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御国奉仕 1970
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司会者の準備がかぎ

1 会衆の書籍研究の司会者は教える者です。教える者はその日に取り上げる事柄をよく準備し,研究が終了するまでに群れの人々の頭と心に伝えたいと思っている事柄をはっきり知っていなければなりません。このために,司会者は質問に対する答えと聖句がどのようにあてはまるかを理解し,学んでいる事柄をはっきりさせるような意味深い方法で聖句を取り上げることが必要です。十分な準備なしにこのことを行なうことはできません。

2 研究を始める際の前置きはごく簡単にできます。もし新しい章にはいろうとしているなら,前の章の主題と新しい章の主題だけを述べることが必要かもしれません。考えのつながりを抜き出して述べるのに,二,三の要点だけで十分です。あるいは,前の章のいくつかのおもな点を,簡単に答えられる二,三の質問の形で前置きとすることもできます。司会者が,「先週学んだ事柄をどなたか話してくださいますか」と質問したり,前週研究した事柄を司会者自身が話すなら,たいていは長々した話となり,群れの人々の注意を高めることができません。兄弟たちは前週のことを再び勉強するためにではなく,新しい資料を学ぶために来たことを心にとめてください。

3 会衆の書籍研究は,本来,聖書研究ではありませんか。聖句を十分に考慮しその意味を理解することが大切です。参照聖句が長くてもその中に重要な点が含まれている場合,各々が数節ずつ読む方法が提案されています。こうすれば,全員が学んでいる事に注意を集中し,関心を保てます。読み終わってから,聖句がどのようにあてはまるかについて注解がなされるでしょう。ある場合,司会者は,有能な伝道者に長い聖句の要点あるいは大要を述べるように割り当てることもできます。

4 書籍研究のしもべの目的とするところは,出席者全員が,(1)取り上げている資料を明確に理解し,(2)何かの注解をすることです。時には,かぎとなる点に傍線を引き,欄外に書き込む予習の仕方を新しい人に示すことが必要な場合もあります。かぎとなる点や原則を見つけ出すのは,今後それを活用するためであることを,出席者がいつも心に深く銘記するようにしてください。注解するとき,できるだけ本から目をはなして,本の助けをあまり借りないで注解することを目ざしてください。その週の別の時,学んだことの要点を語り合いましょう。それは知識だけでなく理解をも得るためです。

5 適切な結びのことばは非常に有益なものになります。ここでも,「今晩は何を学びましたか」と尋ねたり,大要を長々と述べることを避けてください。むしろ,おもな点に触れる,よく選ばれた,注意を引く質問を四つか五つしてください。その場合,本に書かれている質問をそのまま読むのではなく,十分に考えた質問を,紙にしるして置くのがよいでしょう。そうすれば,出席者は研究中になされた質問の答えを繰り返すことなく,よく考えながら答えるでしょう。

6 たとえば,書籍研究で「偽ることのできない事柄」を学んでいるなら,多くの伝道者はこの本をすでに書籍研究で一度学んでおり,あるいは家庭聖書研究で少なくとも一度学んでいると思われます。それで書籍研究のしもべは,出席者全員が野外奉仕に備えるのを助けるような復習をしたいと願うでしょう。野外でたびたび直面する質問は多くあります。もし伝道者がそうした質問に聖書から答えるなら,正直な心を持つ人が家庭聖書研究を始める助けとなります。ですから,研究のしもべはそのような質問を用意して,出席者全員が自分の聖書から答えるように助けたいと思うでしょう。そうすれば,学んでいる事柄がほんとうに聖書に基づくものであり,奉仕の十分な備えとなることを全員が心にとめます。

7 司会者が研究そのものと出席者に真の関心をいだいているなら,研究を教訓的で,暖かく,かつ活発で興味あるものとするように,十分な準備をするでしょう。

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