印刷された文書により真理を知る
今日のように忙しい毎日を送らねばならない人々は昔のようにゆっくりと人の話を聞く時間がありません。イエスの時代の人々は多くの時間を用いて話を聞きに歩いたものです。しかし,今日印刷された文書を通じてそのような話を人々は聞いています。クリスチャンの出版物にはそうした目的があるのです。次の経験は一例として,人々がどのように聖書の真理を知り信仰をいだくようになるのかを示しています。大阪に住む青年は自分の経験を次のように語っています。
「聖書の真理を知る以前から,私は哲学や宗教,政治に関心を持ち,その種の本をよく読んでいました。以前は共産主義,そして後にトルストイの宗教論文など数冊読んだときは,これが人間の生きる道だと思ったりしました。また父と一緒に西国33か所の霊場を巡礼したりしました。
「真理を知るきっかけとなったのは学校の帰りに何の気なしに哲学書かまたは宗教関係の良い本はないかと思い古本屋に入ったことです。そしてすみに眠っていた『とこしえの命に導く真理』『神が偽ることのできない事柄』また『神の自由の子となってうける永遠の生命』などを買いました。さっそく『真理』の本を読み,途中で私は感激してしまい,家族の者に読んでみるように勧めました。前から探し求めていた真理だと確信した時の興奮はいまでも覚えています。それでさらに知りたくなり,ものみの塔協会に手紙を出し他の全部の出版物を求めました。二つの雑誌の郵送と小冊子を含め15冊の本が送られて来ました。
「数週間たってからエホバの証人の全時間伝道者が訪問し,家での聖書研究を開いてくれました。以前に読んだ協会の雑誌の中に,伝道者が訪れたら家に入ってもらうのは良いと書いてあったのを思い出したのでその訪問を歓迎しました。父に勧められて入っていた新興宗教から脱退し,研究後約2か月で他の人に真理を伝道するようになり,その後3か月たってバプテスマを受けました。両親の願いがあり短期大学に行くようになりましたが,今ではエフェソス 5章16節にあるように『よい時を買い取り』全時間の伝道奉仕をめざしています。神がクリスチャンの出版物を通して私を導いてくださったことを感謝しています」。
このように印刷された文書は今日とても有用な役割を果たしています。あなたもエホバの証人の勧める出版物を楽しく読んでおられますか。