ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目79 2/22 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1979
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • イタリアのエホバの証人
  • ガチョウで雑草駆除
  • 生命形態の消滅
  • 太陽光線から得る電気
  • 優れた指導
  • 変わった形の望遠鏡
  • 原爆に関する良心
  • 消印のない切手の再使用?
  • アリストテレスの限界
  • 修道士がテキストを秘蔵
  • 「鍼は禁煙に役立つ」か?
  • ダイヤモンドの欺き
  • 銀行最大の横領者
  • 膨大な数の堕胎
  • とびきり有用な木の実
    目ざめよ! 2003
  • “人間に一番役立つ木”
    目ざめよ! 1993
  • 世界展望
    目ざめよ! 1979
  • 世界展望
    目ざめよ! 1978
もっと見る
目ざめよ! 1979
目79 2/22 30–31ページ

世界展望

イタリアのエホバの証人

◆ ニュース特別欄執筆者ロッド・ノードランドは,ローマから次のように伝えている。「先週の週末,カトリック教徒が法王パウロ六世の墓参に長蛇の列を作っていた時,約6万5,000人のイタリア人は,彼らの神に敬意を示すべく,色とりどりの傘の下,フラミニオサッカー競技場に集まっていた。しかしその神は,聖ペテロのバシリカ聖堂の下で岩屋の中に眠っている教皇[パウロ六世]によって象徴される神とは違う神である。世界で最もカトリック勢力の強いこの国で,エホバの証人は強力な足場を得,その足場も強固になりつつある」。

ノードランドはさらにこう述べている。第二次世界大戦中イタリアにいた証人はわずか95人だったが,「今ではイタリアで二番目に大きな宗教団体だと言われている。確かに彼らの増え方はめざましい。……ほとんどが名目上カトリック教徒で構成されるイタリアの総人口5,400万人に比べると,その信者の数はまだ少ないが,エホバの証人はこの国で自分たちの存在を気付かせている。教会の当局者たちの話によると,現在までにイタリアのあらゆる家が,エホバの証人のだれかによって訪問されているという」― 1978年8月16日付,フィラデルフィア・インクワイアラー紙。

ガチョウで雑草駆除

◆ カリフォルニアの綿花栽培者の間では,余計な植物を駆除するには機械より,雑草を食べるガチョウの方が適していることを認める人が次第に増加している。中国産の白ガチョウの一変種であるこの除草ガチョウは,おとなしくて言うことをよくきく働き手であり,しかも土地を肥沃にする肥料をおとしてゆく。ガチョウの食欲はおう盛だが,食料となるのは綿の木ではなく,もっぱら雑草などの草に限られている。ガチョウを使う農夫たちは,ガチョウがヒメモロコシやギョウギシバのようなたくましい雑草を畑から除くことができると述べている。ガチョウは地上の草の生えた部分を食べ尽くすと,今度は約5センチほどのくちばしを地面に突っ込み,綿の木の根を避けながら,草の根をつつき始める。ガチョウを使った場合の経費は一エーカー(約4,046平方メートル)あたり九㌦(約1,800円)だが,人間の労働者の場合は一エーカーあたり75㌦(約1万5,000円)であった。現在,果実製造者の中には鳥を使う人もいる。もちろん,草食性のガチョウは芝生の草も食べてしまうため,芝生の雑草の駆除には不向きである。

生命形態の消滅

◆ 世界監視協会は,現在の割合で死滅率が増加してゆけば,幾十万という動植物が今世紀の終わりまでに全滅し,地上の生命の本質が根本的に変化するかもしれないと警鐘を鳴らしている。1600年から1950年までの間に,平均すると10年に一種の動物が死滅しているが,現在の死滅率は一年に一種である。植物の生命は今,一日に約一種の割合で消滅しつつある。20年もしないうちに動植物の死滅率は一時間に一種というところまでいくのではないかと案じられている。権威筋はその原因として,空気や水の汚染,生息地の自然破壊,過度の狩猟,以前は多様な植物が存在した場所に二,三種類の穀物を栽培したこと,人口“爆発”によって都市や町,家庭や工場が田園地帯に広がったことなどを挙げている。

太陽光線から得る電気

◆ 太陽光線から直接に電気を起こす方法が開発されている。ニュー・サイエンティスト誌は,ふり注ぐ太陽光線の約11%を電気に変えられる太陽電池について述べているが,二年前の太陽電池の効率はわずか4%,去年は約8%だった。電池の効率をますます高める研究が続けられている。

優れた指導

◆ テキサス州のある研究団体は,最大の労働効率を得る指導方法を確かめるため,1万6,000人の経営幹部を調査した。その研究により,最大の成果を得ている管理職員は利益だけでなく人々に関心を払う傾向のあることが認められた。並の成績だったのは生産に没頭している人,最悪だったのは「自分自身の安全だけで頭がいっぱいの人」だった。最も良い成績をあげた人々は,労働者にも上司にも耳を傾けていたが,最悪の人々は意思の疎通を避け,その代わりに行動方針便覧に頼る傾向があった。良い成果があがったのは先天的な素質によるのではなく,努力の賜物であると,研究者たちは結論付けている。若い経営幹部を訓練するかぎは,仕事と労働者に対する正しい見方を持たせることにある。

変わった形の望遠鏡

◆ 世界最大の236インチ(約5メートル90センチ)の反射望遠鏡は現在ソ連で用いられているが,天文学者は,これからもこれほど大きな反射望遠鏡は作られそうもないと考えている。大型の望遠鏡はその重量からくる過度の圧力のため,望遠鏡に不可欠な精度が落ちる。しかし天文学者は,幾台かの中型望遠鏡を一つに束ね,集光力をまとめて大型望遠鏡の性能と等しくすることによって,その問題を克服できるとみている。現在,アリゾナ州,ツーソンに近いホプキンス山上で,このような器械が組み立てられている。それは六台の72インチ(約1メートル80センチ)望遠鏡を,“六連発”拳銃の回転仕切りのように束ねたもので,六台の望遠鏡すべてが同一方向を向いている。これが成功した暁には,1,000インチ(約25メートル)の望遠鏡に匹敵する性能を発揮する別の複式の設備が考慮されることになる。

原爆に関する良心

◆ 一度に八万人以上の人々を殺すことに加わったとしたら,どんな気持ちがするだろうか。ジョージ・キャロン氏は,33年前広島に原子爆弾を投下した爆撃機の後部射手だったが,最近当時のことを次のように回想した。「そのような任務に携われて非常に満足だった。私が望んだのは爆弾がうまく爆発することと,我々がそこから遠ざかることだった」。その後も自分は「悪い夢を見たことも,自責の念にかられたこともなかった。なぜならそれはなされねばならなかったからである」。ベルギーのトゥー・ザ・ポイント・インターナショナル誌は次のよう説明している。「キャロン氏の明らかな良心は,二,三週間前に亡くなったクロード・アーサリー氏の良心ときわだった対照をなしている。アーサリー氏は,[爆撃機を]その標的に導いた着弾監視パイロットだったことで,苦悩と悔恨の歳月を送っていた」。(1978年12月22日号の「目ざめよ!」誌,29ページをご覧ください。)

消印のない切手の再使用?

◆ 費用節約の一手段として,消印の押されていない切手を郵便物からはがし取り,それを再使用する人がいる。アメリカ上院議員の一秘書は,一日5ドル(約1,000円)から10ドル(約2,000円)相当の切手を再使用しているが,その上院議員は,納税者のお金を節約することになると大いに喜んでいる。しかし米国郵政省は,このような再使用は違法であると述べている。

アリストテレスの限界

◆ アテネ・デイリー・ポスト紙の伝えるところによれば,去年の八月,ギリシャのテサロニケでアリストテレス没後2,300年を記念する国際会議か聞かれた。アテネ大学のジョン・N・テオドラコポウロス教授はこの有名なギリシャ人を,「最初の重要な体系的哲学者」と呼んだ。しかしアリストテレスはその哲学上の先駆者,アナクシマンドロス,アナクサゴラス,エンペドクレスと同様人間の知恵にしばられていた。それゆえにアリストテレスも進化論的な考えに陥っており,「自然界は無生物から動物へと,正確な境界線を定めることができないような方法で少しずつ前進する」と書いている。

修道士がテキストを秘蔵

◆ 二年前,ギリシャ正教の修道士が初期クリスチャンによって用いられたテキストの数多くの断片をシナイ山上で発見していたことが最近明るみに出た。その羊皮紙とパピルス紙の断片の中には,大英博物館に納められている四世紀の重要なギリシャ語聖書の写本,シナイ写本では脱落している八ページが含まれていた。「今日のキリスト教」と題する雑誌によれば,「修道士たちは比較的少数の断片をマイクロフィルムに収めることを許しただけで,その貴重な発見物を隠し続けていた」。なぜだろうか。「学者たち,教会各派,各国政府の間のさまざまな対立関係が発表を遅らせた原因の一つである」と同誌は述べている。

「鍼は禁煙に役立つ」か?

◆ ソビエト・ライフ誌は,「反射療法中央研究所が鍼による新しい診察法と治療法を開発した」と伝えている。同誌の説明によると,実験から得られた一つの結論は,耳の特定の箇所に鍼を差し込むと,「患者は喫煙に対して嫌悪感を」抱くようになるという発見だった。「[実験の]参加者のうち約九割が,この有害な習慣を断ち切った」と言われている。

ダイヤモンドの欺き

◆ 南アフリカ産のほとんどのダイヤモンドはややくすんだ黄色を帯びているため,あざやかな黄色の石や輝かしい蒼白の石の方がはるかに高価である。ところが模造品の製作者たちは,普通のダイヤに中性子を当てて加熱すれば,おそらく五倍の値打ちのあるあざやかな黄色が得られることを覚えた。英国のニュー・サイエンティスト誌によれば,宝石学者はこのからくりを暴露する根拠として,中性子を当てた結果,その見かけの変化した宝石が特定の波長の光を吸収しやすくなるという副次的な特性を利用したという。しかし現在では,ダイヤモンドに加熱すると,この特性さえ失われてしまうことが明らかになっているため,この問題はその研究所の模造品の探知者のところへ戻されている。

銀行最大の横領者

◆ 銀行業,保険業の筋から得られた情報によると,米国の銀行における横領による損害額は過去六年間に三倍に増加した。増加の原因は「古参の銀行経営者が,金銭の入った引き出しに手をつける割合がかつてないほど高まったことにほぼ絞られる」と,ニューヨーク・ポスト紙は書いている。銀行出納係によるつかい込みは,銀行役員の盗む金に比べると規模が小さい。出納係は大金には近づけないからである。銀行の幹部職員による横領被害額は幾百万ドルにも達し,そのため存在そのものが危ぶまれる銀行もある。保険会社の一役員,F・ル・ムニヨン氏は横領の増加した原因の一つとしてインフレを挙げ,こう語っている。「人々は今,習い性となった様式で生活を続けるために,より多くのお金を必要としている。それに銀行役員にはその金をものにするまたとないチャンスがある」。

膨大な数の堕胎

◆ ロンドンのコンテンポラリー・レビュー誌は最近,毎年世界中で行なわれる堕胎件数を4,500万と算出している。その数はトルコまたはフィリピンの総人口に匹敵する。多くの堕胎は不法に行なわれるため,女性が死傷する結果となることも多い。堕胎によって死亡する女性の数は年間約15万人と推定される。またニューヨークとハワイの女性6万5,000人を調査した結果,一度堕胎を経験した人はその後妊娠した場合に流産する確率が普通の人より35%も高いことが認められた。さらに誕生時に体重が少なめであるとか,未熟児であるとかいった妊娠に関する問題が生じた人も,中絶の経験者の方が25-50%多かった。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする