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    目ざめよ! 1972
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目ざめよ! 1972
目72 7/22 30–31ページ

世界展望

女性のための平等の権利

◆ アメリカの国会は,最近,同国の基本法である米国憲法の平等の権利に対する修正案を承認した。ついで修正案は裁可されるために,各州へ送られた。4分の3の州が承認すれば,同案は米国憲法修正第27条となる。すでに12の州が直ちに裁可している。この修正案は,性別による差別の撤廃を意図したもので,就職や財産権などに関する,男性に有利な現在の法律や慣行を無効にするものである。しかし,また,それは女性に有利な法律の変更をも意味する。たとえば,女性が徴兵に服さなければならなくなったり,離婚後夫と妻のどちらも扶助料を得られるようになったり,児童保護法に変更が加えられることが考えられる。現在女性はそれらの面で優遇されている。

疑問視される従来の分べん方法

◆ アメリカのノースウエスタン大学医学部の教授,N・A・ニュートン博士は,最近,アメリカで従来行なわれてきた分べん方法には間違っている点があり,そのために,アメリカでは幼児の死亡率が比較的高いと唱えている。同女史は,とりわけ次のような点を指摘している。妊婦の体重が多いほうが早産を避けやすいのであるが,保健関係者たちは,普通以下の体重を維持するよう妊婦に勧めている。事実は,母親と子どもを強制的に分離すると母子の関係が薄くなることを示唆しているにもかかわらず,ほとんどの病院では母親と子どもが強制的に分離させられている。母乳で育てるのは良いと言っておきながら,母親には,乳房が痛んだり,乳の出が悪くなるような指示を与えている。乳は子どもがほしがる時に与えるのが,母子双方にとって良いことが証明されているにもかかわらず,決まった時間にしか乳を飲ませない。妊婦に薬の使用を警告するどころか,薬を飲ませている。すわった,あるいはしゃがんだ姿勢は分べんを楽にするのだが,お産の時に妊婦をあお向けに寝かせる。

『敵対』関係の動物たちも実は仲良し

◆ ある権威者たちによれば,動物の世界のいわゆる「天敵」は,ほんとうに憎みあっているのではない。動物は,食物となわばりを争わねばならない時にだけ憎み合うのである。ニューヨークにある動物才能探察協会の一理事,ジョアン・ラッキーは,食欲が満たされるなら,「ごく幼い時から人間に育てられた動物のほとんどは他のどんな動物とも生活できるようになる」と述べている。動物生態学者のほとんどが,成長した動物の行動を決定する主要な要因は単なる本能ではなく,動物の幼い時の調教であることを認めている。

世界的な水不足の警告

◆ 国連食糧農業機構の最近の報告によれば,工業用水の需要の急激な増加と,世界人口の“爆発”のために,人類家族は1世紀以内に水不足をきたす。すでに慢性的な水不足に悩まされているとして一部次のような地域があげられた。スペイン,南部イタリア,ダルマチア海岸,ギリシア,シリアを除くアラビアのすべての国,イランの大半,パキスタン,インド西部,日本,韓国,オーストラリアおよびニュージーランドの西部と南部一帯,アフリカの北西および南西海岸,アメリカ大陸南西部,パナマ,メキシコ北部,チリ中部,ペルーの一部。

長髪は危険

◆ 長髪の者はたいてい麻薬中毒者と関係を持っていると見られているため,フィリピン,マニラ市郊外の,ある町議会は長髪の男子住民の投獄を認める法案を提出した。

科学はもはや『神聖』ではない

◆ かつて,科学は『聖牛』と考えられていた。人々の多くは,科学は人類の諸問題の解決策を持っていると感じていた。だが今やその考えは変わりつつある。最近の世論調査では,対象となったアメリカ人の相当数に当たる76%は,科学の進歩にあまりにも重点を置き,人間をおろそかにするという不均衡が存在してきたと考えていることが示された。科学は,「人間の最も基本的問題すら解決することに失敗した」という感がますます深まっている。

生き残る手段

◆ ハワイ大学の科学担当の一教授は,数年のうちに世界的なききんが必ず起こり,そのため厳しい統制手段が取られて,世界は一つの軍事基地と化すと信じている。そこで最近彼は,土地を購入して,太平洋のある島へ行くことを計画している。ニューヨーカー誌は次のように説明している。「彼は,なくてはならない薬や産児制限用の器具,および基本的な用具などを含む,生き残るための大量の道具を集めた。ニューハウス夫妻は,自分たちの意志で盲腸と胆嚢を取り除いてもらい,歯を全部抜いてもらった。将来そうした基本的な医療を受ける必要をなくすためである」。

廃棄物から紙を作る

◆ 最近,アメリカのある企業は,選別してないそのままの廃棄物から印刷用に使える紙を再製することに成功したといわれている。これまで紙の再製に使われていたのは,主として他の廃棄物からより分けた紙に限られていたが,その選別作業は高くついた。しかし,新しい製法は,ゴミ箱から出した廃棄物をそっくりそのまま利用するものである。

人間の本質をあばいた実験

◆ アメリカ,カリフォルニア州のスタンフォード大学の心理学教授,フィリップ・ジンバルドは,監獄生活と同じような状況を作り出す実験をした。その目的は,囚人,あるいは監守になることにはどんな意味があるかをよりよく理解することであった。成熟していて,感情的に安定した,正常で知性のある,『中流階級』の家庭で育った青年が選ばれ,彼らは『監守』と『囚人』とに等分された。実験は2週間に及ぶはずであったが,六日後に中止せざるをえなかった。同心理学者は,その短い間に「人間の最もみにくく,最も卑劣で病的な面が表面化した」と語った。『監守』の約3分の1は圧制的な権力をふるうようになり,『囚人』の半数は急性の感情障害を起こした。ジンバルド教授は,「独創的な悪を行なう信じがたい能力」を持つ『フランケンシュタインばりの怪物』という結果が出たことに驚愕している。しかし,はるか昔に,神のみことばである聖書は,すべての人間は罪をもって生まれ,悪い事を行なう傾向があるので,考え方を正すために神からのたいせつな教えを必要としていることを,まさしく書きしるしていた。

「めちゃくちゃに盗まれる」

◆ どの経営者もこのような結論に達するであろうとは,従業員による盗みがおよそ4兆9,000億円という驚くべき額にのぼったアメリカで発行されている雑誌,「週刊工業」の論である。アメリカの商業局の調査によれば,そうした盗みが毎年約20%ずつ増加している。いわゆる「ブルーカラー」の従業員は,「ホワイトカラー」の従業員にくらべて「取るに足りない」泥棒であると言われた。

年少者の強盗

◆ 最近,ニューヨーク市の警察は,2か月間に12件を越える強盗を働いた4人組を逮捕した。一味は非常によく組織されており,3人が押し入り,ひとりが『携帯用無線電話器』を持って見張りをしていた。ところが,いつものパトロールカーが通り過ぎたあと,見張りが『だれもいない』という合図を送り,一味が店に押し入ったところを,標示のない警察の車が見つけたのである。このよく組織された強盗のうち3人は13歳,残りのひとりは12歳だった。

学校をさぼる

◆ ロンドン市教育当局の教育主事,エリック・ブリオルト博士の報告によれば,ロンドン北部の学校には,3人の生徒につきひとりが毎日理由もなく学校を休む学級がいくつかある。ロンドン全体では,非常に多くのティーンエージャーが学校をさぼっており,その数は八つの中学校を満たすほどであると言われている。ところが,これらの驚くべき数字も,多くの教育者からは「まやかし」であるとされている。事態はさらに悪いと彼らは主張している。

低下した出産率

◆ 1971年にアメリカでは355万9,000件の出生が記録された。出産可能な女子人口はふえているが,それでもこの出生件数は1970年のそれより4%減少している。そして,全国平均出生率は今や,1,000人につき17.3人という最低の記録となっている。最近の何年間かにわたってアメリカでは出生率の最も急速な減少は低所得者層の婦人たちにみられた。1966年から70年までにそれらの婦人の出生件数は,以前の出産能力から考えれば100万件ほど少ないものであった。

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