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聖書 Q&A
イ聖 136
赤子のイエスを抱くマリア

マリアは神の母ですか

聖書の答え

いいえ。聖書は,マリアが神の母であるとは教えていません。また,クリスチャンにマリアを崇拝したり神聖視したりするよう求めているわけでもありません。a 次の点を考えてみてください。

  • マリアが自分は神の母であると主張したことは一度もありません。聖書の説明によると,マリアが産んだのは「神の子」であり,神ご自身ではありません。(ルカ 1:32,35)

  • イエス・キリストは,マリアが神の母であるとか特別な崇敬に値するとか述べたことは一度もありません。それどころか,ある女性がイエスの母となる特別な役割を与えられたマリアを称賛したとき,こう正しました。「いいえ,むしろ,神の言葉を聞いてそれを守っている人たちこそ幸いです!」(ルカ 11:27,28)

  • 「神の母」や「テオトコス」(神を産んだ者)といった言葉は,聖書に出てきません。

  • 聖書に出てくる「天の女王」という表現は,マリアではなく,背教したイスラエル人が崇拝していた偽りの女神を指しています。(エレミヤ 44:15-19)「天の女王」とは,バビロニアの女神イシュタル(アスタルテ)であったとされています。

  • 初期クリスチャンは,マリアを崇拝することも特別扱いすることもありませんでした。ある歴史家は,初期クリスチャンについてこう述べています。「彼らは個人崇拝を退けたものと思われる。また,マリアに過度の注意を向けてしまうことは女神崇拝に当たりかねないと考えたはずである」。「ユダヤ人マリアを求めて」(英語)

  • 聖書によると,神様は常に存在しておられます。(詩編 90:1,2; 93:2)神様には始まりがないので,母親はいないはずです。そのうえ,マリアは神様を宿すことなどできませんでした。聖書が明らかにしているとおり,天でさえ神様を入れることができないからです。(列王第一 8:27)

「神の母」ではなくイエスの母親

マリアは生まれながらのユダヤ人で,ダビデ王の直系の子孫でした。(ルカ 3:23-31)神様はマリアの信仰と専心を大いに喜ばれました。(ルカ 1:28)そして,マリアがイエスの母親になるようにされました。(ルカ 1:31,35)マリアは夫ヨセフの子どもたちも産みました。(マルコ 6:3)

聖書はマリアがイエスの弟子となったことを示していますが,それ以外の情報はほとんど載せていません。(使徒 1:14)

マリアを神の母と考える人がいるのはなぜか

マリアが崇拝され始めたのは,西暦4世紀の終わりごろです。そのころに,カトリックがローマ帝国の国教となりました。その結果,多くの異教徒がキリスト教にくら替えしました。教会はすでに,聖書に基づかない三位一体の教えも採用していました。

三位一体の教理のせいで,教会の多くの人はイエスが神であるなら,マリアは神の母に違いないと結論するようになりました。西暦431年,エフェソス公会議はマリアが「神の母」であることを正式に宣言しました。マリアに対する過度の崇敬は,このエフェソス公会議の後に広まりました。そして,元異教徒が教会に加わると,それまで拝んでいたアルテミス(ローマ名ディアナ)やイシスに代表される豊饒の女神の代わりに,聖母マリアの像やイコンが使われるようになりました。

西暦432年,教皇シクストゥス3世は,「神の母」に捧げる教会をローマに建てるよう命じました。この教会は,ローマ神話の出産の女神ルキナを奉じる神殿の跡地近くに建てられました。ある著述家はこの教会を,「ローマのキリスト教化後,異教徒たちの崇拝した『偉大な母』がマリア崇拝に吸収されたことを示す,目に見える証拠」であると述べています。「マリア そのすべて」(英語)

a 一部の宗派は,マリアは神の母であると教えています。マリアを「天の女王」,またはテオトコス(ギリシャ語で「神を産んだ者」の意)と呼ぶこともあります。

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