ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔81 12/15 3–4ページ
  • 神は今日,本当に語られますか

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 神は今日,本当に語られますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 神は確かに語られる
  • これは本当に神が語られたことですか
  • 聖書は本当に神から与えられたものですか
    あなたは地上の楽園で永遠に生きられます
  • 導きはどこに見いだせますか
    幸福 ― それを見いだす方法
  • 神の目的は知ることができる
    人生には確かに目的がある
  • 聖書から著者について分かること
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2023
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
塔81 12/15 3–4ページ

神は今日,本当に語られますか

ある大学の講師が教室の前の方に歩いてゆき,さて授業を始めようとした時,学生が黒板に何かを書いていたことに気付きました。そこには「学校当局に対し異議あり!」と書かれていました。その講師は一言も言わず,その下に,「学校当局が答えれば,諸君は耳を傾けるか」と書きました。

これは良い質問です。そしてあらゆる権威に勝る最高の権威をお持ちになる方,エホバ神に関しても当てはまります。今日,人類が助けを必要としているということにはほとんどの人は同意するでしょう。うまくいっていない事柄,手に負えなくなっているものはいくらでもあります。公害,人口過剰,広い地域にわたる飢餓状態,インフレ,不穏な核戦争の脅威,毒ガスや細菌による戦争などがそれです。『神が人間に話すべきことがあるとすれば,今こそそれを話す絶好の時だ!』と考える人もいるでしょう。

それは確かです。しかし次のような質問もしてみなければなりません。神が語られるとしたら,だれが耳を傾けますか。人間が導きを必要としていることは明白ですが,導きが与えられた場合,人間はそれを受け入れますか。

神は確かに語られる

しかしまず,神は今日わたしたちに語られるかという質問を第一に考慮しましょう。神が語られないとしたら人間の前途は暗たんたるものですが,幸いなことに,証拠は神が語られることを示しています。では,どのように語られるのでしょうか。

神が人類に対する重要な音信を本当に持っておられるとしたら,それを伝える最善の方法はどんな方法でしょうか。『天から声を出して話しかける』という意見があるかもしれません。確かにそれははっきりした方法ですが,最も実際に即した方法でしょうか。

管理職に長年携わってきたある人は,「重要な情報を伝えるとき,私は決して口頭では伝えません。必ず書くことにしています。そのようにすれば,後で混乱が生じません」と説明しています。

これは道理にかなったことです。神が天から語られるのは非常に劇的なことには違いありませんが,100万人の人が神の声を聞いたなら,神の語られたことについてやがて100万通りの解釈が存在するようになるでしょう。一方,神がご自分の指示を書き記させる場合には,その音信がどんなものであったかについて後で疑問が生ずることはありません。

しかし,神からの書き記された音信は,極めて特異な性質を備えた書物でなければなりません。明らかな神の知恵が収められていなければならず,読みたい人がだれでも読めるよう広く流布されている必要があるでしょう。さらに,世界に多く存在する言語の障壁を何らかの方法で乗り越えていなければなりません。

神からの書物であるとされ,しかもこれらの条件にかなっている書物があるでしょうか。確かにあります。それも1冊しかありません。それは全歴史を通じて最も広く配布され,発行部数が幾十億冊にも上っている本です。その全巻,あるいは一部が現在1,710の言語に訳されているため,読みたい人で文字の読める人はほとんどすべて,少なくともその一部を自国語で読むことができます。その書物とは聖書です。

これは本当に神が語られたことですか

これを聞いてあなたはどう反応しますか。『聖書だなんて,とんでもない! あんな時代遅れの本を通して神が今語ることなどできるはずがない』,と思いますか。

聖書はもちろん古い本です。それは人類の歴史が古く,神が長期にわたって人間に語り続けてこられたからです。では聖書は実際に時代遅れになっていますか。いいえ,時代遅れではありません。

今日の人類の状態,人間が将来について恐れを抱くこと,地球全体が人間によって滅ぼされる危険があること,また海の中や宇宙空間にある武器による脅威などを幾千年も前に予告していた本を時代遅れと呼べますか。しかし聖書は確かにこれらのことを予告しているのです。―ルカ 21:25-28。テモテ第二 3:1-5。啓示 6:3-8; 11:18。

離婚や結婚生活の破綻が流行のようになっている時代に,結婚に関してこれまで与えられたどんな助言よりもずっと有益な助言を収めている本を時代遅れと呼べるでしょうか。現代の利己的な“自分<ミー>”世代には人気がないかもしれませんが,その助言は役に立ちます。それは聖書中に記されています。―エフェソス 5:21-33。

聖書を単なる神話全集,民衆に伝わる格言とする見方がある地域の知識人の間でもてはやされているのは確かです。しかし,それで本当に聖書という特異な本の説明となるでしょうか。幾千年も前に聖書が編さんされた当時にも,神話や民衆に伝わる格言に関する本は存在していましたが,歳月を経るに従ってそれらの大部分は忘れ去られてしまいました。考古学者によってその一部が日の目を見るようになったのはごく最近のことです。これらの書物は生き残らなかったのに,聖書が生き残ったのはなぜですか。

聖書はその長い歴史の中で,激しい反対を克服してきました。無数の聖書が燃やされました。一般の人々の手に聖書が渡るように力を尽くした人々は拷問にかけられて死にました。その上ここ200年ほどの間は,高等批評家,進化論者,現代主義者たちによる絶え間ない知的攻撃にさらされてきました。これほど敵愾心をもって扱われた本はこれまで1冊もありません。それでもなお聖書が勝利を得て生き残り,幾百万もの人々の生活に影響を与え続けているのはなぜですか。なぜなら,聖書は単なる神話や民衆に伝わる格言の本ではないからです。それは疑いなく,わたしたちに対する神からの音信です。

「神が人類のために何かをしているとは思えないので,神がいるかいないかは重要なことではないと思う」と,ある若い無神論者は語りました。その後この女性は聖書や,聖書の音信を理解する助けになる文書を読んでみるよう勧められました。どんな結果になりましたか。「少なくとも,すべてが道理にかなっていることに感銘を受けました」。この女性は神が語られた言葉に耳を傾けました。そして神の言われることは確かに道理にかなっているのです。

19世紀の終わり近くに,著名な一聖書学者はこのように書きました。「コロンブスがオリノコ川を発見した時,コロンブスが見つけたのは島であるとの意見があった。コロンブスは,『あのような川は島から流れて来るものではない。あの強大な奔流は大陸の水を集めたものに違いない』と答えた。同様に,聖書の証しの深さ,力,知恵,視野からすれば,そのさまざまな計画と啓示を考え出したのは人間ではなく,全能の神であることを確信できる」。

聖書をぜひともご自分で勉強してみてください。そしてそこに書かれていることが本当に神ご自身のお考えであるということを納得できるかどうか,お調べになってください。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする