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  • エホバが神であることを確信する
  • 目ざめよ! 1973
目ざめよ! 1973
目73 4/22 29ページ

エホバが神であることを確信する

私は以前,いわゆるキリスト教の伝道者として単身,福井県の敦賀で黒板を用いて,死後の世界を説明したり,またその教会は政治活動も行なっていたのでカンパ活動を行なったりしていました。

私がエホバの証人の訪問を受けたのは一昨年の10月,ちょうどその時でした。私は自分の宗教活動に生きがいを感じ,間違いないと思っていましたので,最初は逆に伝道しようと思いました。と同時に,同じ一つの聖書を是認するのにも多くの面で相違がありましたから,そういった疑問を解決するためにも何回となく話し合いました。

しかし,その当時,私は自分達の責任において世界平和を実現すると意気込んでおりました故,研究はかなりの期間にわたって続きましたが,中々,納得することができませんでした。その間さまざまな心情がありました。あまりにお互いがかたくなな態度ゆえ,研究をやめようと何回も思いましたが,疑問を残したままやめることはどうしてもできませんでした。今考えると,知らないうちに真理が心の中に根を付け,芽ばえていたようです。

そして,私の祈りに変化が生じました。毎日一人で何が真理かわからなくて考え込んでおりました。その時はまだエホバという名は使いませんでしたが,どうか私を真理のほうに導いて下さいと神に祈っていました。その祈りが聞き入れられたのか,最も苦しい時,一月中旬,エホバの証人の巡回監督の訪問を受け,二回にわたる討論の結果,「人間の生きている目的,将来」「霊魂の不滅性」「アダムとエバの罪の問題」等ようやく以前の宗教について大きな疑問が生まれ,その結果,私は他の人々に伝道する気力を失い,またさまざまな心の戦いがあり,寝つかれなく,数日間泣き明かしたこともありました。それでもその湧いた疑問を握りつぶして,そのまま進むか,その疑問の芽を見つめて行くか,毎日本当に苦しい戦いが続きました。そして今度はエホバという名前を使って祈り始め,聖書の真理を始めから学ぼうと決意し,以前の組織を去り,福井に戻り,全時間伝道者の援助を受け,市場に勤めながら学び続けました。

しかし,そのうち一つの試練がやってきました。以前の組織の人が私の自宅や勤務先に何回となく尋ね,改宗するならば,私の将来に良い事がないなどといい,組織に戻るよう半強制的に大阪へ連れて行かれました。大阪で二,三日過ごしましたが,その教会が政治に積極的に介入していましたから,その誤りにはっきり気付き,どうしてもここを出なければと思い,夜中にこっそり出て朝の汽車に飛び乗り,日曜日に行なわれている王国会館の集会に直行しました。そこでエホバの証人たちから暖かく迎えられたのを,忘れることはできません。

その後研究を続け,この体制がサタンの支配の下にあること,神の目的がそこなわれ,まもなく裁きのあること,また神の目的,人間の死後の問題などを理解することができました。そして7月に入ってようやくエホバ神の存在を認め,全面的に真理を受け入れ,新秩序を待ち望む1人の人間として奉仕に参加し始めました。

そして,こうした多くの戦いの後に得た真理は,私に強い勇気,またこの世のさまざまな圧力からの解放,自由を与えてくれました。エホバ神の愛と多くの仲間のクリスチャンたちの励ましや,愛によってこうして真理を知り得たことを深く感謝すると同時に,まもなくこの事物の体制の終わりがくることを深く認識し,日々心を新たにし,エホバ神への奉仕に励み,新秩序への努力を重ねて行く決意であります。―エホバの証人の巡回大会で語られた経験。

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