あなたの奉仕会
6月4日に始まる週
主題: 忠誠のうちに歩む。（ヨブ 31:6）1番の歌。
10分: 開会のことば，聖句と注解。一群の人々が5月の会衆の報告とともに「神権的ニュース」を話し合う。
15分: 「忠誠のうちに歩む」。質問と答えで扱う。戸別訪問の奉仕のさい聖書を用いることの価値を強調するため，3節に基づく実演を含める。
27分: 寛容であることの益。（下にしるされた聖句に基づく討議。もし利用できるなら「助け」の本[英文]を指示のように用いることができる。）このプログラムの紹介のことばの中で，神の霊の実である寛容を示しておられるエホバに見習う必要性を強調する。すべての聖句を読む必要はないが，用いる聖句を必ず主要な点が目だつような仕方で説明し，適用する。おもな目的は，急いで資料を終えることではなく，理解を与えること。（イ）寛容とは何か。（「助け」1073頁）（ロ）わたしたちひとりびとりはエホバの寛容からどのように益を受けているか。またそのことは，わたしたちに罪を犯した者に対するわたしたちの態度にどのような影響を及ぼすか。（ロマ 9:22-24。テサロニケ前 5:14，15）（ハ）エホバが寛容を示しておられることは，なぜわたしたちが神の律法を破るのを阻止するか。（コリント後 6:1）（ニ）職場や学校で嘲笑の的とされるとき，コロサイ書 1:11にあるとおり，「よろこびて……耐え」ることができるのはなぜか。（箴言 27:11。テモテ前 4:16。ヘブル 6:10-12）（ホ）寛容に関するイエスの模範は，食べ物や飲み物などのような問題に過敏な兄弟たちに対するわたしたちの責任について何を教えているか。（ロマ 14:1-3; 15:1-3。「助け」1392頁2節）（ヘ）霊的に弱い人に対して寛容を示さないのは，その人だけでなくわたしたち自身にも有害になるのはなぜか。（マルコ 9:42。コリント前 10:30-33）（ト）兄弟や姉妹から荒々しく何かを言われるとき，寛容はどんなことからわたしたちを保護してくれるか。（箴言 25:28。伝道 7:9）（チ）不信者の夫をもつ姉妹は，何によって寛容であれるようになるか。（ペテロ前 3:1-6。「助け」1073頁6節）（リ）イエスの模範は，どのようにして，夫が妻に対して寛容を示すことの助けとなり得るか。（エペソ 5:25-29）（ヌ）子どもが真理に応じない時，親はどんな希望により寛容を示す助けが得られるか。（ルカ 15:20-24）
2分: 会計報告。
6分: 閉会のことば。新しい人が6月中も忠誠を保つのを助けるよう励ます。22番の歌。
6月11日に始まる週
主題: エホバに対するわたしたちの献身を果たす。（詩 61:8）23番の歌。
10分: 開会のことば，聖句と注解および支部の手紙の討議。書籍研究の群れが扱う。
20分: 「神に献身した生活を送る」。「ものみの塔」1972年5月15日号から。話の形式だけでなく，聴衆を討議に入れることができる。この資料は，献身および多くの兄弟たちが現在直面している諸問題と献身との関係にかかわる原則を示している。それで，割り当てを受けた人は要点がはっきりするよう十分用意しておくべき。
18分: 「良いたよりを伝える ― 雑誌を用いて」。最近号の雑誌を用いて，適切で簡単な提供を実演で示す。
12分: 閉会のことば。大会の宿舎請求書と自発奉仕申込書を今用意する必要性を強調する。日曜日の特別講演「エホバの王権は，あなたにとって何を意味しますか」について述べる。関心を示す人を伴って出席するよう全員を励ます。次週の善に関する討議を準備してくるようみんなに勧める。43番の歌。
6月18日に始まる週
主題: すべての物の正しい源からの力。（ピリピ 4:13）77番の歌。
5分: 開会のことば，聖句と注解。
15分: 「すべての事をするための力」。司会者は1-3節に基づく励みとなる話をし，4から6節にある問題のそれぞれに直面している兄弟たちを建て起こす3つの実演を順に行なう。7節の要点に基づく励ましある結論をもって終える。
30分: 善はなぜ重要か。（塔67年，461～472ページに基づく。「助け」の本[英文]がもし利用できるなら，使うことができる。676，677頁。）すべての人に聖書を用い，参加するよう求める。紹介のことばの中で，『悪をにくみ，善をしたう』ことがいかに肝要かを指摘する。（ロマ 12:9）悪を憎むことは神の意志に反する行動を避けるようわたしたちを守り，善を愛することは，他の人に対する積極的行動に表わされる。次に，時間の許すかぎり，下記の質問の答えとして引用されている聖句や参考資料から聴衆が要点を理解するように助ける。（イ）善とは何か。（「助け」676頁9節）（ロ）善の特質を持つことになぜ気をかけるべきか。（詩 119:66，68; 145:9。ガラテヤ 5:22。エペソ 5:1）（ハ）あることが確かに良いことかどうかを決定するには何が必要か。それで，わたしたちは何をしているべきか。（ロマ 15:14，コロサイ 1:9-11）（ニ）善を表わしている人のうちに，他の人はどんなものを見いだすことができるか。（ロマ 12:2。ピリピ 4:9）（ホ）わたしたちが善を表わす相手にはだれが含まれているべきか。また，他の人と仲良くやって行くのに，これはどのように助けとなるか。（ロマ 12:17-21。ガラテヤ 6:10）（ヘ）善は，わたしたちの飲食の習慣にどのような影響を及ぼすか。（箴言 23:20，21。テモテ前 3:2，3，8，11）（ト）善は，衣服や家庭に気をつかう面ではどのように反映されるか。（イザヤ 52:11。塔67，469，470頁）（チ）善は身なりや衣裳の好みにどのように表われ得るか。（テモテ前 2:9，10。「助け」1172頁7節。塔67，471，472頁）（リ）善を表わしていることを，仕事に対するどのような態度で示せるか。（伝道 3:13，22。テサロニケ前 4:11，12。テトス 2:9，10）（ヌ）口先だけで自分の正しさを主張する人よりも，善良な人のために，喜んでつくしたいと思うのはなぜか。（ロマ 5:7。「助け」1411頁2，3節）簡単に要約し，善がなぜクリスチャンの生活に重要かを示す。
10分: 閉会のことば。地域大会に関する「ものみの塔」1972年7月1日号の発表に触れる。どれほどの人が前もって自発奉仕申込書を送ってそれにあずかることができるか。87番の歌。
6月25日に始まる週
主題: 大会で心からエホバを賛美しなさい。（詩 111:1）91番の歌。
12分: 開会のことば，聖句と注解，および「質問箱」。司会者はこのプログラムで他の何人かを用いる。
17分: 「『神の支配権』地域大会」。質問と答えによる討議。会衆に提案された大会に出席することを強調する。しかし，もし何かの事情で必要なら，伝道者も関心を持つ新しい人もどの大会でも歓迎される。多数の伝道者が提案に従わないなら，ある大会はあふれる可能性がある。自発奉仕申込書と宿舎請求書にはっきり正確に記入することを話し合う。
18分: 7月と8月の提供物に関する実演。司会者は，熱意のこもった証言の基礎として「真理」の本の特定の章を伝道者が選べることを説明する。本の提供へと導かれる聖書の話に含めるため，その章に引用されている1，2の聖句を前もって練習しておける。たとえば，テモテ後書 3:1とマタイ伝 24:34は11章の紹介への橋渡しとすることができ，マタイ伝 6:10と使徒行伝 10:34，35は12章，コロサイ書 3:14とヨハネ第1書 4:7，8は20章の紹介に用いられる。次に司会者はよく準備された2つの聖書の話を紹介する。1つは2つの聖句を用い，もう1つは1つの聖句を使うもので，「真理」の本を提供するさいにどのように効果的な聖書の話をすることができるかを示すもの。1つの訪問では，2冊の雑誌と「真理」の本が提供され，配布されるようにしてもよい。どちらの話の場合でも，本が配布されてから研究の取り決めについて説明し，家の人にこの取り決めを利用するよう勧める。時間の許すかぎり，新たに始まった研究の良い経験をいくつか含める。
12分: 閉会のことば。7月の主題「大会で心からエホバを賛美しなさい」に基づく話をして集会を閉じる。（詩 111:1）59番の歌。