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  • 賢人はどんな意味で述べたか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1977
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1977
塔77 6/1 342ページ

賢人はどんな意味で述べたか

「自分たちが獣であることを彼らが見るためである」

人は自分の能力や知識を誇るかもしれません。しかし,命が終わりを迎えるその仕方について言えば,人間は理性のない動物と比べて,少しも勝ったところはありません。賢い王ソロモンはこの点に注意を向け,次のように述べています。「わたしは,このわたしの心の中で言った。人の子らに関し真の神が彼らを選別しようとしておられると。それは自分たちが獣であることを彼らが見るためである。人の子らに関して終局があり,獣に関しても終局があるからである。そして彼らは同じ終局に遭遇する。一方が死ぬように他方も死ぬ。そして彼らは皆ただ一つの霊を持っているにすぎず,それゆえ人が獣に勝るところは何もない。すべてはむなしいからである。みな一つの場所に行くのである。それらはみな塵から存在するようになったのであって,みな塵に帰って行く」― 伝道 3:18-20,新。

この概念に言及する直前に,ソロモンは,「真の神は義なる者と邪悪な者を共に裁かれる。そこではすべての事に,またすべての業に関して時があるからである」と書き記しています。(伝道 3:17,新)ですから18節で,神は人間を『選別する』,つまり『ふるい分ける』とソロモンが述べているのは,神が人間に様々の機会を与え,問題や前途の不確かさを経験させて,その結果人が義なる者であるか邪悪な者であるかをやがて明らかにするということを意味しているのかもしれません。人生が困難や前途の不確かさで満ちており,行きつくところは死であるという事実は,自分の力に関する限り,最終的には獣と変わらないことを思い起こさせるはずです。人間も獣も,呼吸により維持される同一の霊,つまり生命力によって活動しているのです。死んでしまえば,人も獣も命のない塵に帰ります。―伝道 9:4-6。

人間の観察だけに基づいて,ソロモンが次に挙げる問いに答えられる人は一人もいません。「だれが知るか,人の子らの霊は上にのぼり,獣の霊は地にくだるかを」― 伝道 3:21,口。

死んでしまえば,人間の活動すべても,ただの獣と全く同様に終わってしまうので,ソロモンは次のような結論を出しています。「わたしは見た,人はその働きによって楽しむにこした事はない。これが彼の分だからである。だれが彼をつれていって,その彼の,どうなるかを見させることができようか」。(伝道 3:22,口)知恵によって導かれるならば,人は自分の勤勉な働きから健全な楽しみを得るよう促されます。人は死んでしまえば,もはや人間としての活動にあずかることはありません。―伝道 9:5,10。

人間も死んでしまえば無に帰するということを覚えておくなら,厳粛な気持ちにならざるを得ないはずです。この点は,前途の不確かさや問題の多いなかにあっても,自分の命を良い目的のために用いることの重要性を思い起こさせてくれます。またわたしたちは,死んでしまえば将来の命の見込みは神にかかっている,ということを認め,神に頼るよう心を動かされて然るべきです。

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