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「自分を神の愛のうちに保ちなさい」
愛 222ページ–223ページ 3節

付録

ビジネス上の争いを解決する

使徒パウロはコリント第一 6章1-8節で,仲間の信者同士の訴訟について述べ,失望を言い表わしています。コリントのクリスチャンの中に,『あえて法廷に,不義の人々の前に行く』人たちがいたのです。(1節)パウロは,クリスチャンが世俗の法廷に仲間を訴えたりせず会衆内で争いを解決すべき強力な理由を挙げています。では,霊感によるこの助言が与えられた理由を幾つか取り上げ,その後,この指示が必ずしも当てはまらない状況について考えましょう。

仲間の信者との間でビジネス上の争いが生じた場合,わたしたちは何よりもまず,自分の方法ではなくエホバの方法で物事を扱うようにします。(箴言 14:12)イエスが述べたとおり,争い事は,大問題に発展する前にすばやく解決するのが最善です。(マタイ 5:23-26)しかし残念ながら,クリスチャンの中には,けんか腰になって,争いを世俗の法廷に持ち出す人がいます。パウロはこう述べています。「あなた方が互いに訴訟を起こしていることは,……あなた方にとって全くの敗北を意味しています」。なぜですか。主な理由として,そうした訴訟は会衆の良い評判を落とし,わたしたちの崇拝する神の良い名に恥辱をもたらしかねないからです。それゆえ,わたしたちは次のパウロの言葉を心に留めます。「なぜむしろ害を受けるままにしておかないのですか」。―7節。

さらにパウロは,神が会衆内に優れた取り決めを設けておられ,その取り決めによって多くの争いを解決できる,ということを論じています。長老たちは,聖書の真理の知識に基づく知恵を持つクリスチャン男子です。パウロによれば,長老たちは「今の生活上の事柄」に関して『兄弟たちの間を裁くことができ』ます。(3-5節)中傷や詐欺などの重大な悪行が関係している場合は,イエスが述べた三段階の方法で解決すべきです。まず,当事者だけでの解決に向けて努力します。そして,それがうまく行かなければ,一人か二人の証人を伴って行きます。それもうまく行かなければ,会衆に,つまり会衆を代表する長老たちに問題を提出します。―マタイ 18:15-17。

もとより,クリスチャンの長老は必ずしも法律家や実業家ではありません。そのような者として行動する必要もありません。兄弟間のビジネス上の争いにおける和解条件を定めたりはしないのです。むしろ,聖書に沿って平和裏に解決するよう関係者すべてを援助します。複雑な事例の場合は,巡回監督あるいはエホバの証人の支部事務所に相談するかもしれません。一方,パウロの助言が当てはまらない状況もあります。例えば,どんな状況でしょうか。

訴訟が単なる形式であったり,私心のない平和的な決着のための法的要件だったりする場合があります。以下のようなことのためには訴訟が唯一の手段かもしれません。離婚判決,親権獲得,扶養料決定,保険金給付,破産手続きにおける債権者としての認定,遺言の検認などです。また,訴訟において自分を守るために反訴せざるを得ないと感じる場合もあるでしょう。a

そうした訴訟は,闘争的な精神を抱かずに行なわれるのであれば,霊感によるパウロの助言の精神には反しないでしょう。b とはいえ,クリスチャンが優先すべきなのは,エホバのみ名を神聖なものとすること,および会衆の平和と一致です。キリストの追随者の特徴は何と言っても愛であり,『愛は自分の利を求めません』。―コリント第一 13:4,5。ヨハネ 13:34,35。

a まれなこととはいえ,クリスチャンが仲間のクリスチャンに対して重罪を犯すことがあるかもしれません。強姦,脅迫,殺人,重大な窃盗などの犯罪です。そのような場合に事件を当局に報告することは,結果として刑事裁判になるとしても,クリスチャンとして間違ったことではありません。

b さらに詳しくは,「ものみの塔」誌,1997年3月15日号,17-22ページ,および1991年10月15日号,25-28ページをご覧ください。

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