給食の教訓
1954年7月24日,トロント市の『グローブ・アンド・メイル』紙は,『証者の素晴らしい方法。防衛隊幹部給食から暗示を受く』という見出しを掲げました。その記事は,こう述べていました。『航空副司令官であり,トロント民間防衛指揮官のテイ・エッチ,ローレンスと,ノース・ヨークの民間防衛監督官エー・デスローリャーは,昨日大観覧席場の簡易食堂を訪問し,大会中のヱホバの証者が列をなして給食されるのを視察した。民間防衛隊幹部がものみの塔大会を訪問したのは,これで2度目である。第1回は,昨年ヤンキー野球場で行われたものであつて,その際ニューヨークの民間防衛隊幹部は,同様な大量給食を視察した。』さらに続けて,こう説明していました。『円滑な運営は,二つの事に依る。― 前もって準備される制度の操作と当事者たちの熱心である。』新聞の報ずるのに,ローレンス航空司令官はこう述べていました『台所で働いていた人々の制度の働きに,私は強い感銘をうけた。彼らは「列にならんでうける大会給食を組織することに多くの教訓を与えている。」』