支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
わたしたちすべてには,わたしたちの霊的な楽園を喜ぶべき十分の理由があります。それはイザヤが預言したとおりです。『エホバに感謝せよ そのみ名をよべ そのみわざをもろもろの民の中につたえよ そのみ名のあがむべきことを語りつげよと エホバをほめうたえ そのみわざは高くすぐれたればなり これを全地につたえよ』― イザヤ 12:3-5。
「王国ニュース」第16号の配布によって,エホバのみ名は確かに全地でふれ告げられました。日本では「王国ニュース」第17号の配布にあずかれそうにないことを残念に思います。その理由は,紙が不足しているからです。その「王国ニュース」を印刷する紙がありません。現在世界的に紙が不足していますので,協会の手持ちの紙は,もっと重要な「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌を印刷するのに用いなければなりません。
たとえ「王国ニュース」は入手できないにしても,「目ざめよ!」誌,12月22日号には「教会は滅びようとしていますか。それとも,繁栄していますか」と題する特集記事に同様の資料が載せられています。そうです,世俗的で,宗派に分かれた教会は確かに滅びようとしています。しかし,その「目ざめよ!」を読んで,真のキリスト教がどんなにすばらしい繁栄を遂げているかを知って,胸の躍るのを感じることでしょう。そして,この特別号をぜひ広く配布したいと望まれることでしょう。
また,12月のわたしたちの主要な活動はまさしくエホバのみ名を高めるものとなるでしょう。それは「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を「真の平和と安全」の本とともに配布するわざです。こうした優れた2冊の本をわずか400円の寄付で提供するのを見て,人びとはおそらく驚嘆することでしょう。しかしわたしたちは,単にそれらの本を配布するだけでなく,エホバとそのみ子および王国にかかわるその偉大な目的に関心を抱くよう人びとを励ますことに関心を持っています。文書を配布した後でさえ,多くの場合,数分をさいて,それら文書の最善の用い方を示すのは良いことです。そうすればさらに関心を引き起こさせ,家庭聖書研究への道を開くことができるでしょう。
去る10月初めから沼津では再び王国宣教学校が開かれています。2週間ずつ開かれる各のクラスに全日本から出席する25人の長老たちとの交わりを楽しむのは沼津のベテル家族の特権です。そのために今やベテル家族はかなりの大世帯で,成員は合計76人になりました。それで,毎朝,ベテルの広い食堂の八つのテーブルの席に着く成員すべてが日々の聖句に関する注解を聞けるよう,朝食時にはマイクを用いなければならなくなりました。2週間にわたるたいへん有益な訓練を受けた後,一クラス25人の生徒は土曜日の午後帰途につきます。次いでその翌日の日曜日,別の25人のグループが到着して学校に入ります。合計400人以上の監督がこの学校で訓練を受ける資格があるので,今回の学校は来年の5月末まで開かれる予定です。わたしたちの監督たちが羊の群れをよりよく世話できるよう訓練を受けられるこの備えに対して,わたしたちはエホバに感謝します。
日本のベテルのあなた方の兄弟たち,