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  • マタイ 27
  • 新世界訳聖書 (スタディー版)

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マタイの概略

    • M. イエスは裏切られ,苦しみ,処刑され,葬られる(26:1–27:66)

      • 祭司たちはイエスを殺そうとたくらむ(26:1-5)

      • 女性がイエスに香油を注ぐ(26:6-13)

      • イエスの最後の過ぎ越しとユダの裏切り(26:14-25)

      • 主の晩餐の制定(26:26-30)

      • ペテロの否認が予告される(26:31-35)

      • イエスはゲッセマネで祈る(26:36-46)

      • イエスは捕らえられ,サンヘドリンに連れていかれる(26:47-68)

      • ペテロはイエスとの関係を3度否定し,激しく泣く(26:69-75)

      • イエスはピラトに引き渡される(27:1,2)

      • ユダは後悔し,首をつって死ぬ(27:3-10)

      • イエスはピラトの前に立つ(27:11-26)

      • 兵士たちが公然とイエスをあざける(27:27-31)

      • イエスはゴルゴタで杭にくぎ付けにされる(27:32-44)

      • イエスの死(27:45-56)

      • イエスは葬られる(27:57-61)

      • イエスの墓は警備される(27:62-66)

マタイ 27:1

  • 長老: マタ 16:21の注釈を参照。

欄外参照

  • +マル 15:1; ルカ 22:66

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」290ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/1,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 290; 偉 121章; 塔90 12/1 8;

    塔72 109

マタイ 27:2

  • 総督ピラト: 西暦26年に皇帝ティベリウスが任命したユダヤのローマ総督(長官)。その支配は10年ほど続いた。ピラトについては聖書以外の筆者も記述している。その1人,ローマの歴史家タキトゥスは,ティベリウスの治世中にピラトがキリストの処刑を命じたと記している。ラテン語で「ポンテオ・ピラト,ユダヤの長官」と刻んだ碑文が,イスラエルのカエサレアにある古代ローマの劇場の遺跡で発見されている。ポンテオ・ピラトの支配した領土について,付録B10参照。

メディア

  • ポンテオ・ピラトの名前が刻まれた碑文

欄外参照

  • +詩 2:1, 2; マタ 20:18, 19; ルカ 3:1; 23:1; ヨハ 18:28; 使徒 3:13

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 441;

    塔66 218

マタイ 27:3

  • 後悔し: ここで使われているギリシャ語メタメロマイは良い意味にもなるが(マタ 21:29,32,コ二 7:8で「後悔[する]」と訳されている),ユダが真に悔い改めた形跡はない。神の前での悔い改めを言う場合,聖書はメタノエオーという別の語(マタ 3:2; 4:17,ルカ 15:7,使徒 3:19で「悔い改め[る]」と訳されている)を使っている。これは,考え・態度・目的のはっきりした変化を指す。ユダが,共謀した人たちの所に戻り,その後自殺したことは,考えがゆがんだままで,改まっていなかったことを示している。

欄外参照

  • +マタ 26:14, 15; マル 14:10, 11

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2008/1/15,31ページ

  • 出版物索引

    洞-1 777; 塔08 1/15 31;

    塔72 109; 塔62 519

マタイ 27:4

  • 無実の: 一部の古代写本は,「正しい」としている。(マタ 23:35と比較。)

脚注

  • *

    直訳,「血」。

  • *

    または,「それはあなたの問題だ」。

索引

  • 出版物索引

    目78 12/8 29; 目78 12/22 28

マタイ 27:5

  • 神殿: ここで使われているギリシャ語ナオスは,神殿の中心的な建物だけでなく,周囲の庭も含む建造物群全体を指す。

    首をつって死んだ: 使徒 1:18にユダの死に関するルカの記述があり,ユダが落下して体が裂けたことを伝えている。マタイはユダが自殺した方法を述べているようであり,ルカの方はその結果を描写している。2つの記述を合わせると,ユダは崖の上で首をつったが,いずれかの時点で縄が切れたか木の枝が折れたために落下し,下の岩に当たって破裂したものと思われる。エルサレム周辺の地形からすると,そのような見方ができる。

欄外参照

  • +使徒 1:16, 18

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「洞察」

    「イエス」290ページ

    「新世界訳」15ページ

    「ものみの塔」

    2011/8/15,13ページ

    1992/7/15,6-7ページ

    1990/12/1,8ページ

    1989/3/15,5-6ページ

  • 出版物索引

    洞-1 782; 洞-2 1053; 新世 15; イ道 290; 塔11 8/15 13; 塔92 7/15 6-7; 偉 121章; 塔90 12/1 8; 塔89 3/15 5-6;

    塔78 5/1 11; 目66 10/8 24; 目65 5/22 27

マタイ 27:6

  • 聖なる宝物庫: これは,ヨハ 8:20に出てくる「神殿の寄付箱の辺り」のことかもしれない。女性の庭と呼ばれるエリアに13個の寄付箱があった。(付録B11参照。)神殿には,寄付箱から集めたお金を持っていく主要な宝物庫もあったと考えられている。

    血の代価: または,「血のお金」。殺人の報酬のこと。

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  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」

    1998/9/1,5ページ

  • 出版物索引

    洞-2 832,1053; 塔98 9/1 5;

    目65 6/8 29

マタイ 27:7

  • そのお金で: マタイだけが,祭司長たちが銀30枚で土地を買ったことを明記している。使徒 1:18,19ではユダが買ったことになっているが,それはユダのお金で祭司長たちが土地を買ったからだと思われる。

    陶芸家の土地: 4世紀以来,この土地はヒンノムの谷の南斜面で,キデロンの谷と接するすぐ手前の場所と同定されてきた。陶芸家が仕事をした場所だったようだ。マタ 27:8と使徒 1:19にあるように,この土地は「血の土地」すなわちアケルダマとして知られるようになった。付録B12参照。

    見知らぬ人: 他の土地から来ているユダヤ人や異国人のこと。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 36; 洞-2 301,638,1053;

    目65 5/22 27; 目65 6/8 29

マタイ 27:8

  • 今日まで: この表現からすると,一連の出来事が起きてからそれが書かれるまでにいくらか時間がたっている。マタイの福音書は恐らく西暦41年ごろに書かれた。

欄外参照

  • +使徒 1:19

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  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-2 638

マタイ 27:9

  • 預言者エレミヤを通して語られた次の言葉が実現した: この後の引用は主にゼカ 11:12,13から取られているようだが,マタイはそれを言い換えている。聖なる力に導かれて,実現した状況に当てはめた。マタイの時代,エレミヤ書は預言書の最初に置かれていたので,その書名はゼカリヤ書を含む預言書全体を指して使われたのだろう。マタ 1:22の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 26:15

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  • リサーチガイド

    「聖書 Q&A」記事146

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2011/8/15,13ページ

    2010/12/1,10ページ

    「聖書全体」169ページ

  • 出版物索引

    洞-1 36; イ聖 記事146; 塔11 8/15 13; 塔10 12/1 10; 感 169;

    目66 10/8 24

マタイ 27:10

  • エホバ: ここでの引用はヘブライ語聖書から。(マタ 27:9の注釈を参照。)元のヘブライ語本文に,ヘブライ語の4つの子音字(YHWHと翻字される)で表される神の名前が出ている。付録C参照。

欄外参照

  • +ゼカ 11:12, 13

マタイ 27:11

  • あなたはユダヤ人の王なのか: ローマ帝国でカエサルの同意なしに統治できる王はいなかった。それでピラトは特にイエスの王権について尋問したのだと思われる。

    その通りです: 直訳,「あなた自身が言っています」。これは,ピラトが述べる通りであると肯定する返答だと思われる。(マタ 26:25,64の注釈と比較。)イエスは自分が確かに王であることを認めたが,それはピラトが考えるのとは別の意味だった。イエスの王国は「この世界のものでは」なく,ローマを脅かすものではないから。(ヨハ 18:33-37)

欄外参照

  • +マル 15:2-5; ルカ 23:3; ヨハ 18:33, 37

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  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」291ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/1,9ページ

  • 出版物索引

    洞-1 553; イ道 291; 偉 121章; 塔90 12/1 9;

    塔66 70

マタイ 27:12

欄外参照

  • +イザ 53:7; マタ 26:63; ヨハ 19:9

索引

  • リサーチガイド

    「イエス」292ページ

    「ものみの塔」

    2011/8/15,14ページ

    2008/10/1,5ページ

    1998/12/1,15ページ

    1990/12/15,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 292; 塔11 8/15 14; 塔08 10/1 5; 塔98 12/1 15; 偉 122章; 塔90 12/15 8;

    目63 1/22 27

マタイ 27:13

索引

  • 出版物索引

    目63 1/22 27

マタイ 27:14

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  • リサーチガイド

    「イエス」292ページ

    「ものみの塔」

    2011/8/15,14ページ

    2008/10/1,5ページ

    1990/12/15,8ページ

  • 出版物索引

    イ道 292; 塔11 8/15 14; 塔08 10/1 5; 偉 122章; 塔90 12/15 8;

    目63 1/22 27

マタイ 27:15

  • 囚人1人を釈放する……習慣: このことは4人の福音書筆者全員が述べている。(マル 15:6-15。ルカ 23:16-25。ヨハ 18:39,40)ヘブライ語聖書にこの習慣の根拠や前例はない。しかし,ユダヤ人はイエスの時代までにこの慣例を作り上げていたようだ。ローマ人は群衆を喜ばせるために囚人を釈放した証拠があり,おかしな慣習とは思わなかっただろう。

欄外参照

  • +マル 15:6-10; ヨハ 18:39

マタイ 27:16

欄外参照

  • +ルカ 23:18, 19

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    「ものみの塔」

    2011/4/1,10ページ

  • 出版物索引

    塔11 4/1 10

マタイ 27:18

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  • 出版物索引

    塔75 200

マタイ 27:19

  • 裁きの座: たいてい屋外にあった壇。役人はそこに座り,集まった人々に話をしたり判決を告げたりした。

    夢: 神からのものと思われる。福音書筆者の中でマタイだけがこの点を聖書の記述に含めている。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「洞察」

    「イエス」293ページ

    「ものみの塔」

    1990/12/15,9ページ

  • 出版物索引

    洞-2 632-634,1062; イ道 293; 偉 122章; 塔90 12/15 9;

    塔65 415

マタイ 27:20

欄外参照

  • +ルカ 23:18; ヨハ 18:40; 使徒 3:14
  • +マル 15:11-14

索引

  • 出版物索引

    塔72 109; 塔61 387,599

マタイ 27:22

脚注

  • *

    または,「杭に掛けて処刑しろ」。

欄外参照

  • +ルカ 23:20, 21

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 651

マタイ 27:23

欄外参照

  • +ルカ 23:22, 23; 使徒 3:13

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」294ページ

  • 出版物索引

    洞-1 651; イ道 294

マタイ 27:24

  • 手を洗い: 潔白で責任がないことを主張するためになされた象徴的な行為。ユダヤ人のこの習慣は申 21:6,7や詩 26:6にも出ている。

脚注

  • *

    または,「この血」。

  • *

    または,「これはあなた方の責任だ」。

索引

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    「洞察」

    「ものみの塔」

    2005/9/15,12ページ

  • 出版物索引

    洞-1 1062; 塔05 9/15 12;

    塔78 9/15 20; 目67 3/22 28; 塔65 415; 塔63 83

マタイ 27:25

  • 彼の血については……が責任を負ってもよい: 直訳,「彼の血は……の上に」。「彼の死の責任を負う」という主張だった。

欄外参照

  • +ダニ 9:26; 使徒 5:27, 28; テサ一 2:14, 15

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  • リサーチガイド

    「目ざめよ!」

    1993/8/8,11-13ページ

  • 出版物索引

    目93 8/8 11-13;

    塔78 9/15 20; 目64 1/22 29; 塔61 599

マタイ 27:26

  • むちで打たせ: ローマ人は,ラテン語でフラゲッルムとして知られる恐ろしい道具で打った。この語に由来するギリシャ語動詞(フラゲッロオー,「むちで打つ」)がここで使われている。この道具は柄に何本かの綱かこぶのある革ひもが付いていた。時には,ひもの部分にぎざぎざの骨片や金属片が重りとして付けられ,打たれた時の痛みが増すようにしてあった。そのようなむちで打たれると,深い挫傷が生じ,肉がずたずたに裂け,死に至ることもあった。

欄外参照

  • +ルカ 18:33; ヨハ 19:1
  • +マル 15:15; ルカ 23:25

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」294ページ

    「ものみの塔」

    1991/1/1,9ページ

    「神の言葉」61ページ

  • 出版物索引

    洞-1 283; イ道 294; 塔91 1/1 9; 偉 123章; 言 61;

    塔71 334

マタイ 27:27

  • 総督の邸宅: ギリシャ語プライトーリオン(ラテン語プラエトーリウムに由来)は,ローマ総督の公邸を指す。エルサレムでは,恐らくヘロデ大王が建てた宮殿で,上の町つまりエルサレム南部の北西隅に位置していた。(場所は付録B12参照。)騒乱が起きる危険があったので,ピラトは祭りの時などはエルサレムにいた。普段はカエサレアに住んでいた。

欄外参照

  • +マル 15:16-20

マタイ 27:28

  • 緋色の衣: 王や行政官や士官がまとうようなマントか長い衣。マル 15:17とヨハ 19:2は,紫の衣と言っているが,古代において,「紫」は赤と青が合わさったどんな色も指した。また見る角度,光の具合,背景によって,どんな色に見えるかに違いが出ただろう。色の描写に相違があることから,福音書筆者が他の筆者の記述を単に書き写したのでないことが分かる。

欄外参照

  • +ヨハ 19:2, 3

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「目ざめよ!」

    2007/11,7ページ

    「ものみの塔」

    1992/7/15,6ページ

  • 出版物索引

    洞-1 265; 洞-2 663; 目 07/11 7; 塔92 7/15 6;

    目65 6/8 28

マタイ 27:29

  • 冠……アシ: イエスは王としての立場をあざけられ,緋色の衣(マタ 27:28)と共に,いばらの冠とアシの王笏を与えられた。

    イエスの前にひざまずき: ひざまずくことは通常,目上の人に敬意を示すしぐさだが,兵士たちはイエスへのあざけりとしてひざまずいた。マタ 17:14の注釈を参照。

    ごあいさつ申し上げます: または,「万歳」。直訳,「喜べ」。兵士たちは,カエサルに敬礼するかのようにイエスに敬礼した。王であるという主張を冷やかしていたのだと思われる。

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 673;

    目71 10/22 9

マタイ 27:30

欄外参照

  • +イザ 50:6; マタ 26:67

索引

  • リサーチガイド

    「私の弟子」172ページ

  • 出版物索引

    追 172

マタイ 27:31

欄外参照

  • +イザ 53:7; マタ 20:18, 19

マタイ 27:32

  • キレネ: 北アフリカの海岸近くの町。クレタ島の南南西。付録B13参照。

    苦しみの杭: または,「処刑用の杭」。用語集の「杭」,「苦しみの杭」参照。マタ 10:38と16:24の注釈も参照。そこでは,この語が比喩的に使われている。

    強制的に: マタ 5:41の注釈を参照。

脚注

  • *

    または,「持たせた」。

欄外参照

  • +マル 15:21; ルカ 23:26

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」296-297ページ

    「ものみの塔」

    1992/7/15,6ページ

  • 出版物索引

    洞-1 768-769; イ道 296-297; 塔92 7/15 6; 偉 124章;

    塔78 5/1 11; 目65 6/8 28

マタイ 27:33

  • ゴルゴタ: 「どくろ」を意味するヘブライ語から。(ヨハ 19:17を参照。裁 9:53と比較。そこでは,ヘブライ語グルゴーレトが「頭蓋骨」と訳されている。)イエスの時代,この場所はエルサレムの城壁の外にあった。しかし,確かな場所は分かっていない。(付録B12参照。)聖書は,ゴルゴタが丘にあったと明言していないが,離れた所から処刑を見ていた人がいたことは述べている。(マル 15:40。ルカ 23:49)

    どくろの場所: マル 15:22の注釈を参照。

欄外参照

  • +マル 15:22-24; ルカ 23:33; ヨハ 19:17

マタイ 27:34

  • 胆汁: ここのギリシャ語コレーは,植物から作られた苦い液や,苦いもの全般を指す。マタイが記録しているように,この出来事は詩 69:21にある預言の実現。セプトゥアギンタ訳のその聖句では,「毒」に当たるヘブライ語の訳としてこのギリシャ語が使われている。エルサレムの女性たちは処刑の痛みを和らげるためにぶどう酒と胆汁を混ぜたものを準備していたのだと思われる。ローマ人はそれを使うのをとどめなかった。並行記述のマル 15:23は「没薬を混ぜた」ぶどう酒と述べているので,没薬と苦い胆汁の両方が入っていたと思われる。

    飲もうとはしなかった: イエスはこの信仰の試練の間,精神機能全てをしっかり保っていたいと思ったのだろう。

欄外参照

  • +詩 69:21

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「イエス」298ページ

    「ものみの塔」

    2011/8/15,15ページ

    1991/2/1,8ページ

    1989/7/15,25ページ

  • 出版物索引

    洞-1 1246-1247; 洞-2 319; イ道 298; 塔11 8/15 15; 塔91 2/1 8; 偉 125章; 塔89 7/15 25;

    目79 4/8 29; 塔78 7/1 31; 塔71 504

マタイ 27:35

  • くじを引いて: 用語集参照。

    イエスの外衣を分配し: ヨハ 19:23,24の記述はマタイ,マルコ,ルカの述べていない点を補足している。4福音書の記述を合わせると,以下のようになる。ローマの兵士は恐らく外衣と内衣の両方についてくじを引いた。外衣は「4つに分け,1人1つずつ手に入れた」が,内衣は分割したくなかったので,誰が取るかをくじで決めた。メシアの衣服のためにくじを引くことは詩 22:18の言葉通りだった。刑執行者が処刑される人の衣服を取るのは普通のことだったと思われる。犯罪者は処刑前に衣服や所持品を全て剝ぎ取られ,いっそうの屈辱を受けることになった。

メディア

  • かかとの骨のくぎ

欄外参照

  • +詩 22:18; マル 15:24; ルカ 23:34; ヨハ 19:23, 24

索引

  • 出版物索引

    塔70 30; 塔64 405

マタイ 27:37

欄外参照

  • +マル 15:26; ルカ 23:38; ヨハ 19:19

マタイ 27:38

  • 強盗: または,「盗賊」。ギリシャ語レーイステースは暴力を使う場合も含み,革命家を指すこともある。同じ語がバラバに使われている。(ヨハ 18:40)バラバはルカ 23:19によれば「暴動」と「殺人」の罪で牢屋に入れられていた。並行記述のルカ 23:32,33,39はこの強盗たちを「犯罪者たち」と述べていて,元のギリシャ語(カクールゴス)は字義的には,「悪事を行う人」という意味。

欄外参照

  • +イザ 53:12; マル 15:27; ルカ 23:33; ヨハ 19:18

索引

  • リサーチガイド

    「ものみの塔」

    2012/2/1,14ページ

    2011/8/15,14ページ

    2008/10/1,5-6ページ

  • 出版物索引

    塔12 2/1 14; 塔11 8/15 14; 塔08 10/1 5

マタイ 27:39

  • 頭を振って: あざけり,侮蔑,冷やかしを表現するしぐさで,たいてい言葉を伴う。通行人は図らずも詩 22:7の預言を実現していた。

欄外参照

  • +ルカ 18:32; ヘブ 12:3
  • +詩 22:7; 109:25

索引

  • リサーチガイド

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2011/8/15,14-15ページ

  • 出版物索引

    洞-1 62-63; 塔11 8/15 14-15;

    塔80 11/15 16

マタイ 27:40

  • 苦しみの杭: または,「処刑用の杭」。マタ 27:32の注釈と,用語集の「杭」,「苦しみの杭」を参照。

欄外参照

  • +マタ 26:60, 61; ヨハ 2:19
  • +マル 15:29-32

索引

  • リサーチガイド

    「聖書 Q&A」記事63

  • 出版物索引

    イ聖 記事63;

    塔80 11/15 16

マタイ 27:41

欄外参照

  • +ルカ 23:35

索引

  • 出版物索引

    千 81; 塔72 109

マタイ 27:42

  • 苦しみの杭: または,「処刑用の杭」。マタ 27:32の注釈と,用語集の「杭」,「苦しみの杭」を参照。

欄外参照

  • +ヨハ 1:49; 12:13

マタイ 27:43

欄外参照

  • +詩 22:8
  • +マル 14:62; ヨハ 5:18; 10:36

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    「ものみの塔」

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    塔11 8/15 14-15

マタイ 27:44

欄外参照

  • +ルカ 23:39

マタイ 27:45

  • 昼の12時: 直訳,「第6時」。マタ 20:3の注釈を参照。

    闇: マル 15:33の注釈を参照。

    午後3時: 直訳,「第9時」。マタ 20:3の注釈を参照。

脚注

  • *

    または,「地上全体」。

欄外参照

  • +マル 15:33; ルカ 23:44

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    洞-1 1055; イ道 300; 塔91 2/15 8; 偉 126章;

    塔66 254; 目66 11/22 17

マタイ 27:46

  • エリ,エリ,ラマ サバクタニ: これをアラム語と考える人もいるが,幾らかアラム語の影響を受けた当時のヘブライ語だったと思われる。マタイとマルコが記録しているギリシャ語への翻字からは何語か確定できない。

    私の神,私の神: 天の父に呼び掛けて,その方を自分の神と認めたイエスは,詩 22:1を実現した。イエスの苦悩の叫びは,それを聞いた人たちに,詩 22の残りの部分で預言されていた多くのことを思い起こさせただろう。イエスがあざ笑われ,あざけられ,手足を痛めつけられ,服がくじで分けられることなど。(詩 22:6-8,16,18)

欄外参照

  • +詩 22:1; イザ 53:10; マル 15:34

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    洞-1 419; 洞-2 759; 塔研21.04 11,30-31; イ道 300; 塔08 2/15 30; 塔99 3/15 8; 塔91 2/15 8; 塔91 9/15 5; 偉 126章; 塔87 6/15 31; 塔86 3/1 16;

    塔72 478-479; 事 268; 塔65 318; 塔60 460

マタイ 27:47

  • エリヤ: 「私の神はエホバ」という意味のヘブライ語の名前。

欄外参照

  • +マル 15:35, 36

マタイ 27:48

  • 酸味の強いぶどう酒: または,「ぶどう酢」。ラテン語でアケートゥム(酢),また水で割ってあればポスカとして知られる,酸味のある弱いぶどう酒を指すと思われる。ローマの兵士を含め,貧しい人が喉の渇きを癒やすためによく飲んだ安い飲み物。セプトゥアギンタ訳の詩 69:21ではギリシャ語オクソスも使われていて,そこではメシアに「酢」が与えられることが預言されていた。

    アシ: または,「棒」,「杖」。ヨハネの記述では「ヒソプの茎」となっている。(ヨハ 19:29)用語集の「ヒソプ」参照。

欄外参照

  • +詩 69:21; ルカ 23:36; ヨハ 19:29

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    洞-2 609; 塔11 8/15 15

マタイ 27:49

  • 言った: 幾つかの古代写本ではこの後に以下の文が加わっている。「別の者はやりを取って彼の脇腹を突き刺した。すると,血と水が出た」。しかし,他の幾つかの重要な写本にその語句は含まれていない。同様の語句がヨハ 19:34にあるが,ヨハ 19:33によれば,イエスはその時すでに死んでいた。ネストレ・アーラントのギリシャ語本文と聖書協会世界連盟のギリシャ語本文の編集者たちをはじめ,大半の権威者は,ヨハネの記述にある語句が後代の写字生によってマタイの記述に加えられたと考えている。ウェストコットとホートも,これらの語句をギリシャ語本文に2重角括弧で含めているが,「律法学者たちによって挿入された可能性が高い」と述べている。マタイの記述は異なる写本の読みがあり,ヨハネの福音書の読みに不確実な点がないことを考えると,ヨハ 19:33,34の記述が出来事の正しい順序であり,イエスはローマ兵にやりで刺し通された時にすでに死んでいたと思われる。そのため,この翻訳でこれらの語句はマタ 27:49から省かれている。

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    塔05 2/15 7;

    塔69 447

マタイ 27:50

  • 息を引き取った: または,「息絶えた」,「自分の生命力を委ねた」。ここでギリシャ語プネウマは「息」もしくは「生命力」を指すと理解できる。これは並行記述のマル 15:37でギリシャ語エクプネオー(直訳,「息を吐き出す」)が使われていることによって裏付けられている。(そこでは「息を引き取った」と訳され,注釈には「息絶えた」とある。)「委ねた」とも訳せるギリシャ語が使われているのは,イエスが必死で生き延びようとはしなかったということだと考える人もいる。全てのことが成し遂げられていたからである。(ヨハ 19:30)イエスは進んで「自分の命を捧げて死をも受け入れ」た。(イザ 53:12。ヨハ 10:11)

欄外参照

  • +マル 15:37; ルカ 23:46; ヨハ 19:30

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    塔05 2/15 7;

    塔73 145; 天 314

マタイ 27:51

  • 何と: ギリシャ語,イドゥー。マタ 2:9の注釈を参照。

    聖なる所: ここでギリシャ語ナオスは,聖所と至聖所という2つの部屋がある中心的な建物を指す。

    幕: 美しい装飾が施されたこの垂れ布が神殿の聖所と至聖所を隔てていた。ユダヤ人の伝承では,この重い幕は長さ18メートル,幅9メートル,厚さ7センチほどだった。エホバは幕を2つに裂くことによって,ご自分の子を殺した人々に対する憤りを表明するとともに,天そのものに入ることが今や可能になったことを示した。(ヘブ 10:19,20)用語集参照。

欄外参照

  • +出 26:31-33; ヘブ 9:3
  • +マル 15:38; ルカ 23:45; ヘブ 10:19, 20

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    塔84 1/1 19; 塔73 145; 塔66 255; 塔63 361; 塔61 10; 天 314

マタイ 27:52

  • 墓: または,「記念の墓」。用語集の「記念の墓」参照。

    現れ: または,「起こされ」。「起こす」という意味のギリシャ語動詞エゲイローは復活も指すが,それ以外の文脈でも多く使われている。例えば,穴から「引き出す」,地面から「起き上がる」という意味もある。(マタ 12:11; 17:7。ルカ 1:69)マタイは「聖なる人」が「現れ」たとは言っていない。その人たちの「死体」が現れたと言っている。非常に強い地震のために墓が崩れて死体が投げ出されたのだと思われる。

メディア

  • 墓室

脚注

  • *

    または,「死の眠りに就いて」,「死んで」。

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マタイ 27:53

  • 出てきた人々: または,「出てきた彼ら」。ここのギリシャ語動詞は男性複数形なので,主語は52節の死体(ギリシャ語で中性名詞)ではなく人々。通行人を指すと思われる。その人たちは地震で死体があらわになっている(51節)のを見,都に入って,見たことを報告した。

    聖なる都: エルサレムのこと。マタ 4:5の注釈を参照。

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    塔84 1/1 19; 塔76 31-32,424; 目65 5/22 24; 塔61 248,250

マタイ 27:54

  • 士官: または,「百人隊長」。すなわち,ローマ軍で約100人の兵士を率いた人。この士官は,ピラトの前でのイエスの裁判の場にいたのかもしれず,イエスが神の子だと主張しているとユダヤ人が言うのを聞いていたのかもしれない。(マタ 27:27。ヨハ 19:7)

欄外参照

  • +マル 15:39; ルカ 23:47

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    「その信仰に倣う」記事6

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    洞-1 1047; イ倣 記事6; イ道 301; 塔10 8/15 11; 塔91 2/15 9; 偉 126章;

    目79 9/22 30

マタイ 27:55

欄外参照

  • +マル 15:40, 41; ルカ 8:2, 3

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    塔77 598; 塔76 141; 塔71 649

マタイ 27:56

  • マリア・マグダレネ: マグダレネ(「マグダラの」という意味)という呼び名は,カペルナウムとティベリアのほぼ中間に位置するガリラヤ湖西岸の町マグダラに由来すると思われる。そこがマリアの出身地か居住地だったという説もある。マタ 15:39,ルカ 8:2の注釈を参照。

    ヤコブ: 「小ヤコブ」とも呼ばれている。(マル 15:40)

    ヨセ: 「ヨセ」ではなく「ヨセフ」とする古代写本も幾つかある。並行記述のマル 15:40では,大半の古代写本が「ヨセ」としている。

    ゼベダイの子たちの母親: 使徒のヤコブとヨハネの母親のこと。マタ 4:21; 20:20の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 4:21; 20:20; ヨハ 19:25

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    洞-1 1024-1025; 洞-2 1022

マタイ 27:57

  • アリマタヤ: この町の名前は「高い所」という意味のヘブライ語に由来。ルカ 23:51で「ユダヤ人の町」と呼ばれている。付録B10参照。

    ヨセフ: ヨセフに関する記述の仕方に福音書筆者たちの特徴が表れている。徴税人マタイは,ヨセフが裕福な人だと言っている。ローマ人のために書いたマルコは,「最高法廷の評判の良い一員」で神の王国を待っていた,と述べている。同情心のある医師ルカは,「正しくて善い人」でイエスに対する法廷の行動を支持する投票をしなかった,と語っている。ヨハネだけが,「ユダヤ人たちを恐れてひそかにイエスの弟子となっていた」と伝えている。(マル 15:43-46。ルカ 23:50-53。ヨハ 19:38-42)

欄外参照

  • +マル 15:42, 43; ルカ 23:50-53

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    塔62 346

マタイ 27:58

欄外参照

  • +申 21:22, 23
  • +マル 15:45-47; ヨハ 19:38

マタイ 27:59

欄外参照

  • +ヨハ 19:40, 41

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    塔研17.10 20; 目98 12/22 24

マタイ 27:60

  • 墓: または,「記念の墓」。ここでは自然の洞窟ではなく,軟らかい石灰岩をくりぬいた穴倉や部屋。こうした墓にはたいてい,死体を横たえる棚やくぼみがあった。用語集の「記念の墓」参照。

    大きな石: 円形の石と思われる。この節ではそれを入り口に転がしたとあり,マル 16:4ではイエスが復活した時,それが「転がしてどけてあった」と記されている。1トン以上あったかもしれない。

欄外参照

  • +イザ 53:9

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    洞-1 699; 洞-2 861; 塔研17.10 20; 塔11 8/15 16; 塔08 10/1 5

マタイ 27:61

  • もう1人のマリア: マタ 27:56の「ヤコブとヨセの母親マリア」のこと。マタ 28:1,マル 15:40,47; 16:1,ルカ 24:10,ヨハ 19:25にも出ている。マル 3:18,ヨハ 19:25の注釈を参照。

欄外参照

  • +ルカ 23:55

マタイ 27:62

  • 次の日: つまりニサン15日。ニサン14日の翌日は週のどの日でも常に安息日,聖なる休日となった。さらに西暦33年は,ニサン15日が週ごとの通常の安息日だったので,その日は「大安息日」,2重の安息日だった。(ヨハ 19:31)付録B12参照。

    準備の日: 週ごとの安息日の前日の名称。この日にユダヤ人は,食事を余分に準備したり安息日後まで待てない仕事を終わらせたりして安息日に備えた。この場合,ニサン14日が準備の日だった。(マル 15:42)用語集参照。

欄外参照

  • +マル 15:42; ルカ 23:54; ヨハ 19:14

マタイ 27:63

  • 3日: この表現は足かけ3日の意味でも使われる。そのことは,4日目ではなく「3日目まで墓を警備するように」という要望から明らか。(マタ 27:64)マタ 12:40の注釈を参照。

欄外参照

  • +マタ 12:40; ヨハ 2:19

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    目66 5/22 29; 目60 7/22 15

マタイ 27:64

  • この最後の欺きは,最初のものより悪い結果を生じさせてしまいます: この「欺き」とされるもの,つまりイエスの復活は,最初のもの,すなわちメシアだというイエスの主張よりも悪い結果になる,という意味だと思われる。イエスの敵対者たちは,もしもイエスが復活したら,メシアだという主張も真実ということになると分かっていたようだ。

欄外参照

  • +マタ 28:12, 13

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    救 79; 目66 5/22 29; 目60 7/22 15

マタイ 27:65

  • 警備隊: ピラトはローマ兵の一隊を手配したと思われる。(マタ 28:4,11)仮に警備隊がユダヤ人の神殿警察だったなら,ユダヤ人はピラトに相談する必要はなかっただろう。祭司たちも,イエスの死体が消えたことが総督の耳に入ったらうまく取り計らってやると約束している。(マタ 28:14)

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マタイ 27:66

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    トピ 記事12; 塔91 3/1 9; 偉 127章

訳の一覧

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類似の記述

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マタ 27:50マル 15:37; ルカ 23:46; ヨハ 19:30
マタ 27:51マル 15:38; ルカ 23:45
マタ 27:54マル 15:39; ルカ 23:47
マタ 27:55マル 15:40, 41
マタ 27:57マル 15:42, 43; ルカ 23:50-53
マタ 27:58マル 15:45-47; ヨハ 19:38
マタ 27:59ヨハ 19:40, 41

引用元

マタ 27:10ゼカ 11:12, 13
マタ 27:46詩 22:1

全般

マタ 27:2詩 2:1, 2; マタ 20:18, 19; ルカ 3:1; 使徒 3:13
マタ 27:3マタ 26:14, 15; マル 14:10, 11
マタ 27:5使徒 1:16, 18
マタ 27:8使徒 1:19
マタ 27:9マタ 26:15
マタ 27:12イザ 53:7; マタ 26:63; ヨハ 19:9
マタ 27:16ルカ 23:18, 19
マタ 27:20使徒 3:14
マタ 27:23使徒 3:13
マタ 27:25ダニ 9:26; 使徒 5:27, 28; テサ一 2:14, 15
マタ 27:26ルカ 18:33
マタ 27:30イザ 50:6; マタ 26:67
マタ 27:31イザ 53:7; マタ 20:18, 19
マタ 27:34詩 69:21
マタ 27:35詩 22:18
マタ 27:38イザ 53:12
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マタ 27:40マタ 26:60, 61; ヨハ 2:19
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マタ 27:43マル 14:62; ヨハ 5:18; 10:36
マタ 27:46イザ 53:10
マタ 27:48詩 69:21; ルカ 23:36
マタ 27:51出 26:31-33; ヘブ 9:3
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マタ 27:55ルカ 8:2, 3
マタ 27:56マタ 4:21; 20:20; ヨハ 19:25
マタ 27:58申 21:22, 23
マタ 27:60イザ 53:9
マタ 27:61ルカ 23:55
マタ 27:62マル 15:42; ルカ 23:54; ヨハ 19:14
マタ 27:63マタ 12:40; ヨハ 2:19
マタ 27:64マタ 28:12, 13
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  • 61
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  • 63
  • 64
  • 65
  • 66
新世界訳聖書 (スタディー版)
マタイ 27:1-66

マタイ​に​よる​福音​書

27 朝になった時,祭司長と民の長老たち全員は,イエスを死刑にしようと協議した+。 2 そして,イエスを縛ってから引いていき,総督ピラトに引き渡した+。

3 その時,裏切り者のユダは,イエスが有罪とされたのを見て後悔し,銀30枚を祭司長と長老たちに返して+, 4 「私は無実の人*を裏切って罪を犯した」と言った。その人たちは,「私たちの知ったことではない。あなたが始末すべきことだ*!」と言った。 5 ユダは銀を神殿に投げ込み,去っていって首をつって死んだ+。 6 しかし祭司長たちはその銀を取り,「これを聖なる宝物庫に入れることは許されない。血の代価だからだ」と言った。 7 協議した後,そのお金で陶芸家の土地を買って,見知らぬ人たちの墓地とした。 8 それで,その土地は今日まで,血の土地+と呼ばれている。 9 この時,預言者エレミヤを通して語られた次の言葉が実現した。「彼らはその人の代価,銀30枚を取った+。イスラエル人はその人の代価をそのように定めた。 10 そして,エホバが私に命令したところに従い,陶芸家の土地のためにそれを与えた+」。

11 イエスは総督の前に立った。総督が,「あなたはユダヤ人の王なのか」と質問すると,イエスは,「その通りです」と答えた+。 12 しかし,祭司長と長老たちから訴えられている間,何も答えなかった+。 13 そこでピラトは言った。「この人たちがあなたに不利な証言をこんなに多く行っているのが,聞こえないのか」。 14 それでも,イエスは一言も答えなかった。そのため総督はとても驚いた。

15 さて,祭りのたびに,群衆が望む囚人1人を釈放するのが総督の習慣だった+。 16 ちょうどその時,バラバという悪名高い囚人がいた+。 17 人々が集まった時,ピラトは言った。「どちらの人を釈放してほしいのか。バラバか,それともキリストといわれるイエスか」。 18 イエスを引き渡したのがねたみのためであることに気付いていたのである。 19 さらに,ピラトが裁きの座に座っている間に,妻から伝言が届いた。「その無実の人に関わらないでください。私は今日,その人のことで夢の中でとても苦しんだのです」。 20 しかし祭司長と長老たちは,バラバの釈放を求めて+イエスの方は死刑にさせるよう,群衆を説き伏せた+。 21 そこで総督は言った。「2人のうちどちらを釈放してほしいのか」。群衆は,「バラバを」と言った。 22 ピラトは言った。「では,キリストといわれるイエスの方はどうしたらよいか」。群衆は皆,「杭に掛けろ*!」と言った+。 23 ピラトは言った。「この人がどんな悪事をしたというのか」。それでも群衆は,「杭に掛けろ!」とますます激しく叫び続けた+。

24 ピラトは,何をしても無駄で,むしろ騒動が起きそうなのを見て,群衆の前で水で手を洗い,「この人の血*について私は潔白だ。あなた方自身が責任を負わなければならない*」と言った。 25 民は皆,「彼の血についてはわれわれと子供たちが責任を負ってもよい+」と答えた。 26 そこでピラトはバラバを釈放し,イエスの方は,むちで打たせ+,杭に掛けて処刑するために引き渡した+。

27 それから,総督の兵士たちはイエスを総督の邸宅内に連れていき,全部隊をイエスの周りに集めた+。 28 そして,イエスの服を剝ぎ取って緋色の衣をまとわせ+, 29 いばらで冠を編んでかぶらせ,アシを右手に持たせた。そしてイエスの前にひざまずき,あざけって,「ごあいさつ申し上げます,ユダヤ人の王よ!」と言った。 30 それから唾を掛け+,そのアシを取って頭をたたき始めた。 31 最後に,あざけってから,緋色の衣を剝ぎ取って本人の外衣を着せ,杭にくぎ付けにするために引いていった+。

32 兵士たちは出ていく時に,シモンという名前のキレネの男性を見つけ,イエスの苦しみの杭を強制的に運ばせた*+。 33 ゴルゴタすなわち「どくろの場所+」と呼ばれる所に来た時, 34 胆汁を混ぜたぶどう酒をイエスに飲ませようとしたが+,イエスはその味を見た後,飲もうとはしなかった。 35 兵士たちは,イエスを杭にくぎ付けにしてから,くじを引いてイエスの外衣を分配し+, 36 そこに座ってイエスを見張っていた。 37 また,「これはユダヤ人の王イエス+」と罪状を書き,頭上に掲げた。

38 この時,2人の強盗がイエスの左右に1人ずつ,杭に掛けられた+。 39 そばを通る人たちはイエスについて暴言を吐き+,頭を振って+ 40 こう言った。「神殿を壊して3日で建てる者よ+,自分を救ってみろ! 神の子なら,苦しみの杭から下りてこい+!」 41 同じように祭司長たちも,律法学者や長老たちと一緒になってあざけりだし,こう言った+。 42 「ほかの人は救ったが,自分は救えないのだ! 彼はイスラエルの王だ+。今,苦しみの杭から下りてきてもらおうではないか。そうすれば信じてやろう。 43 彼は神に頼ったのだ。神に気に入られているのなら,いま救い出してもらえばいい+。『私は神の子だ』と言ったのだ+」。 44 一緒に杭に掛けられた強盗たちまでが,同じようにイエスを非難した+。

45 昼の12時から,闇が全土*に垂れ込めて,午後3時にまで及んだ+。 46 午後3時ごろ,イエスは大声で叫び,「エリ,エリ,ラマ サバクタニ」,つまり,「私の神,私の神,なぜ私を見捨てたのですか+」と言った。 47 そこに立っていた人の何人かが,これを聞いて,「この人はエリヤを呼んでいる」と言いだした+。 48 1人がすぐに走っていって海綿を取り,酸味の強いぶどう酒を含ませ,アシの先に付けてイエスに飲ませようとした+。 49 しかしほかの人たちは,「このまま,エリヤが救いに来るかどうかを見よう」と言った。 50 イエスは再び大声で叫び,息を引き取った+。

51 すると何と,聖なる所の幕+が上から下まで2つに裂け+,地面が揺れ,岩が割れた。 52 墓が開いて,眠りに就いて*いた多くの聖なる人の死体が現れ, 53 多くの人に見えるようになった。(イエスが生き返らされた後,墓場から出てきた人々は聖なる都に入った。) 54 しかし,士官およびイエスを見張っていた人たちは,地震その他の出来事を見て非常に畏れ,「確かにこの人は神の子だった」と言った+。

55 多くの女性たちが,離れた所で見ていた。ガリラヤからイエスに同行して仕えていた人たちである+。 56 その中には,マリア・マグダレネ,ヤコブとヨセの母親マリア,ゼベダイの子たちの母親がいた+。

57 さて,午後遅くなって,アリマタヤの裕福な男性がやって来た。ヨセフという名前で,この男性もイエスの弟子となっていた+。 58 この男性はピラトのもとに行き,イエスの体を頂きたいと願い出た+。そこでピラトはそれを渡すように命令した+。 59 ヨセフは遺体を受け取り,きれいな上等の亜麻布に包み+, 60 岩をくりぬいた自分の新しい墓に葬った+。そして,墓の入り口に大きな石を転がしてから去っていった。 61 しかし,マリア・マグダレネともう1人のマリアはそこにとどまって,墓の前に座っていた+。

62 次の日,すなわち準備の日+の翌日,祭司長とパリサイ派の人たちがピラトの前に集まって, 63 こう言った。「閣下,あの詐欺師がまだ生きていた時に『3日後に私は生き返る+』と言ったのを思い出しました。 64 それで,3日目まで墓を警備するように命令してください。弟子たちがやって来て彼の体を盗み出し+,『彼は生き返った!』などと民に言い触らす恐れがあります。この最後の欺きは,最初のものより悪い結果を生じさせてしまいます」。 65 ピラトは言った。「警備隊を使ってよい。行って,できる限りの方法で警備しなさい」。 66 その人たちは行って,石に封印をし,警備隊を置いて,墓を警備した。

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