教えて育てる
レッスン11
分かりやすく
原則: 「理解しやすい言葉を話[す]」。(コリ一 14:9)
イエスの手本
1. 動画を見るか,マタイ 6章25-27節を読んで,次のことを考えましょう。
(ア)エホバが私たちを愛し養ってくださることを,イエスはどんな例えで教えましたか。
(イ)イエスは鳥について多くのことを知っていましたが,どんなところだけを取り上げましたか。これが良い教え方だと言えるのはどうしてですか。
イエスから学べること
2. シンプルに分かりやすく教えると,要点が覚えやすくなり,相手の心に響きます。
イエスに見習う
3. 話し過ぎない。学んでいる内容について自分が知っていることを全部伝えようとするのではなく,教材の要点を際立たせてください。質問をしたら,相手が答えてくれるまで辛抱強く待ちましょう。答えが分からないようだったり,聖書の教えとは違う答えが返ってきたりした場合,補足的な質問をして,相手が自分で考えて正しい答えにたどり着けるように助けます。学んでいる人が要点を理解できたら,次に進みます。
4. 新しく学ぶことを,これまでに学んだことと結び付ける。例えば,復活についてのレッスンを始める前に,死んだ人の状態についての聖書の教えを少し復習するとよいかもしれません。
5. よく考えて例えを使う。次のように考えてみてください。
(ア)「この例えはシンプルだろうか」。
(イ)「相手にとって分かりやすいだろうか」。
(ウ)「どんな例えだったかだけでなく,例えで伝えたかったことが心に残るだろうか」。