あなたの奉仕会
10月4日に始まる週
主題: 宣教において平和を作り出す者として奉仕する。(テモテ前 1:12)40番の歌。
12分: 開会のことば,聖句と注解。若い伝道者が,年老いた病気の姉妹を尋ねて,ふたりで「支部の手紙」を読んで話し合う。
15分: 「『目ざめよ!』誌を用いて平和を作り出す」。質問と答えで扱い,最後に,忙しい人に適した,簡単な聖書の話をする。「『いずれの国の人』にも伝えられる良いたより」の話を用いてもよい。ただし,一つの聖句のみを使う。
20分: 「わかきをのこ 若きをみな……エホバのみ名をほめたたふべし」。(詩 148:12,13)
(2分)司会者は,親が子どもを訓練して宣教に備えさせる役割を話す。秋の月々は,証言をするのに好都合の時。
(5分)両親が,ひとり,または,ふたりの幼い子どもとともに,「ものみの塔」9月15日号の「すべてのものを作られたかた」の,特に552ページの部分を読む。親が子どもとともに,「ものみの塔」の記事を読んで話し合えば,いかに子供たちが教えられるかを実演で示した後,司会者はそれを中断する。
(3分)前述の話し合いに参加した幼い子どもが,神が存在することを親からおそわっていない,近所の同じ年ごろの子どもと話し合う。親に教えてもらっている子どもは,他の子どもの質問に答える。(553ページの資料に基づいて話し合う。)
(1分)司会者は,親がごく幼い子どもとともに研究することの価値を述べる。宣教に参加することのできる,少し年上の子どもたちも援助を必要としている。
(6分)父とむすこの話し合い。父は明日野外奉仕にいっしょに出かける予定にしていることを述べ,何を話すかに関して,何か質問はないかとむすこに尋ねる。むすこは,自分たちの区域でよく受ける反対を克服するにはどうすればよいかを尋ねる。父はいくつかの提案を述べ,次に,家族のひとりを呼んで,家の人になって反対役をしてもらい,むすこはそれを克服する練習をする。
(3分)司会者は,このような教え方や訓練を実行するよう,すべての親に勧める。また,子供たちが学校の休みの日を賢明に用いて,野外奉仕に携わることのたいせつさを強調する。
3分: 会計報告。
10分: 閉会のことば。会衆の9月の報告,および「発表」の適当な項目を含める。25番の歌
10月11日に始まる週
主題: 平和を作り出す者は,クリスチャンとしての円熟に向かって進歩する。(コリント前 14:20)94番の歌。
10分: 開会のことば,聖句と注解。書籍研究のしもべが,集会に出席していない伝道者を尋ねて,神権的ニュースをいっしょに考える。司会者は,全世界にわたるわざの拡大と,集会で仲間の兄弟たちと定期的に交わることのたいせつさとを強調しながら,励ましを与える。
25分: 霊的な円熟。(聴衆とともに討議する。どの聖句を強調するかは司会者が決める。)
霊的な円熟とは何か。(塔63年585ページ。エペソ 4:13)霊的な円熟の基礎として,エホバは何を備えられたか。(テモテ後 3:16,17。ヨハネ 17:17)ヘブル書 6章2節(新)がクリスチャンに勧めているとおり,どのようにして「円熟を目ざして進(む)」ことができるか。(エペソ 3:16-18。ヨシュア 1:8。ピリピ 1:9。箴言 2:4,5)「円熟を目ざして進(む)」ためのどんな助けをエホバは備えておられるか。(霊: コリント前 2:10-13。ルカ 11:13。ヤコブ 1:5,6。ロマ 12:12。組織。出版物を通して備えられる霊的な食物: マタイ 24:45。塔70年255ページ。塔61年190ページ(英文)。集会と大会: ヘブル 10:24,25。塔61年190ページ(英文)。祈り: 塔63年595ページ。ロマ 12:12)宣教で,自分が円熟した者であることをどのように実証できるか。(ヤコブ 1:22。ヨハネ 13:17; 14:21。マタイ 24:14; 28:19,20)伝道の仕事に対し,どんな円熟した見方をつちかい続けるべきか。(ロマ 1:14-17。テモテ前 2:4。テモテ後 4:2。塔61年190,191ページ(英文))他の人との関係において,どのように霊的な円熟を実際に示すことができるか。(塔63年586,587,591ページ。ガラテヤ 5:22,23)わたしたちの下す決定は,わたしたちが霊的に円熟しているかどうかを,どのように示しているか。(ヘブル 5:14。コリント前 14:20。テモテ後 2:15)神のことばの真理に関心をいだいている人々が,霊的な円熟に向かって進歩するのをどのように援助できるか。(塔70年428-438ページ)新しい伝道者は,野外宣教に携わることにより,どのように円熟を目ざして進歩できるか。(塔65年435,436ページ)霊的な円熟を保つためにどのような精神的態度を持たねばならないか。(ピリピ 3:13-16)
15分: 「良いたよりを伝える」。話,および提案されている方法を用いる,再訪問の実演。
10分: 閉会のことば。次週のプログラム,「覚えていますか」のために,過去1年間の「御国奉仕」の一部を復習することを伝道者に思い起こさせる。74番の歌。
10月18日に始まる週
主題: わたしたちの宣言を遂行するための,エホバの備えを用いる。(詩 40:5)31番の歌。
15分: 開会のことば。聖句と注解。昨奉仕年度中休暇開拓をした一群の伝道者たちが扱う。結びに,休暇開拓奉仕で得た経験を述べる。
15分: 「霊の思いを築く人々」。記事を聴衆と討議する。自分の分を果たすことにより,しもべたちの荷を軽くすることができ,また,研究している人々が集会を支持して,野外奉仕に定期的にあずかるように助けるため,何を行なえるかなどの観点から扱う。
20分: 覚えていますか。1969年10月から1970年9月までの,過去1年間の「御国奉仕」の記事を聴衆と討議する。司会者は,会衆に最も必要と思われる資料を取り上げる仕方で,このプログラムを扱う。取り上げるべき特定な点に聴衆の注意を引きながら,主題を一つずつ扱う。司会者は記事の意図を聴衆に述べ,聴衆にその大要をまとめてもらう。一つの主題,たとえば,「研究を取り決めて,司会する」を用いてもよい。(資料として,次の「御国奉仕」を見なさい。69年12月号4ページ。70年1月号8ページ。70年2月号7ページ。70年3月号3ページ。70年6月号4ページ。70年7月号4ページ。70年8月号2ページ。70年9月号3ページ)聴衆は自分の奉仕に役だった点や簡単な経験を述べることができる。ほかに,休暇開拓を主題として用いることもできる。(70年2月号折り込み,3-6ページ。70年7月号4ページ。70年8月号3ページ。)
10分: 閉会のことば。110番の歌。
10月25日に始まる週
主題: 愛と従順により,エホバを忘れていないことを示す。(申命 25:19)67番の歌。
10分: 開会のことば,聖句と注解,およびふたりの兄弟による,11月の主題に関する討議。(塔69年3月1日号136-158ページを見なさい。)
15分: 「比類のない機会」。話,および聴衆との討議で扱う。
10分: 同性愛を避ける。塔70年8月15日号502-508ページの記事に基づく,円熟した兄弟の話。親と個人の責任とともに,エホバの考え方を強調する。
10分: 11月と12月の提供物を紹介する。いつも多くの文書を配布する円熟した兄弟が,野外で2冊の本と1冊の小冊子を紹介するときに用いる話し方を説明する。文書のさし絵を効果的に用いることを強調する。文書を説明する際,一つの点だけを用い,いくらの寄付で提供しているかをはっきりと述べるよう,伝道者に勧める。家の人が一組の本全部を求めなくても,1冊の本と1冊の小冊子,あるいは2冊の雑誌を求めるかもしれない。「真理」の本,小冊子,雑誌に加えて,「偽ることのできない事柄」の本を一,二冊野外に携えてゆくのはたいせつ。熱心に働くことにより,きたる2か月間,すべての人は多くの文書を配布することに努めたい。
15分: 閉会のことば。「質問箱」を含める。来月の奉仕に備えて文書を求めることを全員に思い起こさせる。105番の歌。