『毎日274人が早死にする』
カナダのトロントで発行されている「ジャーナル」誌は,最近,上記の見出しで記事を掲載し,英国医師会がたばこ業界の行なう様々な宣伝方法に反対する運動に乗り出した,と伝えています。その記事には,同医師会の幹事であるジョン・ハーバード博士の次のような言葉が引用されていました。「たばこ業界は,宣伝や広報活動,および販売促進の専門家を雇うために幾百万[英]ポンドも費やし,病気や疾患や死の直接原因となることが知られており,業者も十分それを承知しているはずの製品の販売促進の手助けをさせている。
「宣伝,スポーツや芸術活動の後援,賞品つきのゲーム,商標<ブランド>名を入れた衣類,休暇の旅行,これらはみな消費者に喫煙は魅力的で健康的で望ましいものと思い込ませる企業の試みに含まれている。
「ほかならぬこの消費者たちが我々の患者なのであり,我々は真相を知っている。すなわち,喫煙によって恐ろしい病気が引き起こされ,非常に多くの人が死ななくてもよいのに死んでいるのである。年間10万人が早死にするというこの数字は,とても理解できるものではない。
「無神経にも医学上の事実を無視する一産業によって全世界的に行なわれている大隠ぺい工作は,たばこ会社の責任である」。