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  • 発展する,日本の証言のわざ
  • 目ざめよ! 1970
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  • 『……家から家への聖書の伝道
  • ボーリングも映画もお預け
  • 看護婦も先生もピンとこない
  • 大学の専門知識 僕に必要ない
目ざめよ! 1970
目70 11/22 25ページ

発展する,日本の証言のわざ

昨奉仕年度中,エホバの証人は370万時間以上を費やして,日本のあらゆるところで伝道を行ないました。これは前年に比べて,およそ100万時間もの増加にあたります。そのうえ,過去一年間だけで,全時間(開拓)宣教に毎月携わる人々の数は,平均1,384人から1,968人にふえました。神の王国とそのきたるべき平和の統治に関するすばらしい希望を,いっそう強力に証する,こうした活動は,一般の人々の多大の関心を集めています。その音信は最も重要なニュースなのです。

さる9月19日,土曜日,朝,東京・品川文化会館で開かれた,エホバの証人の巡回大会に,日本テレビの報道員が訪れ,その結果,同日午後のニュースの時間に,大会の模様は,たいへんすぐれたテレビ番組として一分間,放映され,大会の演壇の様子やバプテスマの話,会場内の出席者の様子やバプテスマの行なわれている光景などが紹介されました。これから日本の各地で行なわれる,19の一連の大会の皮切りとなった同大会には,合計1,131人が出席しました。

さらに,東京地方で働くエホバの証人の若い奉仕者たちの熱心さに注目した毎日新聞社からは記者が派遣され,それら若い奉仕者の幾人かとインタビューが行なわれました。その結果,9月22日付,同紙朝刊の“若ものたち”と題する興味深い報道欄に次のような記事が載せられました。

『……家から家への聖書の伝道

聖書を片手に,一軒々々回る。ブザーを押し,応対に出た人に「私たちは聖書を読むことをすすめています」と話しかける。そのとたん,バターン! 門前払いの家もある。だが,彼らはすぐまた隣の家のブザーを押す。語りかける。さらにその隣へ……。

従来のキリスト教は聖書を正しく伝えていない,という「ものみの塔聖書冊子協会」(本部・東京港区三田豊岡町)の“開拓者”と呼ばれる人たち。聖書の正しい勉強を通して信者をふやそうという個別伝道である。全国約2千人の開拓者が,毎日くまなく歩いているが,10代,20代が半数を越える。

ボーリングも映画もお預け

東京・新宿区担当の山中久子さん(24)。昨年春,早大文学部卒業と同時に“開拓者”になった。最初の半年は午前7時から正午まで魚河岸で働きながら伝道したが,製本業の自宅の人手が足りなくなりいまは午前8時から正午まで日給650円で製本業を手伝う。正午になると家を飛び出し,シラミつぶしに一戸々々訪れる。開拓者は1か月100時間の伝道目標で,1日約4時間。午後5時ごろまで,5,60軒から多いときには100軒近くも訪問する。足はクタクタ。伝道が終わると,自宅で夕食の支度。夜は開拓した人の家へ行って聖書研究会や自分自身の聖書の勉強。かせいだ金は伝道のさいの交通費や昼食代でおおかたなくなる。ボーリングや映画に行くヒマもカネもない。

看護婦も先生もピンとこない

早大紛争が燃えさかったとき,山中さんは1年生。ノン・ポリだった。どれが正しいか,わからなかった。「何かをやりたいとしきりに思った。だが……。看護婦? 文学部の女子に多い先生? どちらも,もう一つピンとこない。主婦? むなしい。何をやればよいか,それがわからなかった。そんなとき“ものみの塔”の伝道者が尋ねてきた。キリスト教を知るのも文学の一つと,軽い気持で聖書の勉強を始めた。

初め半信半疑だったが,勉強していくうちに,目の前が明るくなるようだった。やがて神の支配する平和な社会が来る。そのことをみんなに知らせよ,と聖書がささやきかける。開拓者になろう!「大学を出てカネにもならないことをやるなんて,バカバカしい」という父親の反対を押切って ―。

大学の専門知識 僕に必要ない

世田谷区が担当の中島誠君(18)は今春慶応高校卒。ほぼ100パーセントが大学進学の同校で,特異な例外だった。週2回ずつの家庭教師2組,毎週火曜日の午前8時から午後5時までは,工場でパートタイマーとして働く。他の時間はすべて伝道にあてる。母親から教えられた聖書。「大学で教わる専門知識はボクにとって必要ではない。聖書の心を多くの人に知らせるため,ボクの時間をフルに使うことでいい」と中島君はいう。

“ものみの塔”の若い開拓者六人に「君の生きがいは?」と聞いた。待ってました! という表情で「聖書の心を広めること。いまの毎日が実に楽しい」というコトバが異口同音にはね返ってきた。あざやかな統一……。』

確かにエホバの証人は,“若ものたち”はもとより,あらゆる年齢層の他の証人たちを含め,努力して成し遂げるべき,たいせつなものを持っています。証人たちは,自分たちの神である創造者をたたえつつ,栄光に輝く場所に変えられる地上で,永遠の命を得る目標に向かって前進します。神の王国の統治する,真の愛と喜び,そして平和が永遠に続くことでしょう。

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