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目ざめよ! 1992
目92 6/22 6–9ページ

結婚相手を賢明に選ぶよう子供を助ける

結婚相手にどんな特質を期待し,どのように賢明に相手を選ぶか,あなたのお子さんは知っているでしょうか。この問題について考え,子供が賢明な選択をするよう助けるのは非常に重要なことです。なぜなら,それは子供の将来の幸福に関係する重要なことだからです。

デートの習慣がある国では,非常に年齢の低いうちからペアにならせようとする圧力が,若い人たちに対してますます強くなっています。ニューヨークの臨床心理学者ロナルド・W・タフェル博士はこう述べました。「10歳の子供を持つ親たちは,子供にデートをさせようとする大きな圧力を感じると言ってくる。親は,[子供が]思春期になるまで扱うことはないと思っていた問題に突如取り組むことになり,おおわらわである」。

もし親が折れて,子供が幼いうちにデートを始めるのを許すなら,どんな結果になりかねないでしょうか。「アメリカ医師会ジャーナル」誌は,「早くから頻繁にデートをすることは,[性交渉]の開始につながる」と述べています。多分あなたも,「10歳から14歳で出産する少女が増えている」という記事を読んだことがあるでしょう。

では,子供を助けるために何ができるでしょうか。

幼い時期から教える

親はクリスチャンの積極的な特質を子供に教え込み,その特質を伸ばすよう助ける必要があります。また,将来の結婚相手にそのような特質があるかどうかを見極めるのを助けることも必要です。子供がデートのことを持ち出したなら,デートを小学生や中学生が行なう遊び半分の交際とみなすのは正しくないということを説明します。むしろデートとは,まじめに結婚相手を探す年齢に達した人たちが行なうものだということを子供にはっきりと教えます。

子供は人の性格を評価するということになると未熟です。それは子供もすぐに認めるはずです。インドのある少女は結婚カウンセラーに次のように語ったことがあります。「両親は年長でもっと知恵がありますから,わたしたちのように容易に欺かれません。……わたしが結婚する男性がふさわしい人であることはとても重要です。もし自分でそのような人を見つけようとすれば,容易に間違いを犯しかねないでしょう」。若い人たちにとって年長の人の助けは確かにためになります。

若い人はたいてい,良い夫または良い妻になるかどうかにはほとんど関係のない基準に従って将来の結婚相手を評価します。男の子は,かわいい顔をしたスタイルのよい女の子に引かれるかもしれませんが,時がたつとどうなるでしょうか。体型や顔は変化します。後になると,知性や責任を担う能力など,円熟した女性の持つ特質を望むようになるに違いありません。女の子は,ハンサムで着こなしがうまくて頭の回転が速いといったことを第一に考え,より重要な特質である親切とか,神と周りの人に対する愛などを二の次にしがちです。

では,親には何ができるでしょうか。子供の知っている人で幸福な結婚をしている人たちに子供の注意を向けさせるのはどうでしょうか。そういう人たちは,必ずしも町一番の美人や町一番のハンサムな男性を選んだ人ばかりではなく,むしろ好みや関心事や目標が同じで,立派な特質を持つ人を選んだということを指摘することができます。

こうした事柄を子供と話し合うのはいかがでしょうか。アンは13歳の時に母親から,どんな特質を持った男性と結婚したいかと尋ねられたことがありました。親子でこの点を話し合い,アンは決して譲れない特質のリストを作りました。それは非現実的なリストではありませんでした。その中には,尊敬できて,好みや関心事が同じであることなどが含まれていました。現在では孫もいる幸せなアンは,この手本に倣うよう今でも他の人たちに勧めています。

クリスチャンが,「主にある者とだけ」結婚するようにという聖書の命令を熟考するのは非常に大切なことです。(コリント第一 7:39)「主にある」人とは,献身してバプテスマを受けたクリスチャンで,イエスが行なわれたのと同じ活動に献身的に参加している人のことです。主にある者とだけ結婚するようにというこの命令を無視する人は多くの場合,悲惨な結果を経験します。ですから,子供が将来の結婚相手として自分と同じ道徳的また霊的原則に従っている人,そして生まれてくる子供にもそれらの原則を教え込むのを助けることができる人だけを考慮に入れることの大切さを必ず教えてください。

問題に対処できるよう準備させる

子供がデートをするほどの年齢に達したと判断したなら,公共の場所を交際の場とし,何かを一緒に行なうのが賢明であることを銘記させます。例えば,レストランや博物館や動物園や美術館などに行けば,他の人々から離れて二人きりになることなく会話をして互いをよく知ることができます。そのほうが,駐車した車の中など,周りにだれもいない場所で二人だけで時を過ごすよりも賢明であることを子供に理解させます。また,デートから帰ってきたら,親が起きていてそこにいるのでなければ,相手を中に通したりせず,玄関先で別れるのが当然の方法であることを教えるのも大切です。

起こるかもしれないことについても子供に注意を与えましょう。例えば,あるニュース記事の伝えるところによると,一人の女子大生は夕食のあと,踊ったり話をしたりするつもりでデートの相手を自分の部屋に招きました。男性が誘惑するような態度で言い寄ったにもかかわらず,彼女は彼に部屋から出てゆくよう強く言いませんでした。彼女がそんなことをしないでと言うと,男性はその度に自分の振る舞いを謝りました。しかし,そのあとまた彼女をものにしようとするのでした。「結局,男は明け方近くに」彼女を強姦し,「力ずくで決着をつけた」と,その記事は伝えています。何と悲惨な結末でしょう。

ですから,だれかが不道徳な行為をほのめかしただけでも,子供が断固とした行動を取れるようにしておくことが大切です。若いヨセフがしつこく言い寄るポテパルの妻から逃れたように,子供はその場から逃れるべきです。(創世記 39:7-12)昔からよく使われる,「僕を愛しているのなら,そうするはずだよ」という口説き文句は,たいてい人をだますための手であることを子供は知っていなければなりません。そのような言葉を口にする人は恐らくいつもそう言って,その後犠牲者を捨て,次に別の人を口説き落としにかかるでしょう。不道徳な行為をほのめかされた時に,き然とした態度ではっきりと,「ノー」と答えるのが最善の方法であることを息子や娘は知っておくべきです。

女の子には,強姦されそうな状況に身を置くことがないよう必ず教えます。だれとデートするにしても,相手の若い男性を本当によく知っておく必要があること,また親もその人をよく知っておく必要があることを強調します。子供が近くに住んでいない場合は必ず,結婚を考えている相手についてクリスチャンの監督に尋ねさせるようにします。1世紀の場合と同じように,クリスチャンと称して会衆に忍び込み,人を欺く者たちがいることを忘れないようにしましょう。―ペテロ第二 2:13-15,17,18。

さらに男の子には,真の男性は故意に他の人を傷つけたりせず,むしろかばったり守ったりするものだということを教える必要があります。真の男性とは自分の衝動に屈することなく,それを抑制できる人のことです。真の男性は母親や姉や妹に接する時と同じように,敬意のこもった態度で異性に接するはずです。―テモテ第一 5:1,2。

「悪い仲間は良い道徳観念を台なしにする」という,聖書の基本的な原則を子供が忘れないように助けます。(コリント第一 15:33,改訂標準訳)したがって,子供は道徳的に清い生活をしていない仲間から離れている必要を自覚していなくてはなりません。自分のしていることを他の人が見ていない場合でも,神はいつも見ておられ,行ないに応じて一人一人に返報されることを,幼い時から子供にはっきりと教える必要があります。―ローマ 2:6。

不道徳な世の中で道徳を守って生きる

世の権威者たちは「十代の若者が結婚前に性交を始めるのをやめさせる方法が分からない」と嘆いていますが,クリスチャンの親はそれが可能であることを知っています。神に対する愛と神の律法に対する純粋な敬意を若者に教え込むことによって,親は子供がこの不道徳な世界からの誘惑に抵抗し,廉直で道徳的な生活を送る準備をさせます。数百万を数えるエホバの証人の大きな社会は,神の言葉の高い道徳規準にしっかり従う点で注目に値します。新カトリック百科事典でさえ,このグループの「夫婦道徳と性道徳は非常に厳格である」と述べています。―第7巻,864ページ。

道徳的な生活を送っているエホバの証人の若者たちは,親からだけでなく,世界中の仲間のクリスチャンから必要とされ,感謝されていることを知っています。彼らは適度の自信を持っており,会衆の集会で割り当てを果たし,教える技術を伸ばし,聖書教育に参加します。神が定められた道徳を実践し,自分自身の価値を積極的に評価しており,神の新しい世での明るい将来の希望を抱いています。―ヨハネ第一 2:17。啓示 21:3,4。

[9ページの囲み記事]

あなたはどんな人と結婚しますか

「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」という本には,どうすれば若い人たちが,結婚してもいいと思えるような相手と近づきになれるか,優れた方法が提案されています。a この本は,相手の長所と短所,また相手の真の姿を知る必要性を教えています。どうすればそうしたことが分かるでしょうか。

まず,相手を観察することです。その人の振る舞いはどうでしょうか。他の人にどのように接しますか。両親や家族の者に対してどんな口のきき方をしていますか。こうした事柄は,あなたが結局どのように扱われる可能性があるかを示すものですから重要です。

相手の関心事や目標が自分と同じかどうかは,気軽な会話を通して知ることができます。他の人たちがその人のことをどう思っているかを知るのもよいでしょう。

相手がどんな人なのか,つまりその人の意見や考えや内に秘められた人格を知りたいとも思うでしょう。困った場面に遭うとどのように行動しますか。どんな友達がいますか。家庭の様子はどうでしょうか。家では互いをどのように扱っていますか。

一緒に働くと相手の性質を一層よく見通すことができます。時間をかけて,好ましくない癖が表面に出るようにします。そして,この優れた本がこれらの健全な助言に従った若い人たちについて述べているように,「彼らは目を大きく開き,意見の食い違いが生じても解決できるという自信を持って結婚生活に入ることができます。二人は求婚期間を上手に活用して,うまくいく幸福な結婚生活を送るための準備を行なったのです」。―29章から32章。

[脚注]

a 本誌の発行者,ものみの塔聖書冊子協会が発行している本。

[7ページの図版]

身体的な魅力は印象的ではあっても,立派な内面の特質のほうがもっと重要である

[8ページの図版]

二人きりで時を過ごすより,公共の場所で互いを知るほうが賢明である

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