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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
塔81 9/1 4–5ページ

あなたが選んでいる人生

飲食という身体的必要を満たしつつあなたが自ら選んでいる現在の人生は,聖書筆記者が遠い昔に述べたように,「日が短く,悩みに満ちて」います。(ヨブ 14:1,2,口)現在の人生の悩みの幾つかが次に挙げられています。こうした人生を送る以外に選択の余地はないのでしょうか。現在,もっと優れた選択をすることはできないのでしょうか。食べたり飲んだり呼吸をしたりしてわたしたちが支えている現在の人生に伴う災いすべてから解放された人生はないのでしょうか。

自分が第一

自己主義の哲学を奉じる人たちが語るところでは,自分第一主義者の信条は次のようなものです。「自分の利益を求める」。「自分の行動の是非を判断する権利は自分にある」。「罪悪妄想を捨て去れ」。神の言葉は,自己崇拝は今日の偶像礼拝であると述べています。聖書にはこう記されています。「彼らの神はその肉体の欲望である」。「貪りは偶像礼拝の一形態である」。(フィリピ 3:19; コロサイ 3:5,今日の英語聖書)この新しい“自分教”がわたしたちの時代に興ることは,『人びとは自分を愛する者となる』という言葉によって予告されていました。(テモテ第二 3:1,2)自己愛は人に対する愛つまり隣人愛を脇へ押しやってしまいます。

家族制度の崩壊

自己主義の高まりとともに,結婚は軽視され,離婚は急増し,子供たちが苦しみを味わうようになっています。「“自己<ミー>の”哲学が今日の高い離婚率の一因となって」います。(ロバート・テイラー博士)現代の親は,「今では自己の願望を達成する自分の権利を優先させて」います。(ニューズウィーク誌)家族の絆が損なわれています。この自己の世代<ミー・ゼネレーション>は歴史の与える教訓を無視し,愚かにも同じことを繰り返しています。「文明全体の存続は家族生活が堅実かどうかにかかっていた」― ワールド・ブック百科事典,1978年版。

犯罪

イエスは,「不法が増す」ことを予告されました。(マタイ 24:12)現在の世代はイエスの予告が間違っていなかったことを示しています。米国では,1979年に,「殺人は10%,暴力行為は10%,強姦は13%,強盗は12%増加し,1980年の最初の6か月間に重大な犯罪は10%も急増」しました。(US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌)他の国々でも事情は同じです。経営者の多くは正直に事業を行なっていますが,詐欺や帳簿の改ざん,脱税,ごまかしを働く経営者も少なくありません。一方,経営者から盗みを働く者も多くいます。ある報告によると,「アメリカで最も機知に富み成功している泥棒はホワイトカラーを身に着けて」います。この泥棒は作業服<ブルーカラー>を着ていることもあります。

飢え

『食糧不足があるでしょう』とイエスは予告されました。(マタイ 24:7)昨年のこと,ロサンゼルス・タイムズ紙は次のように伝えました。「世界の食糧供給問題の専門家の推定では,世界中でほぼ4億5,000万人が飢餓状態にあり,8億ないし10億人が飢餓線上にある」。地球には十分な食糧生産能力があるのですが,食糧を均等に分配しようにも,「しっかりと守りを固めた利害関係がその前に立ちはだかって」います。

テロ行為

1979年11月25日付のニューヨーク・デーリー・ニューズ紙は,「テロ行為,つまり暗殺,誘拐,爆弾事件,計画的襲撃などの件数は,1972年の206件から,1975年の572件,1977年の1,256件,1978年の1,511件,そして今年[1979年]の最初の9か月間の2,662件と増加の一途をたどっている」と伝え,危険が増大しつつあることを明らかにしました。金持ちはますます富を蓄え,貧しい人はますます貧しくなってゆくにつれ,テロ行為も増加の一途をたどるでしょう。

戦争と絶滅の危機

「軍事面の科学技術の進歩は勢い余って超大国を不可避の核戦争へと追いやっている」。(ストックホルム国際平和問題研究所所長,フランク・バーナビー博士)「核戦争はだれの益にもならず,文明の終焉をもたらす恐れさえあるものと我々は考えている」。(ソ連の軍事専門家)「神に対する愛のゆえに,子供たちに対する愛のゆえに,自分の属する文明に対する愛のゆえに,この狂気を終わらせよ!」―前駐ソ米国大使,ジョージ・F・ケナン。

汚染と絶滅の危機

「地球は汚染によって次第に死の惑星と化しつつある」。(ザ・グローブ・アンド・メール紙)「人類は,今や汚染によって自らの存在を地の表からぬぐい去るという危機に瀕している」。(ザ・ガーディアン紙)「汚染はもはや一国の問題ではない。地球という村全体の問題である。……この問題にふさわしい対応ができなければ,我々人類はやがて絶滅という事態を必ず迎えることになる」。(ザ・トロント・スター紙)米国のカーター前大統領は,退任演説の中で,汚染が「時限爆弾」的要素を秘めており,「核戦争による絶滅の脅威と同じほど地球の生存を脅かすもの」になっていることを指摘しました。『地を破滅させている者たちを[神が]破滅させる』時がきたとはいえないでしょうか。―啓示 11:18。

現在のこうした人生は決して満足のいく選択とは言えません。それでも人々は生きようとしています。手足の自由が利かなくても生きることを望んでいます。目が見えなくても死ぬことを恐れます。耳が聞こえず,物が言えなくても生きる道を選んでいます。年老いて体が弱っても生に対する執着を抱いています。ヨブは次のように語りました。「女から生まれる人は日が短く,悩みに満ちている。彼は花のように咲き出て枯れ,影のように飛び去って,とどまらない」― ヨブ 14:1,2,口。

多くの人が選んでいる現在の人生は短く,悩みに満ちています。これは決して満足な選択とは言えません。しかし,これよりも好ましい選択ができるというのでしょうか。

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