者たちを助ける点でも技術を向上させているのです。

[脚注]

a 「目ざめよ!」誌は,無輸血治療に関して特定の療法を推奨しているわけではありません。医療は個人が決定すべき事柄である,と認めているからです。

[30ページの図版]

アンヘル・エレーラ医師

[30ページの図版]

イシドロ・マルティネス医師

[30ページの図版]

モイセス・カルデロン医師

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