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目ざめよ! 1982
目82 4/8 29–31ページ

世界展望

『偏見のある考え方』

● 進化論を受け入れる科学者はしばしばそれを受け入れない人々の知性を見下す。この点に関して,オハイオ大学のウィリアム・F・デュールフェルド博士は「病院業務」誌に次のように書いている。「知性的な人は進化論に代わる知性に訴える説として創造を真剣に考慮することなどできない,と[人々は]信じ込まされている。……私はかつて地質学者であり,今は医者をしているので,地球の地質学的発達の点でも,生命の生物学的発達の点でも,進化の概念には数々の問題が満ちていると私が言うなら,知識なしに話しているとは言えないであろう。進化の教えの多くはきわめて説得力のない仮説,あるいはまだ確証されていない仮説に基づいている。正直な地質学者なら,地質学上の地層の年代や化石の年代など他の概念が“堂々巡りの思考”の結果であり,著しい誤りの生じる固有の可能性のあることを認める」。同博士はさらにこう述べている。「科学は常に客観的であることを誇りとしてきたが,我々科学者が,これまであれほど嫌悪してきた,偏見のある,狭量な考え方の犠牲者に急速になりつつあるように思えてならない」。

安全性が低くなる

● 米国では今や小型車の人気が高まっている。大型車よりも価格が安いうえに,全般的に燃費が経済的だからである。ところが,アメリカの道路を走る車は依然として大型車の方が多く,大型トラックの数も増えている。小型車は造りが小さいだけに,事故に遭った場合,特に大きな車と事故を起こした場合に危険性が高いことが明らかにされている。米国にある車のうち,日本の小型車並の大きさの車は38%にすぎないが,2台の車が事故を引き起こした場合の死者の55%はそうした車に乗っている人々である。米国の国家公安委員会は,大型車やトラックが多いので,小型車を運転する際には普通以上の注意を払うよう勧めている。例えば,小型車は大抵車体が低くなっているので,ドライバーは坂の上や急カーブの先の方を見通すことが困難になる。スピードが出ている時には,強風を受けるとハンドルを取られやすくなる。さらに大型車のバックミラーに映りにくい。また,シートベルトを着用する必要性も大きくなる。シートベルトを着用していないと死亡および負傷の危険性が高まるからである。

赤ちゃん売ります

● コロンビアのボゴタ市の当局者は,他国の子供のいない夫婦に幾百人もの赤ちゃんを売って数百万㌦の荒かせぎをしていた一味を摘発した。出生証明書や養子縁組の書類などが偽造された。その赤ちゃんの中には,看護婦が母親に子供は死産だったと告げて手に入れたような子もいた。また,さらわれたり,貧しい婦人から買い取られた赤ちゃんもいた。貧困と不道徳のはびこる状況のゆえに,そのような子供が大量に供給されることは保証されている。コロンビア家族福祉研究所のフォアン・ヤコブ・ムニョス所長によれば,コロンビアで毎日生まれる2,000人の赤ちゃんのうち600人は正常な家族のわくの外に生まれてくる。同所長はこう述べている。「その大半には名字がなく,その父親がだれであるか分からない。そのため,毎日幾百人もの子供が街角や病院,学校などに捨て去られている」。同所長は,これまでに産んだ9人の子供のいずれの父親の名前も覚えていない一人の女性の事例を指摘した。

“純粋な”フランクフルトソーセージ?

● カナダのオンタリオ州ウインザー市発のカナダ通信社の特電は,一般大衆の食べるソーセージの成分は包装紙のラベルにはっきり示されているのでその中味について心配はないと保証した。だが,そのラベルに書かれている“副製品”および“添加物”という語にはどんな意味があるのだろうか。自分たちの食べる物からある種の食品を除きたいとの良心的な理由を持つ人々は,次のような物が含まれていることに注目すべきである。「牛および豚の第1胃および第2胃,洗浄して幾つかの層を取り除いた胃の組織,肝臓,新鮮な血液と血漿,じん臓,および部分的に脂肪を除いた豚および牛の組織」。このように,人間の法律は,食料品を安く生産するために血液や血漿を用いることを許可するかもしれないが,クリスチャンは「血を避ける」ようにとの神の律法がそうした食品を食べることを許しているかどうか見分けなければならない。(使徒 15:20)良心的な人々は,動物の“副製品”や“添加物”を用いている他の食品についても個人的に問い合わせてみることであろう。

音波で手術

● サイエンス・ダイジェスト誌は,メスの刃先の代わりに高周波の音波を用いる新型の“外科刀”について伝えている。この器具の小型の物は白内障を除くような手術に用いられてきたが,この外科刀は従来の物よりも大きく,強力である。音波は手に持った,ペンのような器具の先端から出て来る。その先端は0.5㍉ほどの空間を毎秒2万3,000回振動する。その結果生ずる高周波の音波は管や血管をそのままにして柔らかい組織を薄く切る。このため,“事実上無血の手術”と呼ばれるものが行なわれる。手術箇所に水分を与えるためにその先端からは水が吹き出す。この外科刀を用いて,すでに1,000件以上の手術が行なわれている。

抗生物質の乱用

● 「抗生物質の世界的な乱用の結果,抗生物質に対する耐性を持った細菌の数が危険と言えるほど増加している,と25か国の150人の医師および科学者たちは告発する」。これは「米国医学ニューズ」誌の報道である。同誌は次のような乱用を指摘している。抗生物質の効かないような病気に抗生物質を処方すること,臨床的に有用な抗生物質を成長促進剤として動物の飼料に加えたり作物の肥料にしたりすること,処方せんなしに抗生物質を調剤すること,万能薬であるかのような宣伝をして消費者を誤導することなどである。次のような例が挙げられていた。英国のイングランドおよびウェールズ地方では,泌尿器系の疾患に用いるペニシリンに対する細菌の耐性がここ10年間に5倍にも増大し,この疾患を引き起こす大腸菌の25%までが今ではペニシリンに対する耐性を持っている。

子供に影響を及ぼすテレビ

● テレビガイド誌の中で,研究者であるジェローム・シンガーとドロシー・シンガーはこう述べている。「我々が独自に行なった調査の中で,およそ350人の子供を数年間にわたって観察した。その結果,テレビの見過ぎ,それも特に暴力シーンの多い番組を多く見ることと男の子や女の子が家庭や保育園や託児所で不必要に暴れる傾向との間に関連があることを一貫して見いだした。……テレビの暴力と乱暴な行動との結び付きは幼児期だけに限られてはいない。米国および英国,その他のヨーロッパ諸国の調査員のチームがそれよりも年長の子供たちや思春期の少年少女を対象にして行なった調査は全般的に,テレビそれもアクションものの見過ぎと不必要に乱暴な行動との間に関連があることを支持しているようである。テレビは健全な影響を与える多くの可能性を有しているとはいえ,有害なものともなりかねないという結論を避けては通れない。テレビの影響にさらされる子供たちが過度に乱暴な傾向を培わないよう各家庭で手を打つことができよう」。この二人は,親がテレビを厳しく制限し,暴力的な性質の漫画をも含め,暴力番組を子供に見させないよう勧めている。また,親は子供たちに一体なぜそのような番組を見させないのかを説明すべきであると提案している。

増加の一途をたどる道路上の死亡事故

● 最近の数年間,米国の交通事故死は再び5万人を超えるようになっている。予備調査の段階での数字の示すところによると,1981年の死亡者数は5万3,000人ほどになるとされている。これは1975年に死亡者数約4万5,000人の低い記録をみた1974年からの減少傾向が逆転したままであることを示している。その2年間に減少傾向が見られたのは,アラブの石油禁輸後,1974年に時速55マイル(約90㌔)の速度制限が導入されたことによる。その後,死亡者数は増加しており,米国の道路上での死亡者数が5万6,278人という記録的な数に達した1972年の水準に近付いてきている。増加の理由はどこにあるのだろうか。US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は,「飲酒運転の広まり,大勢の人がスピード制限を無視していること,シートベルトなどの器具の使用を怠る傾向が広く見られること,大きくなる一方のトラックと一緒に小型車が走っていること,遅れを取る道路維持」などを挙げている。解剖の結果によると,事故で死亡したドライバーの50%以上が事故当時,法律上,酒に酔っているとされる状態にあった。過去10年間に,25万人以上の人がアルコールの関係した事故で死亡している。世界的に見ると,毎年30万人近い人が交通事故で死亡している。

糖尿病患者のための助け

● 医学界ニューズ誌の報道によると,「食餌療法と運動だけで,幾十万」もの人々が,大人になってから発病した糖尿病のための薬物をもはや必要としなくなるかもしれない。幾つかの別個の治療計画は,食餌・運動療法が糖尿病の合併症を減らしたり遅らせたりしたことを示唆している。一つの食餌療法計画では,総カロリーの13%をたんぱく質で,約7%を脂肪で,そして80%を繊維の多い炭水化物で取らせている。精製した炭水化物は食べることが許されず,コレステロールは日に15㍉㌘に制限されている。別の食餌療法計画は,初め,たんぱく質19%,脂肪11%,炭水化物70%を患者に与え,次いでたんぱく質約20%,脂肪20ないし25%,および炭水化物55ないし60%から成る維持食を与える。さらに別の食餌療法では,炭水化物が少なく,脂肪が多くなっている。最善の結果を得るには,患者が自分の生活様式を変えようとする動機付けを持ち,厳しい食養生に付き従わなければならない。

「拳銃の狂気」

● 「絶えることのない拳銃の狂気」と題する社説の中で,ニューヨーク・ポスト紙はこう述べている。「昨年[1980年]拳銃で殺害された人の数は英国で8人,スウェーデンで21人,西ドイツで42人,日本で48人,カナダで52人,イスラエルで58人であった。その同じ期間に,米国では拳銃で1万728人が殺害された。一体いつになったらこの国で我々は正気になるのだろうか」。

歩く前に泳ぐ

● 国際アマチュア水泳連盟からの情報によると,700万ないし800万の赤ちゃんが泳ぎ方を知っている。過去20年間に,歩けるようになる前の幼児に泳ぎ方を教える面で大いに経験が積まれてきた。これにはどんな益があるのだろうか。これらの子供たちは自分で立てるようになる時期がずっと早まり,その大半は生後6か月で歩けるようになると言われている。病気にかかりにくく,風邪に対する抵抗力もある。天候の変化にもめげず,かんしゃくを起こすことが少なく,よく眠り,筋肉の連携がよくなる。

南極のヤシの木

● 大昔に,「南極と北極の天候は現代の亜熱帯のようであった」と,ソ連の新聞,ウドムルツカヤ・プラウダ紙は報道している。ソ連科学アカデミーの海洋学研究所は,深海のたい積物の標本および南極の海流を研究した後,そのような結論に達した。この出版物は,「海上航行者が南極大陸の岸に近付くと,生物のいない氷ではなく,常緑のジャングルがその目を楽しませたということも考えられる」と述べている。

2倍になった電話台数

● 1970年から1980年の間に,使用されている電話の台数は2倍になり,現在,4億7,200万台に達している。世界人口はその同じ期間に約20%増加し,44億人になった。つまり,電話の利用は人口の約5倍の速さで増えたわけである。最新の統計によると,地球上に住む100人の人に対して11台の電話があることになる。しかしその分布には大きなばらつきがある。例えば米国には100人につき79.1台の電話があるのに対し,ソ連にはわずか8.4台しかない。

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