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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1963
塔63 7/15 443–446ページ

エホバの証者が困難な状態下で働く国々からの報告

(1963年のエホバの証者の年鑑より)

アルバニア

アルバニアの兄弟たちと連絡をとるのは非常にむずかしい仕事です。しかし彼らが野外奉仕活動に関する通知を送るのに成功したことを,ここに報告するのを喜びとします。兄弟たちは毎月,奉仕に,集会に,忙しくすごしてきました。そしてきわめてむずかしい状況の下にありながら,最善をつくして,勇敢に,共産主義の国に御国の良いたよりを宣べ伝えています。事情が許すので,ひとりの兄弟が巡回のしもべとして,4つのグループに奉仕しています。ある忠実な年老いた兄弟が死んだ時,その葬式を機会にすばらしい証言が行なわれました。昨年中兄弟が逮捕された様子はみられません。

ブルガリア

ブルガリアも鉄のカーテンの背後の国です。共産主義者は,親しみやすくてよく人をもてなすこの国の住民のうちのごく小数にすぎませんが,それでも国全体は共産主義者のきびしい支配を受けています。そのため兄弟たちは,御国の音信を伝えるたいへんな苦労をしています。しかし,真理と義を愛する善意ある人々がいるので,国中に散在する孤立した兄弟たちのグループは,真理を知らせようと努力しています。大部分の人は,この苦難の時代にあっても真の希望の音信を与え得ない教会に対し不満を抱いています。ですから新しい世が来るというおとずれは有利な地歩を占めています。

兄弟たちは,自国語の出版物をわずかしかもっていないので,おもに聖書だけを用いて,善意ある人々と話します。非常な注意を払って活動しなければならないにもかかわらず,兄弟たちは自から進んで活動し,人々と研究する方法を学ぼうとしています。時がたつにつれ,善意ある多くの人々が御国の側に立つでしょう。そして黙示録 7章9節に預言されているとおり,ブルガリア人のグループも,世の終りに生き残る大群衆に加わるでしょう。

チェコスロバキア

2人の伝道者は,御国の音信が1回も伝道されていない2つの村があることを知りました。しかしそこを伝道するには特別の努力がいります。というのは,これらの村は遠くて,特に冬期そこに行くのは困難なことでした。そして再訪問するには,往復10時間かかることがありました。しかし伝道者たちの熱心な働きは実を結び,聖書研究のたびに集まる人数はふえていきました。2年後3人がバプテスマを受け,ほかの10人が,まだバプテスマを受けていませんが伝道を始め,さらに5人が聖書に興味を示しています。このことがその二つの村全体に知れわたり,拡声器でエホバの証者が攻撃されましたが,若い女教師などは子供たちに,エホバの証者というのは,拡声器で言われているような人ではなく,あの人たちの悪口を言うなどもってのほかだと話しました。熱心な働きと良い振舞は,すぐれた証言となったのです。

エリトレア

昨奉仕年度中,エリトレアにおける神の御国の良いたよりの伝道は非常に発展しました。時が悪いにもかかわらず,新しい人々をも含めて,神に献身した人々は,良いたよりの伝道を押し進めています。その結果,多くの新しい聖書研究が始まりました。聖書に述べられているとおり,羊は自分の主人の声を知っています。エリトレアにおける証者は人々から非常に尊敬されており,クリスチャンにふさわしい話し方や態度によってその名を知られています。次にこの国にいる証者のひとりが経験したことをお伝えしましょう。

ある若い婦人がバスの中で,学校時代の知合に会いました。彼女は彼に,どうして同じ年頃の青年たちと夜あそびに行かないで,いつもさっさと家に帰るのか,と尋ねました。彼はその質問を機会に,この世的な快楽を求めてさわぐよりは,家にいて聖書の研究をするほうが好きなんです,と説明しました。彼の話を聞いたあとその婦人は,彼がエホバの証者であることに気づき,「あなたはエホバの証者ですか」と尋ねました。「どうしてそれがわかりましたか」と彼は聞き返しました。以前ある奉仕者と勉強していたことがあるので,クリスチャンらしい話の仕方から,あなたがエホバの証者であることがわかった,と彼女は言いました。話は進んで,その人ともう一度聖書研究を始めることになりました。たしかにある人々は,私たちの態度を見て,私たちがエホバの証者であることを認めます。

エチオピア

ヨーロッパ人の講師が,ひとりの善意者の出席していたある学校で,「進化論の信仰」と題する講演を行ないました。彼は,現代の科学者たちが,神の助けを借りないで生命をつくりうる自分たちの能力に信仰をもっていることについて説明すると同時に,人間が幸福になるには真の信仰が必要だ,という意見を述べました。ここでその学生は,今日世界には宗教がたくさんあるが,神は人間を幸福にするためにそのうちのどれを用いているのか,と質問しました。その講師は,証者だけが,正しい答えを出せるという意味のことを言いました。

学生は,このことについて思案したすえ,証者をさがし出して真の宗教を学ぶ決心をしました。彼は学友に証者のいどころを尋ねましたが,友人は証者は混乱させるだけで,ろくなことはないから,その人たちのことは忘れてしまったほうがよい,としきりにすすめました。しかしその善意ある人は,失望しませんでした。友人の助言よりも,講師の助言を信頼すべきだと考えたからです。数日間さがしたあげく,証者が使っているらしいという集会所を教えられました。そこでは主任の牧師が地獄の火と永遠の責苦について説教をしているところでした。礼拝式が終ってから彼はその牧師に近づき,あなたはもしや証者ではないでしょうか,と尋ねました。牧師は彼が「その人たち」をさがしている理由について質問しました。なぜなら,その人たちは,「一風かわった偽りの聖書の教えを信じているので,きらわれ者だったからです。(彼はある伝道所に案内された。)牧師は,証者の信じている教義を批判した本を指摘し,それには『証者にかんする真相が』説明されているので,『あなたを彼らの悪影響から守るであろう』からぜひ読みなさいとすすめました。しかし学生はそれにも屈せずに証者をさがしつづけました。

しばらくして彼は,ある喫茶店にはいり,ぜんぜん未知の人に,エホバの証者をだれか知らないか尋ねてみました。ところが驚いたことにその人は,すぐ近くに腰かけていたひとりの人を指さしました。彼はためらわずに証者に近づいて,聖書を研究したい旨をつげました。それでいまはすばらしい聖書研究が行なわれており,学生はすっかり満足して,真の宗教の研究によい進歩をみせています。

東ドイツ

1962奉仕年度の初頭には,東ドイツの兄弟たちにとって大きな変化が起りました。東独の共産主義政府が,ベルリンの境界線に壁を設けて東ベルリンと西ベルリンをしゃ断したとき,兄弟たちは新しい事態に直面したのです。いく年も用いてきた西ベルリンとの便利な連絡経路が,突然断ち切られたのです。これからどうなるでしょうか。

御国活動に反対する者たちも,小気味よさそうに同じようなことを言って,直ちに活動を開始しました。彼らは西ベルリンの協会が東独の組織を新局面に順応させるために派遣した兄弟によそわせ,密告者たちを忠実な兄弟たちの間に潜入させようとしました。しかし兄弟たちはその手にのらず,密告者たちを見破ってしまいました。ですから活動は,彼らの「援助」に妨害されることなく進行しています。

霊的食物の流れが再び伝道者たちに達したとき,ひとりの兄弟は喜んで,「まるで新しいジュースが管から流れてきたようだ」と言いました。エホバからのこの明らかな祝福によって伝道者たちは大いに力づけられました。エホバに突き破れない壁のないことを彼らは見たのです。人間が,真理を閉め出すために壁を築こうと,エホバは相変らず窓を開いて,祝福をゆたかに注がれます。―マラキ 3:10。

正規開拓奉仕や,休暇開拓奉仕にはいる伝道者の数は増加しています。彼らは胸をおどらす経験を報告していますが,そのことは,音信を待ち受けている善意者が多数いることと,それを伝道しつづけることの急務を物語っています。伝道者たちの中には休暇を利用して,必要の大きい場所,人々がこの慰めの音信をまだ一度も聞いたことのない所,エホバの証者をほとんど知らない区域に伝道に出かけた者もいました。一軒のアパートを伝道したときその伝道者は,どのへやでも中に招じ入れられ,すべての人が興味を示したので,全部のへやを再訪問することができました。2週間の休暇が終った時に2人の開拓者は,自分たちが再訪問し,もっと聖書研究を望んでいる74人の人々の住所を,土地の伝道者たちに渡しました。

共産主義者は,伝道者たちの信仰を打ち砕こうと全力をあげています。騰写版刷りの手紙による中傷運動は依然つづけられていますが,少しも成功していません。共産主義者たちはどんなうそでも宣伝に使います。

昨奉仕年度中は,4人の姉妹を含めて,52人が新たに逮捕されました。同じ時に75人の伝道者が服役を終えて刑務所から出てきました。それで東ドイツの刑務所にはまだ242名がはいっていることになります。

そのうちのひとりは,マグデブルクにあったベテルの家族の一員で,1950年に共産主義者がベテルの家を襲撃した時に投獄された人です。そしていまだに終身刑をつとめていますが,年は75歳です。やはり終身刑を言い渡された人たちで,刑期を10年から15年に短縮された人たちもいく人かいます。ひとりの伝道者 ― 巡回のしもべ ― はヒトラーの刑務所で何年もすごしたあと,1950年からさらに12年間服役していましたが,つい最近,刑期のあける2,3週間まえに死にました。

昨奉仕年度中,東ドイツの若い兄弟たちに新しい問題が生じました。一般徴兵制度がしかれたからです。しかし彼らは,勇敢に,しっかりした態度で決意しています。いままでのところ31人の伝道者が,兵役を拒否して逮捕されています。12年間禁止されていたにもかかわらず,そのように勇敢な若いクリスチャンたちが成長しているのを見て,政府の役人たちは驚きました。彼らが最初うろたえたことは,いろいろな刑を言い渡したことを見てもわかります。しかし最近,兵役を拒否する兄弟たちは,ほかの理由で兵役を拒否する者よりも驚くほど寛大に扱われています。

使徒の時代と同じく,キリストのために苦しむのは,恐れるべき事柄ではありません。数年刑務所にはいっていた21歳の若い兄弟は,釈放されてからこう言いました。『刑務所にはいっていた期間がむだになったとは思いません。私は逮捕された時よりももっとしっかりした精神と,真理に対するより強い確信を持って家に帰ってきました」。エホバの御霊はしもべとともにあります。そして彼らがそれを求めつづけるなら,堅く立つために必要な力をすべて与えられて,忠実を保つことができます。

ハンガリー

新聞の報道によって,私たちのことは遠く広く知れ渡っています。私たちの活動を妨げるために,ラジオ,テレビ,雑誌がエホバの証者のことを取りあげ,映画まで方々で上映されています。私たちの活動を嘲笑するのがねらいです。

エホバの証者はハンガリーでも厳正中立を守っています。軍隊にはいらないためにきびしい罰を受けています。しかし結局のところ彼らの態度は証言になっています。真理にいる姉妹と婚約していたある若い兄弟は,兵役を拒否して逮捕されました。しかし部隊指揮官は,この青年に罰をのがれる機会を与えてやろうと考えて,彼の婚約者を呼び,彼女の影響によって妥協させようとしました。婚約者はきました。そして集まった6人の将校の前で,未来の夫が10年から15年の懲役を科せられようとしていることを告げられました。彼女は彼と2人だけ別室で20分間話すことを許されました。それは彼を「正気にかえらすため」でしたが,彼女はその機会を利用して,エホバに忠実を保つように彼を励ましました。将校はがっかりしました。しかしその時姉妹は,将校たちと2時間以上話す機会をえ,中立を保つ理由を彼らに説明しました。ひとりの将校が姉妹を駅まで送ってきました。そして,この世の中にまだ,恐れを知らず,こうまで堅い信仰をもった若人がいるとはまったく感心した,と語り,こうつけ加えました。「そのような正しい平和を愛する人がなぜ,刑務所に入れられるのか理解に苦しみます。全部の人間が彼らのようになったらすばらしい事だろうに」。その若い兄弟は6年の刑を宣告され,その後最高裁判所で4年の刑にかえられました。

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