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  • 目ざめよ! 1986
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目ざめよ! 1986
目86 2/22 29–31ページ

世界展望

人殺しの火山

昨年の11月に起きたネバドデルルイス火山の噴火は,ボゴタの西約140㌔の所にある,コロンビアのコーヒー生産地帯全体に死と破壊のつめあとを残した。火山の噴火で山の冠雪が解けて,死の泥流を生じさせ,2万2,000人以上が死亡し,約8,000人が家を失った。人口2万5,000のアルメロの町はそれ以来,所によっては9㍍に達する灰色の泥の中に2万1,000人が埋められている世界最大の墓になっている。この火山にもっと近いチンチナの町(人口7万)では,1,000人の死者が出た。エホバの証人とその仲間の中にも,この噴火の犠牲者になった人がいる。この記事を書いている時点で,アルメロ会衆からは,生存者16人,死者一人,行方不明42人と伝えられており,チンチナ会衆からは,生存者38人,死者3人と伝えられている。科学者の話では,この噴火は,1902年以来,最も多くの死者を出した噴火であった。

お年寄りに対する犯罪

オーストラリアのブリスベーンで最も急増している犯罪はお年寄りに対する脅しである,と同市のクーリエ・メール紙は伝えている。そうした犯罪の中には,盗み,身体的な暴行,蛮行,戸別訪問をするセールスマンを装って孤独な人々をえじきにする詐欺師による詐欺行為などがある。強奪される可能性に身を処してゆけないお年寄りは少なくない。ブリスベーンの一巡査はこう述べている。「60年間ずっと家のドアや窓を開け放しにしてきた人々に,もうそういうことをしてはいけないとは言いにくい」。

のみ込む時には立ち上がること

口に水を含み,立ち上がるか,少なくとも起き上がって錠剤をのめば,錠剤が10秒以内にのどと食道を通り抜けるようにするのに役立つ。こうすればあおむけに寝てのむよりもはるかに速い,と英国の「医薬品治療会報」誌は述べている。あおむけに寝てのむと,ある種の薬は胃に達するまでに溶けてしまうことがあり,敏感な食道の粘膜に炎症や腫れを生じさせ,ひどい狭心症に似た痛みを引き起こす。のどや食道からの吸収は遅いので,薬の効き始めるのが30分もずれることがある。特にひどい炎症を引き起こす薬には,鉄分やカリウムの錠剤,非ステロイド系抗炎症剤などがある。

将来の麻薬の波?

ニューヨーク市の街角を襲っている新しい形のコカイン,クラックは,麻薬中毒者にとって「将来の麻薬の波である」と,物質乱用対策局ニューヨーク支所の所長,ウィリアム・ホプキンズは警告している。クラックとは,コカインを処理して,純度を高めたものである。ゆえに,吸引したり,注射したりすると,その使用の効果は質的にも量的にもコカインより強くなる。フリーベーシング,つまりクラックを吸うことは,極めて即効性の高い陶酔感を得させる。「通常のコカイン[の使用]とは異なり,フリーベーシングをする人々はやめることができない。自分の有り金をはたいてしまうまで,フリーベーシングをする」と,ホプキンズはニューヨーク・タイムズ紙上で述べている。

一夫多妻を擁護する主教

アフリカ聖公会は,同教会の共同体の中から,一夫多妻主義者を排除しているとして批判されている。驚いたことに,その批判の主は,ケニアの聖公会の主教,デービッド・ギタリ博士である。同主教は「土地の一夫多妻制度の擁護者を買って出た」と,オランダのローマ・カトリック教会の雑誌,「クルイスプント」(交差点)は述べている。「教会が一夫多妻主義者よりも,離婚した人々に対してはるかに寛大な態度を取るのは,信じ難いことである」と,同主教は述べている。その主張によると,「アフリカの一夫多妻の道徳観は,ヨーロッパの離婚の道徳観ほど邪悪ではない」。というのは,「アフリカの夫は,一夫多妻により,自分がいま結婚している女性とかつて結婚していた女性すべての面倒を見つづける」からである。

カンパラで開かれたウガンダの聖公会信者の集会の席上,西ブガンダの主教クリストファー・セニョンジョも,やはり自分の教会に,「どうすれば一夫多妻を許容できるかを考える」よう勧めた,と英国ロンドンの「教会タイムズ」は伝えている。1980年当時,ウガンダには男性より女性のほうが25万人余りも多くいたことを明らかにする国勢調査を引き合いに出し,同主教は,本人の望まない独身をなくす手段として一夫多妻を勧めた。「神によると,一夫一婦制が真の結婚の姿である」としながらも,同主教は,特に女性が不妊の場合に離婚を避けられるので一夫多妻には利点があるとしている。

「暴力に中毒」

「子供の暴力と性に対するゆがんだ見方の原因は低俗ビデオ」という見出しがロンドン・タイムズ紙に載った。ビデオが子供に及ぼす影響に関する3年に及ぶ研究の末,調査委員会の委員長ヌージェント卿は,「我々が最も恐れていたことが確証されてしまった」と注解を述べた。同委員会の指導者,クリフォード・ヒル博士はさらにこう述べている。「子供たちや若者の中には,麻薬に中毒するのとほとんど同じように暴力に中毒している者がいる。ただこちらのほうがひどいだけである。子供たちはブラウン管で見るものを模倣するということを示す強力な証拠がある」。これは,子供たちがテレビのニュース番組で暴力シーンを見る場合にも言える,と同博士は述べている。これまでのところ,ある種のビデオを禁じることは問題の解決策にはなっていない。ある学校の調査で無作為に抽出した73人の十代の若者のうち63人は,禁じられているビデオを少なくとも1本は見ていた。

大風呂の危険

大風呂に入る人は細菌に感染する恐れがある,とアメリカン・ヘルス誌は述べている。“ジャクージ(泡風呂)”とも呼ばれる大風呂を使用する人の訴える症状には,耳の痛み,頭痛,発疹などがある。風呂の湯の温度でも繁殖し,成長の速い細菌は,浴槽の表面に付着して,使用する者をえじきにする。一番多く訴えられる症状は,臀部やわきの下,胴,腰などの発疹である。胸の痛みや腫れを訴える女性もいる。渦巻き風呂の浴槽でも同じ細菌が見つかった。治療を受けなくても,その症状は一,二週間で治まる。お湯を弱アルカリ性に保ち,わずかながら塩素処理を施しておけば,感染の危険を抑えることができると言われている。

「人身御供」

15年に及ぶ一期間に交通事故で死亡したオーストラリア人は,第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争の三つの戦争の際にオーストラリアの軍隊にいて死亡した人を1万2,000人も上回る。王立オーストラレーシア外科医師会の出した調査報告によると,1969年から1983年までの15年間に,オーストラリアの交通事故の死者は合計5万2,243人に達し,そのほかに150万人が負傷した。調査報告は,この「恐るべき,かつ言い逃れのできない人命の無駄遣いを……のんきで豊かな社会が[ささげる]人身御供」と呼んでいる。

「もろ刃の剣」

カーエアコンは,ぜんそく患者や花粉症の患者が信じたいと思っているほど,そうした人々にとって安全ではないかもしれない。「アメリカン・メディカル・ニューズ」の伝えるところによると,ルイジアナ州立大学医学センターの研究班はカーエアコンの装置の中に呼吸器疾患を引き起こすかもしれない微生物が生息しているのを発見した。研究員たちは,25台のカーエアコン中22台に,8種類のかびが巣くっているのを見つけた。その記事は次のように述べている。「この研究結果は,カーエアコンがもろ刃の剣であることを示している。カーエアコンはある症状を悪化させることもあるが,花粉やほこりを空中から取り除くことも多い」。

教会の強引な売り込み

米国の諸教会は,自派の宗教を売り込むために大手広告会社に頼るようになってきている,とウォールストリート・ジャーナル紙は伝えている。派手で抜け目のない宣伝で改宗者を増やそうという算段である。「昨今では,顧客の注意を引くために危険を冒し,気を引かねばならない」と,米国ミネソタ州ミネアポリス市の監督派広告企画の専務理事を務める僧職者ジョージ・マーティンは語っている。同教会の広告の一つは,次のような言葉で英国のヘンリー8世に注意を向けている。「6人の妻を持った人を創始者とする当教会では,言うまでもなく罪の許しが与えられる」。

「警戒の叫び」

「エホバの証人に対する教会の警戒の叫び」。イタリアはローマのラ・レプブリカ紙の見出しはこう述べていた。同紙は,昨年の11月にボローニャで開かれたカトリック教会の大会について伝えていた。その主題は,「キリスト,我らが神,我らが希望: エホバの証人に立ち向かうクリスチャン」であった。記事はこう説明している。「法王ボイティワ[ヨハネ・パウロ2世]の許しを受け,司教区,聖堂区,信者を動員して」エホバの証人に「対抗させる準備が進められている」。カトリック教会がそれほど憂慮しているのはなぜだろうか。その記事はさらにこう述べている。「心配されているのは主に,彼らがカトリック教会から毎年,少なくとも1万人の信者を“奪って”いるからである。これは記録的なことである」。

1984年よりも10%増加して12万7,000人を超すイタリアのエホバの証人の現在の増加は,書き記された神の言葉聖書を理解する点でイタリア人が飢えを感じていることを確かに反映している。カトリックの月刊誌「ピッコロ・ミッショナリオ」の1984年11月号が証人たちに対するカトリックの関心について述べている事柄に注目するとよい。「道徳に対する彼らの厳格な態度は称賛に値する。姦淫・堕胎・離婚・婚前交渉などを退けるよう説いている……我々はクリスチャンとして,自分たちが神の言葉に対してほんのわずかばかりの関心しか示していないことを恥ずかしく思うべきである」。

トラ熱

トラ熱という言葉を聞いたことがあるだろうか。いくら探したところで,医学書には出ていない。ところが,それは日本で猛威を振るい,国の経済に推定400億円の波及効果を及ぼすことになった。症状: 極度の熱狂。患者: 日本のプロ野球チーム,阪神タイガースのファン。原因: 日本シリーズで初めて勝ったこと。恩恵にあずかった人々: 球場に満員の客を運んだ電鉄会社,メガホンを売り歩く商人,そしてチームと持ちつ持たれつの関係にあるほかの商売すべて。治療法はまだ分かっていない。

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