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  • 塔57 7/1 258–259ページ
  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
  • 副見出し
  • インドネシヤ
  • スラウェシ
  • スマトラ
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 7/1 258–259ページ

『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

インドネシヤ

インドネシヤにいるヱホバの証者は区域内の所々方々に散在しています。ジャバ,スラウセイ,そしてスマトラに証者がいます。この3ヵ所でなされた業についての報告は,支部の僕から送られました。インドネシヤでは広大な区域を伝道せねばならず,働き人を求める要求は非常に大きいのです。真理にいた多くの人々は他の国に移住して,昨年中に30人の伝道者を失いました。しかし,これにもかかわらず増加がなされています。ジャバ島だけでも230名の伝道者という新最高数に達しています。これは極めてよろこばしいものであつて,広大なインドネシヤの区域内にいる兄弟たちはもつと努力をしなければならぬ,という励ましを受けました。会衆は健全で増加して居ります。そして,兄弟たちの切に希望していることは,更に多くの人が特別開拓者奉仕に入つて,いろいろの大都市に赴き,会衆を設立してもらいたい,ということです。支部の僕はいろいろの島々からの興味深い経験を伝えています。

1956年の特筆大書すべき出来事は,ノア兄弟およびアダムス兄弟の訪問と,それに関連して行われたジャカルタの全国大会でした。この大会はインドネシヤでの最初の全国大会で,多数の人々は長い距離を旅行して出席しました。10人の兄弟と姉妹は幾人かの子供を伴つて,スラウセイの北端から船に乗つて8日も旅行して来ました。船室を借りるだけの予算が無かつたため,全員は甲板の上にいて旅行しました。励ましと力づけを与えるこの大会で兄弟たちといつしよになり,その皆さんは大へんよろこんだのです。

ジャバの多くの町々にいる興味者を発展進歩させるためには,開拓者が是非とも必要です。巡回の僕は孤立している興味者を定期的に訪問して居ります。それぞれの場所で二,三日を費すことにより,聖書研究を開いたり,聖書の講演をしたり,また進歩している人を伴つて野外奉仕に行くことができます。このようにして,ジャバの大きな町々の大部分では,興味者が進歩しているのです。巡回の僕の経験を記しましよう。

こう書き送つて来ました,『― における御国の業の進歩を見て,欣喜雀躍しています。6ヶ月ほど前に,20歳位のジャバ人の娘に会いました。その娘は以前にスラバジャの姉妹といつしよに生活していたとき,音信のことを聞いておりました。宣教者のひとりがその姉妹と家庭聖書研究を司会していたとき,その娘も研究に出席していたのです。後になつて,―にいる父親の許に帰りました。善意者用紙に書かれているその娘の名前を受け取つてから,私たちはなんとかして連絡を取ろうと努力しましたが,彼女の生活していた街路は知られていなかつたため,連絡を取ることはむずかしい仕事でした。でもやつと探し当てたのです。私たちの援助の手が差し伸べられたときの彼女のよろこびを想像してごらんなさい。彼女は,―にいるヱホバの証者は訪問してくれるのであろうか,と実は疑問に思いかけている時でした。私たちの語る言葉をみな,すぐに呑みこみ受け入れました。

今週になされた私たちの極く最近の訪問で,その娘はぐんと力づけられました。父親はひどく反対して居り,無理強制しても娘を回教徒にしておこうと欲しています。しかし,それは全然駄目でした。娘は洗礼のことを尋ねました。高等学校を終了するまでもう1年通学しなければなりませんが,しかし真理を知つた今では開拓者になりたいという望みを持つています。学友全部に証言して文書を配布しました。私たちに,できる丈早く戻つて来て,再び野外奉仕に連れて行つて頂きたい,と願い出ました。

『同じ町でパンを買つている間,私たちは霊的なパンの分配を忘れず,店の主人に幾らかのパンフレットを渡しました。それから2日の後,店の主人の父親が私たちと会いたい,という通知を受け取りました。その父親およびその妻と,私たちは生き生きした話を取り交しました。長いあいだ,彼は教会の教理と意見が合わなかつたのです。真理の明白な音信を聞いてびつくりしていました。「10年前に来られなかつたのは,本当に残念なことですね。それは全く明白な音信であつて,あなた方ヱホバの証者は名前にふさわしい生活をしている。」二つの雑誌に予約をして,私たちの持つている本全部を求めました。』

スラウェシ

スラウェシの北端にあるミナハサでは,主に「クリスチャンたち,すなわち聖書に尊敬を払う人々の間に多数の善意者が見出されています。マナンドの会衆以外に業を拡大するためには,開拓者や宣教者がこの地方に是非必要です。最近の巡回大会には525人が出席して『躍進する新しい世の社会』の映画を見ましたが,このことからこの地における興味者がどれ程いるかが分ります。この興味者を育てて大勢にするために多くの仕事が必要でしよう。

島の南端,マカサー市でなされる家から家の業によつて,正直な心を持つている人や,真理を探し求めている人が多いということが分ります。区域に向つて歩いている時でしたが,宿泊所のところで一寸知り合いになつた人が声をかけ,巡回の僕に自分のところに来て貰えないだろうか,そして聖書について何か話してもらいたい,また自分の頭を悩ましている二,三の質問に答えて貰えないだろうかと尋ねました。その人は真実の羊でした。その家で聖書の話が数回なされ,その人は親族にも出席をすすめていました。また協会の出版物を用いてする毎週の聖書研究にも,率先して指導することを申し出たのです。

スマトラ

北スマトラのトバ湖地区のまわりにいる60万人の「クリスチャン」は,良い区域であつて興味者はほとんどいたるところで,しかも思いがけない方法で見出されます。トバ湖添いの山腹中の小さな町に一日を滞在した巡回の僕は,非常な興味を示した一婦人に会いました。その婦人は,夫が帰宅する夕方にもう一度来て頂きたい,と巡回の僕に願いました。巡回の僕は次のように書き送つています,『夕方に戻つて見ると,そのまわりは非常な活況を呈していました。婦人は,近所の多くの人を招待しましたからどうか話をしてもらいたい,そして経験談を語つてもらいたい,と私に幸福そうに告げました。その夕方,約40人が集まりましたが,その中には10人から12人の先生も居ました。私は業についての一般的な話をして,御国が聖書と特にイエスの教えの主要な主題であり,御国はすでに設立されていることを指摘しました。こんなにも注意を傾けて熱心に話を聞く聴衆は,滅多にないものです。話の後にココアが出されて,それから次の約2時間は質問の時間でした。若い人々は異常な興味を示して,良い質問を沢山しました。例えば,祈りの仕方とか,霊者のこととか,悪しき考えや行の克服の仕方その他などです。

『10時近くになつたとき,ものみの塔を予約するならみなさんの質問の多くは解答されるでしよう,と私は言いました。8つの予約が得られて,私の持つている本はみな配布されました。私の話と人々の質問に対する答は,心から感謝されました。そして,私がすぐ戻れば,どれ程良いかと言つていました。その地の人々を訪問して聖書のことを知らせるような人は,極くまれにしか来ないからです。』

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