支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
先日のこと,「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌が,野外奉仕においてどれほど用いられているかについて何人かの古い兄弟たちが,話し合っているのをわたしたちは聞きました。それらの兄弟たちは,ちょうど21年前,ノア兄弟の最初の日本訪問中に,「ザ・ワッチタワー」を発表したときのことを思い出しました。当時は毎月一回だけの発行で,印刷部数は2,000部でした。それから間もなく,「ザ・ワッチタワー」は「ものみの塔」という名称に改められ,日本語の「目ざめよ!」誌が初めて発行された1956年1月には,両方の雑誌(「ものみの塔」は月2回,「目ざめよ!」は月1回)の月間印刷部数は35,000部でした。ところが今では,印刷部数の合計は,1972年4月の場合,4つの号で1,050,000部の最高数に達したのです。これらの雑誌は,長年にわたってなんとすばらしい奉仕を成し遂げてきたことでしょう。そしてこれからも,大ぜいの新しい人々を真理に導くのに,引き続きすばらしい奉仕を成し遂げるに違いありません。
最近協会は,王国会館へ定期的に来る人たちが,自分個人の雑誌を予約する代わりに,雑誌係で求めるよう強調してきました。しかしそれ以外の人たちが,雑誌の予約をすることは以前と同様肝要なことです。確かに,わたしたちが野外で予約を強調することは,今まで以上に肝要なことです。なぜなら,多くの人びとは定期的に郵送されるこれらの雑誌によって真理に目ざめるからです。時は短いのです。危急なまでに短いのです。(ルカ 21:34-36)それで,予約の雑誌は,命のことばをもつ唯一の組織 ― エホバの組織に,新しい人たちを導くのに,引き続き貴重な奉仕を行なうでしょう。―ヨハネ 6:68,69; マタイ 24:45-47。
10月のあいだ,わたしたちは沼津で印刷された雑誌を野外で用い始めます。それらの雑誌は英語の雑誌と同じ大きさで,2色が使われます。偽りの宗教を率直に暴露する「目ざめよ!」の特別号を十分に用いて,10月の予約活動を押し進めてゆきましょう。2年前の10月に,みなさんは30,000以上の新しい予約を首尾よく得ることができました。今年も再び成功を収められますように。もしあなたが10月中に一時開拓者になることを望まれるならば,ご自分の会衆の主宰監督を通して,申し込むことができます。
暖かい愛のうちに
― 東京支部のみなさんの兄弟