学校で証言する機会を得る
◆ ドイツのウィースバーデンにある,ものみの塔協会の支部事務所に,最近,エホバの証人の若い女性から励ましある1通の手紙が寄せられました。
その手紙には,彼女がある学校に遠いはじめて14日めに,エホバの証人の巡回大会に出席するため1日欠席する許可を願い出たことが述べられ,さらにこう書かれていました。「先生はわたしがエホバの証人であることを聞くと,自分が担当している別のクラスで1時間にわたりエホバの証人について報告するようにとおっしゃいました。わたしは,『あなたはどのように真の宗教を見いだせますか』という主題で話をまとめました。報告がすむと,先生は,18歳の女性徒からなるそのクラスに,質問があれば何でも自由に尋ねなさいといわれました。生徒たちは深い感銘を受けて多くの質問をしました。また聖書文書を受け取り,クラスの欠席者のための文書を求めさえしました」。
休み時間に,その先生は仲間の先生にその一部始終を話しました。その結果,次の時間,16歳のエホバの証人はふたつめのクラスで話すことができました。さらに別の時間に彼女はそのクラスで「どなたが神ですか」という題で話すことができました。その時,さらに別のクラスを担任している3人めの先生が同席していました。2番めの話はその別のクラスでも行なわれました。学校を卒業した後でさえ,若い証人は再び話をするよう母校から招かれました。その上,先生からは,将来クラスでの討議の基礎として使うため,話を録音させてほしいと許可を求められました。
手紙の結びに,その若い証人はこう書いています。「こうした特権をお与えくださったことに対し,わたしは心からエホバ神に感謝しています。また,今在学中の兄弟の多くの方々は,お捜しになれば,この分野でたくさんの証言の機会を見いだされるにちがいないと思います」。