ツェファト
(Zephath)[恐らく,「見張っている」を意味する語根に由来]
ユダの領地の南部にあったカナン人の王都。アラドの南にあったと思われます。ユダとシメオンの連合軍によって攻め落とされました。(裁 1:16,17。ヨシュ 15:30; 19:4と比較。)この都市は,「滅びのためにささげること」という意味の「ホルマ」と改称されました。この都市は,カナン人の他の都市のように,エホバによって『禁令の下に』置かれ,滅びのためにささげられることになっていました。(申 7:1-4)こうしてユダとシメオンの部族は,この禁令の言葉をツェファトに適用していました。ツェファトは,その地域または地方のカナン人の主要都市だったのかもしれません。―「ホルマ」を参照。