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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1990
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「化石の乗っ取り」

このような見出しで,フランスの日刊紙「ル・モンド」は,インドのある古生物学者が,「鑑定のため同僚に付託していた化石の出所に関して,……約20年にわたり,彼らを欺いていたらしい」事件について報じました。この“乗っ取り”は,米国やアフリカ,チェコスロバキアや英国諸島で入手した化石をヒマラヤの山中で発見したとして同僚たちに送っていたというものです。この古生物学者は自分が発見したものについて300以上の論文を発表していました。英国の科学情報誌「ネイチャー」の誌上でこの不正行為を明るみに出したのは,オーストラリアの一科学者でした。この科学者は,「疑わしい発見物がこれほど大量に,これほど長い期間だれからも疑問視されなかったというのは実に奇妙なことだ」と述べました。

考えられる理由の一つとしてル・モンド紙は,科学者たちの社会では,沈黙を守るという暗黙の了解が多くの人の間にあるという点を挙げています。同記事は,この化石の“乗っ取り”によって,「[過去20年以上にわたって]積み上げられてきた,ヒマラヤ山脈の地質学上の事実は,ほとんどすべて無用なものになってしまった」と述べています。

科学界のこの新たな不正行為により,科学の世界全体が疑われるというわけではないかもしれません。しかし,古生物学が聖書の正確さに異議を唱える場合,それは往々にして,パウロが言った,「『知識』と言われていても,少しも知識とは言えない反対論」にすぎないことが,再び実証されました。―テモテ第一 6:20,新エルサレム聖書。

「血に満ちている」

南米のコロンビアでは,残虐な麻薬王たちが,ライバルを抹殺し,政治家や一般大衆の恐怖心をあおり立てるために若者を雇っています。一人のシカリオ,つまり殺し屋はスペインの新聞「ティエンポ」の記者に,『平然と人を殺すのは難しい』と語りました。殺し屋はどのように自分の良心をなだめるのでしょうか。こう説明しています。「神の律法の一つが殺人を禁じているのは承知の上だ。しかし,おれの場合は,人を殺さなきゃ生きてゆけないというやつさ。金が必要なんだから,おれの殺しは良心に恥じることはない。何とか食っていくために働いているんだということが分かるだろう?……だれかを殺しに行く前には,神様と処女マリア様にご加護を祈り求めるんだ」。

このような理屈は,カトリックの神学者はすぐに否定するに違いありませんが,教会の指導者たちは「人々の前に立ちはだかる,長引く圧制を終わらせる最後の手段として」武力闘争を認めてきました。もし神学者たちが政治上の不正に対して暴力で臨むのを許すのであれば,このシカリオのように経済的な不公正のために人殺しをすることを正当化するカトリック教徒がいたとしても,驚くにはあたらないのではないでしょうか。神の言葉に手加減を加えようとするのはなんと危険なことなのでしょう。

古今未曾有の不正行為 ― イエスの逮捕と裁判と処刑 ― が行なわれようとしていた時イエスご自身は,どんな形の暴力にも訴えようとはされませんでした。イエスはペテロに,「すべて剣を取る者は剣によって滅びるのです」と言われました。(マタイ 26:52,改訂標準訳,カトリック版)イザヤの預言の中には,「あなたがたの多くの祈りも,わたしは聞かないであろう。あなたの両手が血で満ちているからである」とはっきり述べられている以上,道理から言って,暴力に訴える者たちが,どんな状況の下でも神が祈りを聞いてくださることを期待できる理由があるでしょうか。―イザヤ 1:15,改訂標準訳,カトリック版。

「カエサルのものはカエサルに」

脱税の問題は,多くの国で増えています。例えばエル・ディアリオ・バスコ紙によると,スペインでは売り手も買い手も実際の地価を巧妙に隠す習慣があります。買い手と売り手はある価格で実際の取り引きに合意し,その価格よりずっと低い取り引き額を登記します。取り引きが成立すると,登記される土地の値段に応じた税金を収めなければなりません。エル・ディアリオ・バスコ紙によれば,公証人のホセ・マリア・セグラ・スルバノは,公証人がこの不正行為に実際に荷担することはないが,登記する土地の価格が本当の値段ではないことは知っているということです。スルバノはこの不正直な慣行が当てはまらない唯一の例を挙げ,こう述べています。「この国ではどこのだれでも嘘をつくが,唯一の例外はエホバの証人である。彼らが売り買いする時には,申請する[土地の]値段は絶対にそのとおりである」。

エホバの証人は信頼でき,正直なことで有名です。彼らは,エホバ神があらゆる商行為においてそのような特質を示すよう期待しておられることを知っています。神は「偽りの舌」や「うそを吐く偽りの証人」を憎まれます。イエスはご自分の真の追随者たちに税の支払いに関して規範を設け,「カエサルのものはカエサルに,しかし神のものは神に返しなさい」と言われました。―箴言 6:6-19。マルコ 12:17。

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