1978年の神権学校予定
指示
1978年の間,神権学校を司会する際の要領は次の通りです。
教科書: 聖書,「ものみの塔」(塔),「目ざめよ!」(目),「あなたを幸福にする良いたより」(「良いたより」),「話し合いのための聖書の話題」(話題),「あなたの若い時代,それから最善のものを得る」(「若い時代」)。割当てはすべてこれらの資料に基づいています。
学校は歌と祈りおよび歓迎の言葉で始まり,その後,次のように続きます。
聖書朗読からの目立った点: 5分。その週の聖書朗読に指定されている部分に基づき,神権学校の監督は目立った点や質問を提供します。
講話: 第1の話: 15分。これは割り当てられた資料の単なる要約であってはなりません。これは選ばれた主題に従ってよく発展させた話でなければならず,できるなら長老に,必要な場合には資格のある奉仕のしもべに割り当てられます。資料の取り上げ方は浅薄なものであるべきではなく,会衆に本当に啓発的で有益な話となる仕方で取り上げるべきです。口頭の復習はないので,研究生は講話の後それぞれの教室に分散します。
第2の話: 6分。これは一人の兄弟による割り当てられた資料の聖書朗読です。研究生が話の始めと結論で,あるいはその間の適当な時に説明的な資料を話せるよう,朗読の割当ては短いものとなっています。歴史的背景,預言的あるいは教理的意義,原則の適用,および聖句に反映されている知恵に対する認識の表明などを含めることができます。話は,割当ての聖句がすべて実際に朗読されるような仕方で準備すべきです。割り当てられた時間を十分活用してください。資料を会衆に対する話として提供してもよく,男の子が演壇上に座っている自分の父親か別の資格ある年長の兄弟に資料を読むこともできます。それから,父親または年長の兄弟は資料の価値に関する男の子の注解を引き出す質問をすることができます。
第3の話: 6分。これは話というよりも,一人の姉妹によって司会される聖書研究です。聖書研究を司会する上でのこの実際的な訓練から益を得るため,研究を司会する人はそれをできる限り役立つ,現実的なものとするよう努めるべきです。節を読むことは必ずしも必要とされませんが,ある節を読むこともできます。また割り当てられた資料すべてを網羅する必要もありません。時には特に優れた幾つかの節を選んで質問を起こし,聖句を参照して考慮することもできます。答えが不完全なら,研究生は補足的な質問を尋ねて答えを引き出すべきです。研究生がこのことをしなかったなら,学校の監督は話が終わった後にそのことに注意を引きます。学校の監督により一人の相手が予定されますが,ほかにも相手を用いることができます。
第4の話: 6分。この話もできるだけ姉妹たちに割り当てられます。話を行なう時,研究生は座ったままでも立っていてもかまいません。一人の相手が学校の監督により予定されますが,ほかにも相手を用いることができます。場面には家庭,野外奉仕,会衆その他で起きる状況を含めることができます。話をする姉妹が会話を切り出して場面を設定することもでき,相手の人(々)にそうしてもらうこともできます。場面にではなく,資料に主要な考慮が払われるべきです。
第5の話: 6分。これはある程度の経験を持つ兄弟に割り当てることが望ましく,聴衆全体に対する話であるべきです。話し手はノートから話をしますが,ふさわしいと思うなら割り当てられた資料から引用文や要点を突いた抜粋を読むこともできます。普通,話し手は王国会館の聴衆を考慮に入れて話をするのが最善です。そうすれば,その話は実際に聞く人にとって本当に啓発的で有益なものとなるでしょう。しかし,資料が他の実際的でふさわしい場面に適しているなら,話し手はそれに応じて話を発展させる方を選んでも差し支えありません。
短評: 第2から第5の話の後,学校の監督はそれぞれに2分ずつを用いて,研究生が話の中に含めなかったような真理や原則を目立たせます。こうした短評は,家庭生活や,学校,職場,会衆内で,あるいは野外奉仕に出掛ける際に兄弟たちに役立つような点を強調する,意味深いものであるべきです。時には,割り当てられた資料の適用できそうな点に関して,聴衆に質問を向けることもできます。
助言: これは集会の後,いつでも個人的に与えられます。2分以上を用いた方がよければそうすることができます。第3の話に対する個人的な助言には研究がどのように司会されたかに関する全体的な印象を含めることができます。助言用紙の上の,聖書研究を司会する人にふさわしく適用する面だけを取り上げてください。
話の準備: 資料が許す限り,話はよく発展させた主題に従ってなされるべきです。割り当てられた時間内で資料を最もよく網羅できる主題を選んでください。助言用紙の上で次に考慮すべき点に注意して,すべての話を準備してください。
時間: どの話も,また短評も時間を超過してはなりません。第2から第5の話は制限時間になったなら巧みな仕方で終わってもらうべきです。学校の監督が「中止の合図」をするようだれかを割り当てるなら,その人は,話がいつ時間を超過してもこのことを行なうことの大切さを教えられるべきです。時間を超過した講話の話し手には個人的に助言が与えられます。神権学校が全体として時間を超過しないよう,すべての人は時間を注意深く見守るべきです。
筆記の復習: 周期的に筆記の復習がなされます。この準備として「塔」「目」「良いたより」「若い時代」の資料を主に復習し,個人の聖書朗読の予定部分を読み終えてください。この30分の復習の時,使ってよいのは聖書だけです。残りの時間は質問と解答の討議にあてられます。各研究生は自分の答案用紙を調べます。学校の監督は解答を読み上げるにあたり,比較的むずかしい問題に注意を集中し,正確な知識ということを強調したり,その答えを調べることのできる教科書に聴衆の注意を向けさせます。何らかの理由でそうすることが必要であれば,筆記の復習を予定よりも一週間遅らせて用いても差し支えありません。
大きい会衆と小さい会衆: 50人かそれ以上が学校の名簿に入っている会衆では,研究生が他の長老の前で予定の話を行なう別の群れを取り決めたいと思うかもしれません。その場合,研究生は交替で他の会場に行きます。場合によっては,姉妹たちがどの話を取り上げてもかまいません。その場合,第4の話に関する指示に従って他の人に向かって話します。
欠席: 兄弟姉妹は,できる時は毎週プログラムに出席し,自分の割当てをよく準備し,質問が出される時それに参加することによりこの学校に対する認識を示すでしょう。予定されている研究生が欠席したら,他のだれかが自発的に割当てを引き受け,その場で説明できると思うことを述べてもかまいません。あるいは,学校の監督が適当に聴衆の参加を交えながら資料を扱うこともできます。
予定
4月2日 聖書朗読: ヨシュア 1–4章
第1: 塔78 3/1 25-28頁
第3: 「良いたより」5頁-9頁7節
第4: 話題 49ハ「愛の神が,どうして世を滅ぼすことができるのか」
第5: 「若い時代」1章
4月9日 聖書朗読: ヨシュア 5–8章
第1: 塔77 31頁「読者からの質問」(1番目)
第2: ヨシュア 6:15-25
第3: 「良いたより」10頁-13頁7節
第4: 話題 35イ「聖書は本当に霊感されていますか」
第5: 「若い時代」2章
4月16日 聖書朗読: ヨシュア 9–12章
第1: 塔77 37-39頁
第2: ヨシュア 10:3-14
第4: 話題 41ロ「命はどんな犠牲を払っても救われるべきですか」
第5: 「若い時代」3章
4月23日 聖書朗読: ヨシュア 13–16章
第1: 塔77 54-56頁
第2: ヨシュア 14:6-14
第4: 話題 46ロ「メシアの最初の到来の時は預言されていましたか」
第5: 「若い時代」4章
4月30日 聖書朗読: ヨシュア 17–20章
第1: 塔77 99,100頁
第2: ヨシュア 20:1-9
第3: 「良いたより」19頁-20頁4節
第4: 話題 19ニ「教会はペテロの上に建てられましたか」
第5: 「若い時代」5章
5月7日 聖書朗読: ヨシュア 21–24章
第1: 塔77 101,102頁
第2: ヨシュア 23:1-11
第4: 話題 53ロ「飾りはクリスチャン婦人にふさわしいですか」
第5: 「若い時代」6章
5月14日 聖書朗読: 士師 1–4章
第1: 塔76 131,132頁
第2: 士師 4:12-24
第4: 話題 39ロ「神の休みの日はどれほどの長さですか」
第5: 「若い時代」7章
5月21日 聖書朗読: 士師 5–8章
第1: 塔77 131,132頁
第2: 士師 7:12-22
第3: 「良いたより」29頁-32頁4節
第4: 話題 29イ「イエスは十字架にかけられましたか」
第5: 「若い時代」8章
5月28日 筆記の復習。ヨシュア 1–24章から士師 1–8章までを終える
6月4日 聖書朗読: 士師 9–12章
第1: 塔77 164-166頁
第2: 士師 11:30-40
第4: 話題 26ハ「人は死者と話すことができますか」
第5: 「若い時代」9章
6月11日 聖書朗読: 士師 13–16章
第1: 塔77 200,201頁
第2: 士師 16:23-31
第4: 話題 23イ「献身とは何か」
第5: 「若い時代」10章
6月18日 聖書朗読: 士師 17–21章
第1: 塔77 246-248頁
第2: 士師 20:3-13
第4: 話題 4イ「悪魔とはわたしたちの内面にある悪のことですか」
第5: 「若い時代」11章
6月25日 聖書朗読: ルツ 1–4章
第1: 塔76 220-222頁
第2: ルツ 4:1-11
第4: 話題 56イ「喫煙はなぜ神に喜ばれないか」
第5: 「若い時代」12章
7月2日 聖書朗読: サムエル前 1–4章
第1: 塔76 229-231頁
第2: サムエル前 3:1-13
第3: 「良いたより」48頁-50頁4節
第4: 話題 42ハ「神は地を滅ぼされますか」
第5: 「若い時代」13章
7月9日 聖書朗読: サムエル前 5–8章
第1: 塔77 261-264頁
第4: 話題 17ホ「証人たちはなぜ国旗敬礼を拒むか」
第5: 「若い時代」14章
7月16日 聖書朗読: サムエル前 9–12章
第1: 塔77 284-287頁
第2: サムエル前 12:1,16-25
第4: 話題 36ロ「誠実で,黄金律を守っていれば十分ですか」
第5: 「若い時代」15章
7月23日 筆記の復習。士師 9–21章からルツ 1–4; サムエル前 1–12章を終える
7月30日 聖書朗読: サムエル前 13–16章
第1: 塔77 323-325頁
第2: サムエル前 13:5-14
第3: 「良いたより」58頁-59頁4節
第4: 話題 9ニ「クリスチャンは幾つもの言語で話ができなければなりませんか」
第5: 「若い時代」16章
8月6日 聖書朗読: サムエル前 17–20章
第1: 塔77 325-328頁
第2: サムエル前 17:42-51
第4: 話題 44ロ「どれほどの人が天に行きますか」
第5: 「若い時代」17章
8月13日 聖書朗読: サムエル前 21–24章
第1: 塔77 344-347頁,575頁「読者からの質問」(1番目)
第2: サムエル前 23:1-13
第4: 話題 27ロ「神は悪人を地獄で責め苦に遭わせますか」
第5: 「若い時代」18章
8月20日 聖書朗読: サムエル前 25–27章
第1: 塔77 355-357頁
第2: サムエル前 26:1-11
第3: 「良いたより」66頁-70頁8節
第4: 話題 30ロ「なぜ誕生日を祝いませんか」
第5: 「若い時代」19章
8月27日 聖書朗読: サムエル前 28–31章
第1: 塔77 357,358頁
第4: 話題 38ハ「像の使用のどこがいけないのですか」
第5: 「若い時代」20章
9月3日 聖書朗読: サムエル後 1–4章
第1: 塔77 387,388頁
第2: サムエル後 4:1,2,5-12
第3: 「良いたより」75頁-77頁5節
第4: 話題 32ロ「すべての宗教には良いものがありますか」
第5: 「若い時代」21章
9月10日 聖書朗読: サムエル後 5–8章
第1: 塔77 404-407頁
第2: サムエル後 7:12-22
第4: 話題 11ヘ「すべての人は同じ神に仕えていますか」
第5: 「若い時代」22章
9月17日 聖書朗読: サムエル後 9–12章
第1: 塔77 413-415頁
第2: サムエル後 12:1-12
第4: 話題 12ハ「エホバの証人の資金はどのようにまかなわれるか」
第5: 「若い時代」23章
9月24日 筆記の復習。サムエル前 13–31章からサムエル後 1–12章を終える
10月1日 聖書朗読: サムエル後 13–16章
第1: 塔77 451-455頁
第2: サムエル後 15:1-12
第3: 「良いたより」85頁-90頁9節
第4: 話題 24イ「キリストはいつ,どのように裁きのために来るか」
第5: 「若い時代」24章
10月8日 聖書朗読: サムエル後 17–20章
第1: 塔77 462,463頁
第4: 話題 13ニ「キリストはペンテコステの時に王となりましたか」
第5: 目77 1/8 28,29頁
10月15日 聖書朗読: サムエル後 21–24章
第1: 塔77 473-475頁
第3: 「良いたより」95頁-98頁7節
第4: 話題 14ニ「終わりの日が1914年に始まったとどうしてわかりますか」
第5: 目77 1/22 27-29頁
10月22日 聖書朗読: 列王上 1–4章
第1: 塔76 281-284頁
第2: 列王上 3:4-14
第4: 話題 59ニ「クリスチャンは十戒を守る務めがありますか」
第5: 目77 2/8 28,29頁
10月29日 聖書朗読: 列王上 5–8章
第1: 塔77 485-487頁
第4: 話題 54ホ「聖書文書を読むことを禁ずるのは道理に合いますか」
第5: 目77 2/22 26-28頁
11月5日 聖書朗読: 列王上 9–12章
第1: 塔77 536-540頁
第2: 列王上 10:1-10,13
第4: 話題 54ト「『今は読み切れないほど本を持っています』と人々が言う時」
第5: 目77 3/8 27,28頁
11月12日 聖書朗読: 列王上 13–16章
第1: 塔77 547,548頁
第2: 列王上 13:1-10
第4: 話題 22ニ「クリスチャンの親にはどんな義務が課せられていますか」
第5: 目77 3/22 28,29頁
11月19日 聖書朗読: 列王上 17–19章
第1: 塔77 549,550頁
第2: 列王上 17:13-24
第4: 話題 22ト「カインはどこから妻を得ましたか」
第5: 目77 4/8 28,29頁
11月26日 筆記の復習。サムエル後 13–24章から列王上 1–19章を終える
12月3日 聖書朗読: 列王上 20–22章
第1: 塔77 572-574頁
第2: 列王上 22:5-9,19-23
第4: 話題 57ハ「マリアはなぜ『永遠の処女』ではないか」
第5: 目77 4/22 28,29頁
12月10日 聖書朗読: 列王下 1–4章
第1: 塔77 628-630頁
第4: 話題 18ロ「ミサは赦しを得るのに必要か」
第5: 目77 5/8 28,29頁
12月17日 聖書朗読: 列王下 5–8章
第1: 塔77 636-640頁
第2: 列王下 6:8-17
第4: 話題 50ハ「妻として服従するためには真の崇拝を捨てなければなりませんか」
第5: 目77 5/22 28,29頁
12月24日 聖書朗読: 列王下 9–12章
第1: 塔77 643,644頁
第2: 列王下 9:6,7,30-37
第4: 話題 8イ「神はどんな祈りを聞かれるか」
第5: 目77 6/8 28,29頁
12月31日 聖書朗読: 列王下 13–16章
第1: 塔77 647-651頁
第2: 列王下 13:14-21
第4: 話題 10ロ「『一度の救いは終生の救い』とは真実ですか」
第5: 目77 6/22 28,29頁
1月7日 聖書朗読: 列王下 17–19章
第1: 塔77 701-703頁
第2: 列王下 17:19-28
第4: 話題 33ハ「黒人は呪われたのですか」
第5: 目77 7/8 28,29頁
1月14日 聖書朗読: 列王下 20–22章
第1: 塔77 718,719頁
第2: 列王下 20:1-11
第4: 話題 28ホ「自分の宗教を変えるのは間違ったことですか」
第5: 目77 7/22 28,29頁
1月21日 聖書朗読: 列王下 23–25章
第1: 塔77 739,740頁
第2: 列王下 23:15-23
第4: 話題 34ホ「最後にはすべての人が救われますか」
第5: 目77 8/8 27-29頁
1月28日 筆記の復習。列王上 20–22章から列王下 1–25章を終える
2月4日 聖書朗読: 歴代上 1–4章
第1: 塔76 515-517頁
第2: 歴代上 4:9,10,38-43
第4: 話題 16イ「聖書は科学と一致しますか」
第5: 目77 8/22 28,29頁
2月11日 聖書朗読: 歴代上 5–7章
第1: 塔76 517-520頁
第2: 歴代上 5:18-26
第4: 話題 43ロ「アダムの罪のゆえになぜわたしたちが苦しみを受けるのですか」
第5: 目77 9/8 27-29頁
2月18日 聖書朗読: 歴代上 8–10章
第1: 塔76 645-647頁
第2: 歴代上 10:3-14
第4: 話題 43ホ「だれに罪を告白すべきですか」
第5: 目77 9/22 28,29頁
2月25日 聖書朗読: 歴代上 11–14章
第1: 塔76 761-763頁
第2: 歴代上 14:8-17
第4: 話題 40イ「魂とは何か」
第5: 目77 10/8 28,29頁
3月4日 聖書朗読: 歴代上 15–18章
第1: 塔76 763-765頁
第2: 歴代上 18:3-13
第4: 話題 60ハ「秘術には危険がありますか」
第5: 目77 10/22 28,29頁
3月11日 聖書朗読: 歴代上 19–21章
第1: 目77 4/8 12-15頁
第4: 話題 3ハ「世の苦難に責任を持つのはだれか」
第5: 目77 11/8 28,29頁
3月18日 聖書朗読: 歴代上 22–25章
第1: 目77 7/8 12-15頁
第2: 歴代上 22:5-16
第4: 話題 3ト「悪はどこまで栄えるか」
第5: 目77 11/22 28,29頁
3月25日 聖書朗読: 歴代上 26–29章
第1: 目77 12/22 27,28頁
第2: 歴代上 29:3-13
第4: 話題 1ト「真理について証しすることはなぜそれほど肝要なことですか」
第5: 目77 12/8 28,29頁
4月1日 筆記の復習。歴代上 1章から29章を終える