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目ざめよ! 1977
目77 7/22 3–4ページ

負債を抱える ― 現代の生き方

負債を抱えたことがありますか。お金を借りたことや,クレジットで品物を買って後日その代金を支払う約束をしたことがありますか。

今日,そのような経験を持つ人は例外的な存在ではありません。世界史上,今ほど多くの人々が負債を抱え込んだことはかつてありません。

同じような事は会社や都市そして国家全体にも起きています。そのすべては,これまでにないほど多額の負債を抱え込んでいます。その結果,現時点で世界中のあらゆる種類の負債を合計すると,その額は幾千億どころか幾百兆円にも上ります。

異なった生き方

こうして,負債を抱えることは一般に認められている,“標準的”な生き方とみなされるようになりました。そのような生き方に従う人の数は増加の一途をたどっています。しかし,負債に対する現代のこのような見解は,これまでの世代の持っていた見解と著しい対照をなしています。

昔はほとんどの家庭で,借金をするのは恥と言ってもよいこと,何とかして避けるべきこと,と考えられていました。人々は普通,負債を抱えるよりは,むしろ多くのものをなしで済ませてしまうのが常でした。

もちろん昔は今ほど生活様式も複雑ではありませんでした。その上,世界の大半の人々の間に,農耕を主とする生活様式が行き渡っていました。

例えば,その当時の家屋は現在よりもずっと簡素でした。森林の豊富な国は少なくなかったので,木造家屋は比較的安く建てることができました。泥や粘土にわらを混ぜ,それを使って簡単な家を建てる国もありました。熱帯の国々では,やしの葉や,わらが建築材料として用いられました。そのような家を建てるのに,それほどの費用はかかりませんでした。

交通の手段としては,大抵の場合,徒歩で事足りました。もっと速い交通の便が必要なら,馬やロバ,そしてある場合にはラクダが利用されました。重い荷物は荷車に載せて,牛やラバや馬に引かせて運びました。そのようなものを購入するために多額の借金をしなければならない家族はほとんどありませんでした。

著しい変化

今日,工業化された社会ではもちろん,農業国の都市においてさえ,そのすべては著しく変化しています。昔の簡素で費用のかからない生き方を追い求めることは,今やほとんど不可能です。

そのような場所で,家屋はずっと凝った造りになり,値段も高くなっています。高価な自動車や列車や飛行機が交通機関として用いられています。トラックや貨車は膨大な量の荷物を輸送しますが,費用もかさみます。企業の用いる事務所や機械類およびその他の設備にしても同じことが言えます。

諸国家は,近代戦に必要とされる極めて複雑な兵器で武装します。最新型の潜水艦の中には何と一隻約10億㌦(約3,000億円)するものもあるのです。また政府は,国民のために,警察,消防,清掃,下水,道路保全,水道,福祉および社会保障の給付,およびその他多くの業務を行なっています。現代の社会において,そのすべてを行なってゆくためには膨大な資金が必要とされます。

個人にしろ,企業にしろ,都市や国家にしろ,こうしたものすべてのために前もって貯蓄をすることはほとんどできません。そのため借金をして,負債を抱えることになるのです。

別の理由

個人的な負債について言えば,人は失業やその他の経済的な破たんの結果,やむを得ず借金をする場合があります。また,家や自動車など大きなものを購入する際に,ほとんどの人が現金で支払えないこともよく分かります。

しかし,多くの人々は必需品でないものを購入するために負債を抱えるようになっており,そのような人の数は増加の一途をたどっています。例えば,数十年ほど前までは,テレビや高価な無線装置,様々な電気器具などの製品は全く存在していませんでした。しかし,今やこうした物品が必需品であるかのように考えられています。

こうした物品をすぐに入手するため,増々大勢の人々は進んで負債を抱え込み,それを後日支払おうと考えています。現金で購入するために,まず貯金をするような人は珍しい存在となっています。

しかし,世の中に見られる,気ままに消費し,重い借金を抱え込むという状態はこのまま続くのでしょうか。借金の上に借金を重ねていっても,悲惨な結果を見ることになる日が来ないなどと言えるでしょうか。世界の抱える負債の重荷は,すでに危険な段階にまで達しているのでしょうか。

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