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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2012
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親切は辛い気持ちを和らげる

オランダでのこと,エホバの証人のジョルジュとマノンがある年配の女性に王国の良いたよりを伝えようとしたところ,非常にぶしつけな態度を取られました。しかし二人は,その女性が最初の夫,再婚相手,そして息子とも死に別れ,ひどい関節炎を患っていることを知りました。その女性は話をしているうちに幾らか落ち着きを取り戻しましたが,友好的な態度を示すことはありませんでした。

それでもジョルジュはマノンに,花束を持ってもう一度訪問しよう,と言いました。その人がとても寂しく辛そうに思えたからです。実際に行ってみると,リーというその女性はとても驚き,喜びましたが,その時はあいにく都合がつきませんでした。それで二人は別の日に訪問する約束をし,再び訪ねてみましたが,だれも出て来ません。その後,何度訪問しても,リーと会うことはできませんでした。それで,自分たちは嫌われているのではないかとさえ思うようになりました。

しかしある日ついに,ジョルジュはリーに会うことができました。リーは,入院していたため約束の日に家にいなかったことをジョルジュに謝り,こう言いました。「お二人が帰ってから何をしたと思います? 聖書を読み始めたんですよ」。こうして,楽しい話し合いが続き,聖書研究が始まりました。

リーは聖書を研究するにつれ,辛い気持ちが和らいでゆき,幸福で親切な人になってゆきました。病気のため外出できません。しかし,自宅を訪ねて来る人すべてに,自分が新たに見いだした信仰について伝えるようになりました。集会にはあまり出席できませんが,兄弟姉妹たちが家に来てくれることは大好きです。82歳になったちょうどその日に,巡回大会で,神への献身の象徴としてバプテスマを受けました。

そのわずか数か月後,リーは亡くなりました。しかしその後,リーの書いた詩が見つかりました。その中で,老齢になってから味わう孤独感がどれほど辛いものか,そして親切の大切さが強調されていました。マノンはこう言います。「その詩を読んで心を打たれました。そして,エホバの助けによってリーに親切を示せたことを本当にうれしく思いました」。

確かに,エホバご自身の模範は,そうした愛や親切を示すようにわたしたちを動かします。(エフェ 5:1,2)わたしたちが「親切さ」により「自分を神の奉仕者として推薦する」時,宣教は実り豊かなものとなるのです。―コリ二 6:4,6。

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