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塔研25.09 36

研究記事 36

123番の歌 牧者 ― 人々の賜物

「長老たちを呼んでください」

「その人は会衆の長老たちを呼んでください」。ヤコブ 5:14

ポイント

長老に助けてもらうことが大切なのはどうしてでしょうか。

1. エホバが羊を大切にしていることはどんなことから分かりますか。

エホバは牧者として羊をとても大切にしています。イエスの血によって羊を買い取り,その世話を長老たちに任せています。(使徒 20:28)エホバは長老たちに羊を優しく扱ってほしいと思っています。長老はリーダーであるキリストに従い,羊を爽やかにしてエホバとの絆を壊すものから守ります。(イザ 32:1,2)

2. エホバはどんな羊のことを特に気に掛けていますか。(エゼキエル 34:15,16)

2 エホバにとってはどの羊も大切ですが,特に苦しんでいる羊のことを気に掛けています。エホバは長老たちを通して助けの手を差し伸べます。(エゼキエル 34:15,16を読む。)でもエホバは,必要なときには自分から助けを求めてほしいと願っています。エホバに祈るだけでなく,会衆の「牧者また教える人」に相談してほしいと思っています。(エフェ 4:11,12)

3. 私たちみんなが長老の役割について学ぶとよいのはどうしてですか。

3 この記事では,エホバが長老たちを通して,私たちがエホバとの強い友情を守れるようどんなふうに助けてくれるかを考えます。次のようなポイントを取り上げます。どんなとき長老に助けを求めるべきか。どうしてそうするべきか。長老はどのように助けてくれるか。今のところ長老に助けてもらわなくても大丈夫そうだとしても,この記事を学ぶとエホバと長老たちへの感謝が深まるはずです。そして,いつか問題を抱えたときにこの記事で学んだ通りにすれば,エホバとの絆と将来の希望を失わずにいられます。

どんなとき,「長老たちを呼[ぶ]」べきか

4. ヤコブ 5章14-16,19,20節にある病気とは,エホバとの絆が弱くなった状態のことだといえるのはどうしてですか。(写真も参照。)

4 ヤコブはどんなときに長老たちに助けを求めたらよいかについて,こう言っています。「病気の人がいますか。その人は会衆の長老たちを呼んでください」。(ヤコブ 5:14-16,19,20を読む。)ここでいう病気とは,エホバとの絆が弱くなっている状態のことです。文脈からそれが分かります。例えば,医師ではなく長老を呼ぶようにと勧めています。癒やされるためには罪が許される必要があるとも言っています。普通,病気になると医師の所に行き,自分の症状を説明し,医師の指示通りにします。エホバとの絆が弱くなったときも,同じようなステップを踏まないといけません。長老の所に行き,自分の状況を話し,聖書を通して与えてくれるアドバイスの通りにします。

1. 男性が肩の調子が悪いことを医師に説明している。2. 外のベンチで,兄弟が長老に相談している。

体の調子が悪いとき医師に診てもらうように,エホバとの絆が弱くなっているときは長老に相談する。(4節を参照。)


5. エホバとの絆が弱くなっていないか,どのように確かめられますか。

5 ヤコブ 5章にある通り,エホバとの絆が弱くなっていると感じるときはいつでも長老に話してください。大切なのは,エホバとの友情に大きなひびが入る前に長老に相談することです。自分を正直に見つめましょう。聖書によると,私たちは自分は大丈夫だと思い込んでしまう可能性があります。(ヤコ 1:22)サルデスにもそうなってしまったクリスチャンがいました。そのことをイエスからはっきり指摘されました。(啓 3:1,2)では,エホバとの絆が弱くなっていないか,どうしたらチェックできるでしょうか。エホバの崇拝にどんな姿勢で取り組んでいるか,以前の自分と今の自分を比べてみることです。(啓 2:4,5)自分にこう問い掛けてみましょう。「以前と同じように聖書を楽しく勉強できているだろうか。集会を休みがちだったり,予習が行き当たりばったりになっていたりしないだろうか。伝道よりも遊ぶことの方に時間を使っているだろうか。以前よりお金や物のことをよく考えているだろうか」。もし思い当たるところがあるとしたら,それはエホバとの絆が弱くなっていることのサインです。そのままにしておくと,ますます弱くなってしまいます。もし自分だけではどうしようもできなくなっていたり,エホバの基準に反することをしてしまったりしているなら,長老に助けてもらいましょう。

6. 重大な罪を犯した人は何をする必要がありますか。

6 会衆から除かれかねない重大な罪を犯してしまったなら,長老に話してください。(コリ一 5:11-13)そういう場合,自分一人でエホバとの絆を取り戻すことはできないからです。贖いによってエホバに許してもらうには「悔い改めたことを示す行動」を取らなければいけません。(使徒 26:20)その行動の1つが長老に話すことです。

7. 長老たちはどんな人のことも助けますか。

7 長老たちは,重大な罪を犯した人だけでなく,エホバとの絆が弱くなっている人のことも助けます。(使徒 20:35)あなたは今欲望に負けないように闘っていますか。エホバの証人になる前にドラッグを使っていたり,ポルノを見ていたり,不道徳な生活を送っていたりした人は特に大変でしょう。諦めそうになる時もあるかもしれませんが,独りで立ち向かわなければいけないわけではありません。話を聞いて良いアドバイスをしてくれそうな長老に相談できます。きっと「欲望に負けないように頑張っていればエホバは喜んでくれる」と励ましてくれるはずです。(伝 4:12)自分の弱さにうんざりしてしまっているとしても,長老は,「そうやって悩むこと自体,エホバとの友情を大切にしていて,誠実に弱さと向き合っている証拠だ」と言って安心させてくれるでしょう。(コリ一 10:12)

8. あらゆる問題について長老に相談すべきですか。

8 とはいえ,あらゆる問題を長老に相談しないといけない,というわけではありません。例えば,かっとなってしまい,兄弟姉妹を傷つけることを言ってしまった場合はどうでしょうか。そういうときは長老に相談するのではなく,イエスのアドバイスに従い,当事者同士で話し合って仲直りするようにしましょう。(マタ 5:23,24)温和,辛抱強さ,自制について調べ,そういうものを表せるように真剣に取り組みましょう。それでも問題が解決しないときは,もちろん長老に相談できます。フィリピのクリスチャンへの手紙の中で,パウロはある兄弟に,ユウオデアとスントケが仲直りできるよう助けてほしいと依頼しました。現代でも,そうやって助けてくれる長老が会衆にいます。(フィリ 4:2,3)

どうして長老たちを呼ぶべきか

9. 気が引けるとしても長老を呼ぶべきなのはどうしてですか。(格言 28:13)

9 重大な罪を犯した時や,弱さに負けそうだと感じる時,長老に助けてもらうには信仰と勇気が要ります。気が引けるとしても長老に助けを求めてください。どうしてでしょうか。エホバがそう勧めているからです。エホバは長老たちを通して,私たちがエホバとの友情を守れるよう助けてくれます。それで長老たちに話すなら,エホバを信頼し,エホバに従っていることになります。倒れてしまいそうな時は,エホバに支えてもらいましょう。(詩 94:18)たとえ罪を犯してしまったとしても,告白して悪い行いをやめればエホバから許してもらえます。(格言 28:13を読む。)

10. 罪を隠そうとするとどうなってしまいますか。

10 助けを求めて長老に話せばエホバとの友情を守れますが,罪を隠してしまうと問題が大きくなってしまいます。ダビデは罪を隠そうとしてしまいました。そのせいでエホバとの友情がダメージを受け,身も心もぼろぼろになりました。(詩 32:3-5)病気やけがと同じように,エホバとの友情にできた傷も手当てをしないと悪くなる一方です。エホバはそのことを知っています。それで私たちに,傷を癒やすために長老に話すよう勧めています。そうやって「物事を正」し,エホバとの友情を取り戻してほしいと願っています。(イザ 1:5,6,18)

11. 重大な罪を隠そうとすると,ほかの人にもどんな影響がありますか。

11 重大な罪を隠そうとすると,ほかの人にも良くない影響があります。会衆に聖なる力が流れにくくなり,そのせいで兄弟姉妹同士の関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。(エフェ 4:30)もし会衆の誰かが重大な罪を犯したことを知ったなら,長老に話すようその人に勧めましょう。a ほかの人の罪を隠そうとすると,自分も罪を負うことになります。(レビ 5:1)私たちはエホバを心から愛しているので,本当のことを長老に話したいと思います。そうすれば,会衆の清い状態を守れます。罪を犯した人がエホバとの友情を取り戻せるよう,助けていることにもなります。

長老たちはどのように助けてくれるか

12. 長老はエホバとの絆が弱くなっている人をどのように助けますか。

12 長老たちにはエホバとの絆が弱くなっている人たちを支える責任があります。(テサ一 5:14)仮にあなたが間違いを犯してしまったとします。そういう時,長老たちは上手に質問して,あなたの深いところにある考えや気持ちを「くみ上げ」ようとします。(格 20:5)長老たちは,ありのままの気持ちを聞きたいと思っています。それで,育った文化や性格や後ろめたさのせいで難しいとしても,心を開いて話してください。そうすれば長老たちに協力していることになります。「言葉が過ぎ」てしまうことを心配しなくても大丈夫です。(ヨブ 6:3)長老たちはすぐに結論を出したりせず,まずは話をじっくり聞いて,アドバイスする前に全体像をつかもうとします。(格 18:13)時間をかけて助けることの大切さをよく分かっているので,難しい問題の場合,ただ一度の話し合いで全てが解決するなどとは思っていません。

13. 長老たちが祈ったり聖書に基づいて教えたりしてくれることには,どんな効果がありますか。(写真も参照。)

13 長老たちは,罪悪感に苦しむあなたに追い打ちをかけようとしたりはしません。逆に,あなたに安心してほしいと思って,あなたのために祈ってくれます。祈ってもらうことには,あなたが思っている以上に「大きな力」があります。また,長老たちは「エホバの名によって油を塗って」くれます。(ヤコ 5:14-16)「油」とは聖書の真理のことです。長老たちは聖書を上手に使って痛みを和らげ,安心させ,エホバとの絆を取り戻せるように助けてくれます。(イザ 57:18)そのように聖書から教えてもらうと,正しいことをし続けようという気持ちになります。長老たちを通して,「これが道である。この道を歩みなさい」というエホバの声を聞くことができます。(イザ 30:21)

1. 先ほどの医師が男性の肩を診察している。壁には男性の肩のレントゲン写真がある。2. 先ほどの長老と別の長老が兄弟の家を訪ね,聖書を使って元気づけている。兄弟はうれしそうに話を聞いている。

長老は聖書を使って痛みを和らげ,安心させてくれる。(13-14節を参照。)


14. ガラテア 6章1節によると,長老は「道を踏み外した」人をどんなふうに助けますか。(写真も参照。)

14 ガラテア 6:1を読む。「道を踏み外す」とは,判断ミスを指すこともあれば,神の律法の重大な違反を指すこともあります。それで,「道を踏み外した」クリスチャンは,エホバの基準に沿って歩めていません。長老たちは愛の気持ちから「その人を優しく正すことに努め」ます。ここで「正す」と訳されているギリシャ語は,後遺症が残らないように骨を正しい位置に戻す医療処置を指して使われることもあります。腕のいい医師が骨接ぎをする時に痛みを感じさせないようにするのと同じように,長老たちもエホバとの絆が弱くなっている人を正す時,痛みが少なくて済むように心掛けます。聖書によると,長老たちは「自分も誘惑されることがないように注意して」いなければいけません。長老は誰かを正す時,自分自身も完璧ではなくて間違いをしてしまうということを忘れないようにします。それで,人を見下したり厳しい態度を取ったりするのではなく,思いやり深く相手に寄り添います。(ペテ一 3:8)

15. 問題を抱えるとき何ができますか。

15 長老たちは信頼できる人たちです。エホバからよくトレーニングされています。それで,秘密を守り,いつも自分の考えではなく聖書からアドバイスし,大変な思いをしている仲間を支え続けることができます。(格 11:13。ガラ 6:2)長老たちの性格もこれまでの経験もいろいろですが,どの長老にでも相談できます。とはいえ,自分が聞きたいことを言ってくれる長老が見つかるまで次々と聞いて回るというのは良くありません。もしそうしてしまうと,聖書の「健全な教え」ではなく「耳をくすぐるような話」を聞きたがっていることになります。(テモ二 4:3)もしかすると長老は,別の長老にも相談したかどうか,もし相談したならどんなアドバイスをくれたか尋ねるかもしれません。別の長老にアドバイスを求めるよう言われることもあるでしょう。その長老が自分の立ち位置をわきまえているからです。(格 13:10)

一人一人の責任

16. 私たちにはどんな責任がありますか。

16 長老たちは神の羊の様子を見守っていますが,何をするべきか指示したりはしません。私たち一人一人には,エホバへの愛の気持ちからエホバに喜ばれる生き方をする責任があります。何を言う時も何をする時もエホバのことを考えます。エホバに助けてもらえば,そういう生き方を続けていけます。(ロマ 14:12)長老たちはあれこれ細かく指示するのではなく,聖書に書かれている神の考えに合わせられるように助けてくれます。長老たちが聖書から教えてくれたことについてよく考えて実行するなら,「識別力」が鍛えられ,良い判断ができるようになっていきます。(ヘブ 5:14)

17. エホバは私たちにどうしてほしいと思っていますか。

17 エホバの羊でいられるのは素晴らしいことです。エホバは私たちのために「立派な羊飼い」イエスを与えてくれました。イエスは贖いとなり,私たちが永遠に生きる道を開いてくれました。(ヨハ 10:11)エホバは長老たちも与えてくれました。「私の心にかなった牧者たちを与え,彼らは知識と洞察力をもってあなたたちを養う」と約束していた通りです。(エレ 3:15)エホバとの絆が弱くなっていると感じるときは,遠慮なく長老たちを呼んで助けてもらってください。長老たちがエホバからの素晴らしい贈り物だと実感できるはずです。

何を学びましたか

  • どんなとき「長老たちを呼」ぶべきですか。

  • どうして長老に助けを求めるべきですか。

  • 長老はどのように助けてくれますか。

26番の歌 神と歩もう

a もし本人がなかなか長老に話そうとしないなら,私たちは自分が知っていることを長老に話します。エホバを一番に愛しているからです。

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