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  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1972
  • 副見出し
  • 犯罪は民主主義を脅かす
  • ナイジェリアで長官が僧職者をけん責
  • 大量の爆弾投下
  • 高層ビルの墓地
  • 「消えゆく尼僧たち」
  • アメリカでサッカリンに使用制限
  • おもたい,水のベット
  • 長寿
  • 労働の質を改善する
  • 高くつく大都市
  • 依然,正体のわからない幼児の奇病
  • 英国で,女学生の妊娠中絶が高まる
  • 攻撃的なミツバチ
目ざめよ! 1972
目72 6/8 30–31ページ

世界展望

犯罪は民主主義を脅かす

◆ カナダの一判事は,最近,カナダで犯罪が増加していることに関し,法と秩序の崩壊はカナダ人の民主主義的生活方式を脅かしていると批判した。同判事の考えによれば,不法の阻止を約束するひとりないしは数名の人を国民が盲目的に受け入れるという危険があるかもしれず,そのことが独裁主義の台頭をしるしづけるものとなり得る。また次のように語った。「法と秩序を約束し,もし成功すれば,その者は法と秩序を与えるだろう。しかし,それは彼の法,つまり彼自身の抑圧的な法である。秩序といっても,彼が与えるのは命令であろう。彼は治療法を知っているが,その治療法を受けるよりも病気でいるほうがはるかにましである」。

ナイジェリアで長官が僧職者をけん責

◆ ナイジェリアの中西部教育長官E・K・クラークは,最近,聖公会の僧職者が恥しらずにも物質追求にふけっていると非難した。また,教会がなんらかの顕著な方法で一般の人々の心に印象を残してきたものがあるなら,それは教会が,経済的および政治的成功者とおおっぴらに提携していることであると指摘した。同長官はこう述べている。「その結果として,最も悪質な犯罪者の中にはクリスチャンと唱える者がいるし,売春宿には主イエスの名を呼ぶ女たちがあふれている」。

大量の爆弾投下

◆ インドシナ戦争においてアメリカ空軍は,第二次世界大戦の全期間中に投下した量より3倍も多い爆弾を投下した。コーネル大学の学者らが行なった研究によれば,1971年末までに約620万トンの爆弾が投下された。

高層ビルの墓地

◆ ブラジルのリオデジャネイロ市は,450万人の人々がひしめき合う,山と海の間を走る狭くて細い土地で,人口問題をかかえているばかりか,死者を埋める土地を見つけるのに苦労している。この問題を解決する努力の一つとして,このほど,2万1,000の墓を提供する39階の高層ビルが建てられることになった。各の墓には遺体を収容するふたつの棚がある。このビルは14万7,000の遺体を収容する能力を持ち,腐敗した死体の骨を取っておくための納骨堂が設けられることになっている。墓の借用料は5年につき2万5,000円で,5年たって骨が取り除かれると別の人の遺体を納めることができる。永久の借用権は55万円で買える。

「消えゆく尼僧たち」

◆ 最近,アメリカのセントルイス・ポスト・ディスパッチ紙は,「消えゆく尼僧たち」ということばを使って,アメリカにおける尼僧の数の減少を述べた。また全国修道女神命協議会が最近行なった調査により,新しい尼僧の数が過去10年間に86%減少したことが明らかになったことを指摘した。そのうえ,すでに尼僧になっている人々の中にも修道会を離れる人が多い。同紙は「神聖処女マリア修道会が最近全国的に行なった調査では,過去20年間に入会した1,000人の若い人々のうち600人が修道会を離れた」と評した。同協議会の全国主事は,そうした数字が退職者や死亡者による減少を含んでいないことを強調した。

アメリカでサッカリンに使用制限

◆ アメリカの食料および薬品管理局は,人工甘味料であるサッカリンの使用制限を命じた。また,一般に安全とみなれさている食品添加物のリストからサッカリンを除くことも命じられた。予備的証拠は,人工甘味料を多量に与えられたハツカネズミに胆のう腫瘍ができたことを示しています。食料および薬品管理局は,70㌔㌘の人の場合,1日のサッカリン摂取量を1㌘以下に押えるべきであると述べている。実験が完了するまでサッカリンの摂取を制限するための法律がもくろまれている。

おもたい,水のベット

◆ アメリカで最近目新しいものとして水のベットがある。このベットには,従来の詰め物のかわりに水が詰めてある。しかし,同国の,住宅供給および都市開発局は,国家助成住宅地域の経営者たちに,1階を除くすべての階で水のベットを禁じてもよいと通達した。なぜだろうか。水の重さが一つのベットにつきおよそ900㌔もあるので,建て方が貧弱な床はその重さで抜けることがあると代理店が言っているからだ。同開発局は,購入する人たちに,まず床がそれに耐えうるかどうかを確かめるようにと警告している。

長寿

◆ アメリカのある大学教授がソ連のアブハズ自治共和国の人々を研究したところ,90歳から100歳の人々でもその大多数は活動的な生活をしていることが明らかになった。別の学者は,90歳を越えたアブハズ人のあるグループで,男子の約40%,女子の30%は眼鏡を使わずに読書したり,針に糸を通していることを知った。40%を上回る人々の聴力はかなりよい。100歳を越す123人を対象にした9年間にわたる研究では精神病やガンの患者が報告されたことはなかった。同研究の対象となった100歳の人たちは1日に4時間農作業をしていた。彼らが長生きして有益なくらしができるのは単に遺伝的要因によるばかりでなく,文化的要因にもよる。そして次のような要因があげられた。個人および集団行動の統一と,確実性,農業による屋外中心の生活様式,良いしつけ,老人たちは労働面ばかりでなく,若い人々からたよられ助言を求められるという点でも引き続き有用であるという事実,および,アブハズ社会においては年が増すにつれて信望も増すという事実などである。

労働の質を改善する

◆ アメリカの,電子関係のある企業は,流れ作業による大量生産方式に逆行する試みをしている。流れ作業では個々の労働者は一つの製品に同じ数種の部品を付け加える作業をくり返す。これでは労働者は労働の質や気構えを改善しようという意欲がわかない。ところが,製品の一つであるポケット型のラジオに関し,同社が工員に,組み立て,検査,包装など発送までの全工程を教えたところ,労働の質がずっと向上した。労働者は完成した製品にさらに深い関心を持ち,仕事を楽しみ,自分の腕に非常な誇りを持ったからである。この新方式は流れ作業より遅いが,遅れは,従業員の欠勤の減少,士気の向上やよりよい品質管理によって補われると会社側は語っている。

高くつく大都市

◆ 最近,ロンドンのファイネンシャル・タイムスは,旅行者の支出に基づいて,世界の大都市の中で非常に高くつく都市のリストを載せた。最も高くつくのはニューヨーク市で,以下,カラカス,メキシコ・シティー,パリ,ブリュッセルと続く。最も安あがりな大都市はモスクワであるという。

依然,正体のわからない幼児の奇病

◆ 見たところ健康な幼児が睡眠中に死亡するという奇病の正体はまだわかっていない。アメリカでは,この病気で1年間に少なくとも1万人の幼児が死亡する。児童に関する国会小委員会で,医学関係者らは,近々対策方法が見いだされるという楽観は許されないと証言した。伝染病や,神経組織の不安定など多くの要素が関係しているといわれている。この病気に関心を示す学者がほとんどなく,理論的に証明することが困難であるため,その原因の究明は遅々として進んでいない。

英国で,女学生の妊娠中絶が高まる

◆ 英国の戸籍本署長官は,最近,同国で妊娠中絶が驚くほど増加していると報告した。一報告によれば,現在6件の妊娠につき1件の割合で合法的に中絶が行なわれている。しかし,違法の中絶件数は不明であるから,実際の割合はもっと高い。15歳以下の少女の妊娠中絶は,昨年よりも60%ふえている。

攻撃的なミツバチ

◆ 1956年,アフリカのどう猛なミツバチがわずかに,ブラジルのサンパウロに輸入された。ブラジルのおとなしいミツバチと交配させ,ハチミツの収穫量を上げようというのである。ところが,1957年にアフリカ産の女王バチ26匹が逃げ,ブラジルのミツバチと交配しはじめた。やがて,攻撃的なアフリカ種はブラジル種を圧倒した。今では,ブラジル産のミツバチにほぼ完全に取って代わっていると伝えられている。この種のミツバチはアルゼンチン,ウルガイ,パラグアイ,ボリビアおよびペルーの一部にも定着し,1年に約320㌔の速さで広がっている。また,何千匹もの動物や,人を数名殺したと言われる。

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