ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目72 11/8 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1972
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • メキシコで腸チフスが流行
  • 家庭用の燃料電池
  • 光を強めるメガネ
  • ラプラタ川での惨事
  • 「うるう秒」
  • 画期的なモーター
  • フィジー島の人々は教会を批判
  • カトリックの教会会議が教会の諸問題を強調
  • かくまわれていたナチの手先
  • 「牧者のいない羊の群れ」
  • 売りに出される英国の教会
  • 永続するように設計されている
    目ざめよ! 1971
  • キリスト教世界はカナンの道を歩む
    目ざめよ! 1989
  • 教会は同性愛に対してどんな立場を取っているか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1973
  • 司教会議 ― それは何を成し遂げたか
    目ざめよ! 1972
もっと見る
目ざめよ! 1972
目72 11/8 30–31ページ

世界展望

メキシコで腸チフスが流行

◆ 今年の初め以来,腸チフスが中央メキシコの四つの州で猛威をふるっている。公衆衛生局の職員たちの話によれば,この腸チフスの流行は数十年来の世界最悪のものである。非常にやっかいなのは,流行の原因である腸チフス菌の種類が,従来この治療に用いられている薬に対してどういうわけか抵抗力を持っているということだ。推定によれば,少なくとも1,400人が腸チフスに感染した。メキシコのプエブラ,メキシコ,イダルゴあるいはトラクカラへの旅行者たちは,さ湯とか炭酸水,あるいはカン詰めやびん詰めのさ湯や炭酸化された飲料水だけを飲むように勧められている。

家庭用の燃料電池

◆ 電気の需要は増える一方なので,電力会社は需要に応じることにますます困難を感じている。アメリカのブルックリン・ユニオン・ガス会社はこのほど,3軒の家のうち1軒の屋根に燃料電池を取り付けてそれら3軒の家に電気を供給することを試験的に行なった。地下室の変換装置が燃料電池の直流を使用可能な交流に変えた。その電池は電気科学的な方法によって天然ガスを電気に変え,副産物として水蒸気と一酸化炭素を生じさせる。しかし,この装置はまだ,一般家庭用としては実用化していない。

光を強めるメガネ

◆ 最近,アメリカ海軍は,光を1万倍に増幅できる水中メガネを試験した。光は電子的に強化される。電源はメガネに取り付けられた1.35ボルトの小さな電池2個である。報告によると,「メガネの性能は驚くべきものである。周囲をほとんど完全な暗やみにされた,研究所の4㍍ほどの実験タンクの中で,そのメガネは肉眼では見えない物体を鋭く見わける」。

ラプラタ川での惨事

◆ 去る5月11日早朝,アルゼンチンの牛肉を積んだ英国の冷凍船が,本国への帰途,ウルグアイのモンテビデオ近くまで来たとき突然激しくゆれたかと思うと,全艦炎に包まれてしまった。74人の乗組員は,無線連結するひまさえなく全員焼死した。リベリアのタンカーが狭い運河の中でその英国船に正面衝突したのである。タンカーの乗組員の多くも行くえ不明になった。これは,ラプラタ川における今世紀最悪の船の惨事だった。

「うるう秒」

◆ 去る6月30日,グリニッチ標準時間の午前零時に,全世界で政府の時間記録係の時計へ「うるう秒」が史上初めて加えられた。その時,1分が61秒に延びた。これは地球の時間を原子時計に合わせるために必要だということである。

画期的なモーター

◆ 最近,オーストラリアの一技師は,これまでにない回転する内燃機関を発明した。それは,自動車から小さな飛行機に至るまでの乗り物のエンジンに革命を起こすものと期待されている。発明者の名前にちなんでサリクと呼ばれるそのエンジンは作動する部分が10しかないので,有名なワンケル・エンジンほど複雑でなく,またわずか60オーストラリアドルで大量生産することができる。直径はわずか40㌢,厚さは13㌢,推定出力は毎分5,000回転で200馬力である。その原型はエンジンの重量の各1㌔について2馬力以上を出し,重量に対する力の割合いは他のエンジンよりもはるかにすぐれている。やはりサリク氏が発明した小型の伝導装置を併用すれば,このエンジンの設備に要するスペースは0.1平方㍍ほどで十分だ。

フィジー島の人々は教会を批判

◆ 去る5月に,フィジーのスバで開かれた南太平洋芸術祭で上演された劇は,キリスト教世界の教会が,南太平洋の島々の人たちにどのように見られているかを示していた。ある劇では,司教が,羊飼いのかぎの代わりにドルのしるしを頭につけた司教杖を持って現われた。「プリッチャード」という劇は,フィジーの人々が人食いの風習をやめた当時のことを扱っていたが,その劇に登場した領事は,「敵対している教会の間を取り持つよりも人食い人種のしゅう長たちの仲裁をするほうがまだやさしい」と嘆いた。

カトリックの教会会議が教会の諸問題を強調

◆ 今年の5月10日から14日にかけて司教,司祭,神学者ら300人が,「第1回ドイツ司教区総会」に出席するため,西ドイツのババリア州にあるウェルツブルク市に集まった。同会議の目的は,ドイツのカトリック教会内の退廃的な状態を改善しようというものであった。既婚者を司教にすべきかに関する討議は許可しないことが司教たちによって決定されたと,議長のデプフナー枢機卿が発表すると,抗議のあらしがわき起こった。約60人の代表者たちからストライキをするとおどされて,司教たちはその決定を撤回した。

かくまわれていたナチの手先

◆ 去る6月26日付けのタイム誌に掲載された記事で,フランス占領中にナチの手先となって働いた一フランス人のことが明るみに出た。同記事によると,そのフランス人は,ゲシュタポがフランス・レジスタンスの闘士やユダヤ人を狩り出すのを助け,それらの人々の多数が死亡したことに対して個人的に責任を持っていた。彼はフランスの法廷における欠席裁判で2度にわたり死刑を宣告されたが,その刑が時効になるまで身を隠していた。彼が隠れていた場所について,同誌は次のように報じている。「彼は,自分の罪の判決が時効になる1967年まで20年間,フランスの僧院や女子修道院に隠れていた。トウビルは,パリとバチカンにおいて勢力を持つ,フランス人の修道院長,チャールズ・デュケールという有力な保護者を持っていた」。

「牧者のいない羊の群れ」

◆ 1972年6月8日付けの米紙,ダラス・タイムズ・ヘラルドの伝えるところによると,「バプテスマを受けてローマ・カトリック教徒になった,あらゆる民族国民からなる6億3,300万の人々は,ますます牧者のいない羊の群れになりつつある」。同紙はまた,「僧職者層は薄くなる一方で,将来司祭者職につく新しい人々も少なくなっており,ある場合にはほんの少数しかいない」ことを指摘した。ヨーロッパでは,13万2,251教区あるなかで,約27%の教区に司祭がいない。ラテン・アメリカには,世界のカトリック人口の3分の1が住んでいるが,司祭は5,000人しかいないと言われている。スペイン,イタリア,アイルランド,フランス,ベルギー,オランダ,西ドイツ,その他の国々でもすべて,司祭の数は毎年減少している。

売りに出される英国の教会

◆ 英国の教会は1年間に150の割合で閉鎖されている。過去二,三年のあいだに5,000を上回る教会が閉鎖された。すでに閉鎖された教会はどうなっているだろうか。エリザベス朝演劇団は,本格的なシェークスピア劇の舞台にちょうどよい大きさの円形に設計されているという理由で,ロンドンのある有名な教会を譲り受けた。他の教会の建物は,アメの工場,ガソリンスタンド,倉庫,古美術品の店,美術館,画室,スーパー・マーケット,官文庫,週末に使う別荘などに変えられている。ある地方の在英インド人は教会をヒンズー教の寺に改造した。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする