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学ぶ 9章 52–56ページ

9章

ゆうわくを退ける必要があります

だれかから,悪いことをするように言われたことがありますか。― その人は,やれるものならやってごらんと言いましたか。あるいは,おもしろいよとか,ほんとうは悪いことじゃないよとか言いましたか。― そういうことをする人は,わたしたちをゆうわくしようとしているのです。

ゆうわくされたら,どうするのがよいでしょうか。ゆうわくに負けて,悪いことをしてもかまいませんか。― そうしたらエホバ神に喜んでいただくことはできません。でも,だれが喜ぶと思いますか。― 悪魔サタンです。

サタンは神の敵です。サタンはわたしたちの敵でもあります。サタンは霊者ですから,わたしたちには見えません。でも,サタンにはわたしたちが見えています。ある日のこと,悪魔は,偉大な教え手イエスに話しかけて,イエスをゆうわくしようとしました。イエスがどうしたかを調べてみましょう。そうすれば,ゆうわくにあったとき,どうすればよいかが分かります。

イエスがバプテスマを受けた後すぐに,天のほうを見て祈っている

イエスは,バプテスマを受けたとき,何を思い出すようになったと思われますか

イエスはいつも神のご意志を行ないたいと思っていました。イエスはその気持ちを,ヨルダン川でバプテスマを受けることによって公に示しました。イエスがバプテスマを受けたすぐあとに,サタンはイエスをゆうわくしようとします。聖書によれば,イエスに対して「天が開け」ました。(マタイ 3:16)これは,イエスが以前に天で神とともに暮らしていた時のことを思い出すようになったという意味でしょう。

イエスはバプテスマを受けたあと,思い出すようになった事柄について考えるため,荒野に行きます。まる40日たちました。イエスはその間ずっと何も食べなかったので,すっかりおなかがすいていました。サタンがイエスをゆうわくしようとしたのはその時です。

悪魔はイエスをゆうわくするために石を用いる

悪魔は石を用いて,どのようにイエスをゆうわくしましたか

悪魔はこう言いました。「あなたが神の子であるなら,これらの石に,パンになるように命じなさい」。パンだったら,どんなにおいしいことでしょう。でもイエスには,石をパンに変えることなどできるのでしょうか。― そうすることもできました。なぜなら,神の子であるイエスは,特別な力を持っていたからです。

あなただったら,悪魔が石をパンに変えるように言ったとき,そうしたと思いますか。― イエスはとてもおなかがすいていました。ですから,1回くらいやってもいいのではないでしょうか。― イエスは,自分の力をそのように用いてはいけないことを知っていました。そうした力がエホバからあたえられた目的は,自分のために用いることではなく,人々を神に引き寄せることでした。

それでイエスは,サタンの言うとおりにはせず,聖書に書いてあることをサタンに告げました。「人は,パンだけによらず,エホバの口から出るすべてのことばによって生きなければならない」と言ったのです。イエスは,エホバに喜ばれることをするほうが,食物を手に入れるより大切であることを知っていました。

ところが,悪魔はもう一度ゆうわくしようとしました。今度はイエスをエルサレムに連れて行って,神殿の高いところに立たせると,こう言いました。『もしあなたが神の子なら,ここから下に身を投げなさい。神の使いたちはあなたが,けがをしないよう守ってくれる,と書かれているからです』。

サタンはなぜ,そう言ったのでしょう。― ばかげたことをするようイエスをゆうわくしようと思ったのです。でも,イエスは今度もサタンの言うことを聞かず,『「あなたの神エホバを試みてはならない」と書いてあります』と言いました。イエスは,命を危険にさらしてエホバを試みる,つまり試すのはまちがっていることを知っていたのです。

サタンはそれでもあきらめず,今度はイエスをたいへん高い山に連れて行きました。そこで,世界のすべての王国,つまり政府と,それぞれが栄えている様子をイエスに見せて,こう言いました。『もしあなたがひれふしてわたしに崇拝の行為をするならば,わたしはこれらのすべてをあなたに上げましょう』。

悪魔の申し出について考えてみましょう。人間の王国,つまり政府はみな,ほんとうにサタンのものだったのでしょうか。― イエスは,それらがサタンのものであることを否定しませんでした。サタンのものでなかったなら,そう言ったことでしょう。サタンは実際に世界のすべての国を支配しています。聖書もサタンのことを「この世の支配者」と呼んでいます。―ヨハネ 12:31。

世界のすべての王国を上げるというサタンの申し出を,イエスははっきり断わる

サタンがイエスに,これらの王国をみな上げましょう,と言えたのはなぜですか

わたしを崇拝するなら,必ずこれを上げます,と悪魔から言われたら,どうしますか。― イエスは,どんなものをもらえるとしても,悪魔を崇拝するのはまちがっていることを知っていました。それでこう言いました。『サタンよ,はなれ去れ! 聖書には,あなたの神エホバをあなたは崇拝しなければならず,この方だけに仕えなければならないと書いてあるからです』。―マタイ 4:1-10。ルカ 4:1-13。

小さな女の子が食べたそうな表情でパイを見ている

ゆうわくされたら,どうしますか

わたしたちも,ゆうわくにあいます。どんなゆうわくがあるか知っていますか。― 例えば,こんなこともあります。お母さんがおいしいパイかケーキのデザートを作りました。そして,食事の時まで食べてはいけませんよ,と言います。ところがあなたは,とてもおなかがすいているので食べたいというゆうわくを感じます。さあ,あなたはお母さんに従いますか。― サタンは,そうしてほしくないと思っています。

イエスのことを思い出してください。イエスも,たいへんおなかがすいていました。でも,食べることより神を喜ばせることのほうが大切だということを知っていました。あなたもお母さんの言いつけを守るなら,イエスに見ならっていることになります。

もしかすると,ほかの子から,何かの薬を飲むように言われるかもしれません。そういう子は,これを飲むと,とてもいい気持ちになるよ,と言ったりします。でもそれは,麻薬かもしれません。飲むと重い病気になって,死んでしまうことさえあります。また,たばこをわたされ,吸えるなら吸ってみろと言われるかもしれません。たばこにも,麻薬がふくまれています。さあ,どうしますか。―

1人の男の子が,2人の男の子にたばこを勧めている,1人はそれを受け取り,もう1人は立ち去る

イエスのことを思い出してください。サタンはイエスに,神殿から飛び降りるようにと言って,イエスの命を危険にさらそうとしました。しかし,イエスは神殿から飛び降りようとはしませんでした。何か危険なことをやってみるようにと言われたなら,どうしますか。― イエスはサタンの言葉に聴き従いませんでした。あなたも,悪いことをさせようとする人の言葉に聴き従ってはなりません。

女の子がロザリオを手にしている

崇拝に何かの像を使うことがまちがっているのはなぜですか

いつか,何かの像を崇拝するように言われる時があるかもしれません。聖書には,そうしてはならない,と述べられています。(出エジプト記 20:4,5)像を崇拝することが,学校の式典にふくまれていることもあります。像は崇拝しません,と言うと,もう学校へ来てはいけません,と言われるかもしれません。そうしたら,どうしますか。―

だれもが正しいことをしているときに正しいことをするのは,簡単です。でも,ほかの人たちが悪いことをさせようとしているときに正しいことをするのは,とても難しい場合があります。その人たちは,自分たちのしていることはそんなに悪くない,と言うかもしれません。しかし,大切なのは,神は何と言っておられるかということです。神は最もよくご存じです。

ですから,人が何と言おうと,神がまちがっていると言っておられることを決して行なってはなりません。このようにすれば,わたしたちは,いつも神に喜んでいただくことができ,悪魔を喜ばせるようなことは決してないでしょう。

悪いことをさせようとするゆうわくを退ける方法については,次の聖句を読むともっと多くのことが分かります。詩編 1:1,2。箴言 1:10,11,14。マタイ 26:41。テモテ第二 2:22。

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