パウロが書いたコリント第二の手紙
この写真はP46と呼ばれるパピルス写本の1ページ。西暦200年ごろのものと考えられているこの写本のうち,残っているのは合計86枚。聖書に収められているパウロの手紙のうち,9通が以下の順で含まれている。ローマ,ヘブライ,コリント第一,コリント第二,エフェソス,ガラテア,フィリピ,コロサイ,テサロニケ第一。ハイライトした部分が書名で,「コリント人へ 2」と書かれている。このパピルス写本は,写本家たちが早い時期から聖書の各書を書名で呼んでいた証拠となっている。メディア・ギャラリーの「パウロが書いたコリント第一の手紙」参照。
クレジット:
© The Trustees of the Chester Beatty Library, Dublin/CBL BP II, f.61r/www.cbl.ie
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