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  • 異言を話す ― 広がりつつある現象
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
塔92 8/15 3–4ページ

異言を話す ― 広がりつつある現象

「未知の言語」を話すという異常な経験をした人の一人は,「ある力が私の舌を支配するようになり,言葉が水のようにほとばしり出ました。とてもうれしかったですね。そして非常に清いものを感じました。それ以後私は全く変わってしまいました」と興奮した口調で言いました。

これは初めて「未知の言語」を話した人の体験談です。『でも未知の言語とは何ですか』と尋ねる人も当然いることでしょう。それは一部の教会に見られる宗教的行為もしくは信条で,男性や女性が神の霊に動かされて自分の知らない外国語あるいは奇妙な言葉を話すと主張することを指します。

この宗教的な現象は広がりつつあります。異言は,かつてはペンテコステ派の信者にしか起こらないと考えられていましたが,今では伝統的な宗派の壁を越えて,バプテスト派,聖公会,ルーテル派,メソジスト派,長老派,ローマ・カトリックへと広がっています。この状態にある時の人の様子は,恍惚状態,狂乱状態,トランス状態,催眠状態といった言葉で描写されます。中にはヒステリックな体験と呼ぶ人さえいます。異言,つまりグロッソラリアには神秘的でカリスマ的な雰囲気があります。

今日なぜ異言の賜物を望むのか

シリル・G・ウィリアムズは自著「霊による異言」の中で,「ざ折感と『異言』を語りたいという願望との間には相関関係」があるかもしれないと述べ,異言のことを「緊張を軽減するもの」また「内面の葛藤を解決するものとしての治療的な価値」を持つ解放のメカニズムと描写しています。そのように恍惚状態になって話す原因となる要素として,教会の仕事で生じる欲求不満,感情的なストレス,仕事の上での失敗,死別,家庭内の緊張,家族の病気などを挙げています。

同様に,ジョン・P・キルダルも「異言の心理学」という本の中で,「不安は,異言を語る能力の発達に必要な条件である」と述べています。個別調査と注意深いインタビューによって,「異言を語る人の85%以上が,異言を語る前に極度の不安とはっきり言えるものを経験していた」ことが明らかになりました。例えばある母親は,ガンにかかった息子のために祈れるよう異言を語りたいと願っていました。ある男性は,職場で持ち出された昇進の話を受け入れるかどうか決めかねている間に異言を語るようになりました。ある女性は,夫がAA(断酒会)に入ってから1週間後に異言を語り始めました。

何を経験するのか

初めて異言を語った別の人はこう言いました。「体じゅうがかっかとほてるように感じました。それから寒けがして玉のような汗が吹き出し,手足ががたがた震えて力が抜けてゆくのを感じました」。異言を語るとき奇妙な行動が見られる場合が多いことを気にしている人もいます。例えば,「一人の少女は自分のだ液で窒息しそうになりました。彼女は椅子の上に大の字になり,首を椅子の背にもたせかけ,かかとは床につけており,足は硬直していました」。ある教会の集会の最中に,「一人の男性は宙返りをしながら教会の端から端まで移動しました」。

ウィリアム・J・サマリン教授は,「ある人々にとって,異言を語ることは聖霊でバプテスマを施されるための条件なのである」と述べています。異言を語らなければ,「ちょっと何か足りない感じがする」のです。また,異言は「祈りに対する答え,神に愛され,受け入れられていることの保証」であるという見方もあります。異言を語ると,内面的な調和,喜び,平安といった感情,さらには「力が一段と強くなったような感じ」や「自分は自分であるという,より強い意識」が後に残ると言った人たちもいます。

恍惚状態になって語ることは,本当に聖霊が働いている証拠なのでしょうか。それを経験する人が真のクリスチャンとして区別されるのでしょうか。異言は,今日神に受け入れられる崇拝の一部なのでしょうか。これらの質問は通り一遍の答えで済まされるものではありません。なぜなら,わたしたちは神の是認と祝福を受ける崇拝を行ないたいと願っているからです。

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