支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
沼津ベテルにおける建築工事はどうなったのだろうか,とみなさんは時々考えることでしょう。そうです,無事に完成したのです! しかもほとんど兄弟たちの手で成し遂げられました。新しく完成した二つの建物により,今までの6,630平方㍍の床面積にさらに1,539平方㍍が加えられることになりました。これは拡大している全日本の王国の業と兄弟たちの必要にこたえるために本当に必要なものでした。そのことは建設の終わった現在,すでに二つの倉庫が文書や印刷用紙でいっぱいになっていることからも明らかです。
この建築の奉仕のために全日本から83名の兄弟たちが来ました。ある方々は家族ぐるみで,他の方は家族としばらくの間離れて自分の特技を活用し,また多くの若い開拓者,伝道者が熱心に働きました。建設工事の行なわれた14か月の間,これら献身した兄弟たちの仕事に対する勤勉さは,ベテル奉仕者と他の外部の人々に感銘を与えるものでした。わたしたちはこれらの兄弟たちの奉仕を心から感謝しています。同時にこの大きな仕事を達成させるべくみなさんが祈りによって日々エホバ神に力を願い求めて支持してくださったこと,寛大な寄付や貸付けを通して支持してくださったことを感謝いたします。
わたしたちは「ずっと今まで働いてこられ」た神エホバの奴隷として,わたしたちにゆだねられた仕事を行なっています。昔のネヘミヤは,自分に与えられた機会と時間をむだにすることなく熱心に働きました。彼は膨大な量の建設工事をわずか52日間で完成させました。イエス・キリストはわずか3年半の伝道奉仕期間中に,良いたよりを宣べ伝え,全人類を命に導く基礎をすえるという,永遠に伝えられる偉業を成し遂げました。わたしたち各にゆだねられた大切な仕事とその量を考えるとき,これら忠実な働き人はなんと立派な模範となるのでしょう!―ヨハネ 5:17。ネヘミヤ 1–6章。
ではわたしたちも,神の仕事が「完成」するまで手を休めずに勤勉に働きましょう。2月は短い月ですがより勤勉に奉仕し,人々に「ものみの塔」の予約を勧め,また研究生たちが「神とともに働く者」になることのすばらしい特権を認識するように助けてまいりましょう。わたしたちの暖かい愛とともに。
共に働く,日本支部の兄弟たち