真のクリスチャン愛
● モザンビークで投獄されている男子のエホバの証人は,わたしたちの知る限りでは,ひどい仕打ちを受けてはいません。16人の証人の一群は全員同じ刑務所にはいっているので,交わりや集会をともに楽しむことができます。当局は最初その証人たちを別々にしたのですが,彼らが仲間の囚人にたいへんすぐれた証言をしたので,全員をいっしょにしたほうがより安全であると判断したのです。投獄中の証人の家族の世話をする面で,自由の身の証人たちは真のクリスチャンを見わけるしるしである愛の精神を表わしました。(ヨハネ 13:34,35)そうした困っている家庭のため募金が続けられており,店に行って記載額面相当の買物ができるよう,商品券が定期的に与えられています。つまりモザンビークの証人たちは,おとなと子どもを含め80人もの人々の生計をまかなっていることになります。これまでに証人たちはこうした援助をほぼ1年間にわたって続けてきました。
― エホバの証人の1971年度年鑑より