弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 7月29日に始まる週の奉仕会は計画されておりません。これは,地域大会に出席する週を空けるためです。この空白の週は,7月,8月に実際に大会に出席する週のプログラムと入れ替えることができます。8月5日に始まる週も地域大会で学んだ事柄から際立った点を復習するために空けられています。このプログラムもふさわしい週にずらすことができます。
7月29日に始まる週
地域大会に出席するための週。(上記の注意をごらんください。)
8月5日に始まる週
地域大会で学んだ事柄の際立った点を復習するための週。(上記の注意をごらんください。)1979年7月号「わたしたちの王国奉仕」の「発表」欄で述べられていたように,大会の特定の日について報告するよう書籍研究の群れに前もって割当てをしておくべきです。
8月12日に始まる週
10分: 80番の歌。「わたしたちの王国奉仕」からのふさわしい発表および会衆の発表。「支部の手紙」から励ましとなる点について注解する。
25分: 「どのように王国を支持しますか」。1-3節に基づいて紹介の言葉を述べ,王国に真に身をていすること,そのためには死さえもいとわない態度が必要であることを強調する。使徒たちや他の初期クリスチャンの模範に光を当て,わたしたちは同じほどに献身しているかどうか質問する。残りの節を徹底的に討議し,毎日の行状,集会や野外奉仕がどのように王国を支持することと関連があるのか伝道者たちに説明してもらう。
20分: 「良いたよりを伝える ― どこにいても」。
短い紹介の言葉で1,2節を扱う。(3分)伝道者たちに記事の中の経験を述べてもらうよう前もって割り当てておく。また,聴衆にも自分の非公式の証言で得た経験を話してもらう。(若い伝道者を必ず含める。)幾人かの伝道者に,どんな状況において非公式の証言をするのを難しく感じるか,また,なぜかを述べてもらい,問題を提起してもらう。提案を述べるよう聴衆を招く。
次の事を強調する: よく観察し,他の人々と良いたよりを分かち合うふさわしい機会に目ざとくある。だれにでも一部始終証言することを期待するのでなく,会話的な仕方で聖書の考えを分かち合い,関心が示されたならさらに情報を伝えるようにする。どこにいても毎日こうすることを習慣にしなさい。
5分: 野外奉仕の発表。81番の歌と祈り。
8月19日に始まる週
8分: 55番の歌と必要な発表。
22分: 「弟子を作る業の一端を担えますか」。
長老による話。良いたよりを告げ,弟子を作る業にあずかるのはすべてのクリスチャンの責任であることを強調する。(マタイ 24:14; 28:19,20)質問を起こす: しかし,すべての人が本当に弟子を作る業に一役買えるだろうか。前もって準備した三人の伝道者に,記事の中の三つの経験を述べてもらう。それぞれの経験の後,会衆の伝道者が同じような経験を知っているか尋ねる。すべての人が弟子を作る業にあずかるのはどうして可能か,聴衆から注解を述べてもらう。この重要な活動にわたしたちすべてが一役買うことのできる方法を示す。
20分: 「野外奉仕に備える」はどのように役立っているか。野外奉仕に率先している書籍研究司会者の長老が扱う。この資料が準備されている目的を指摘する。野外奉仕に良い備えができるよう,伝道者たちの準備を助けること。次のような質問を用いて聴衆と討議する: 野外奉仕の前,または書籍研究の集会後にこれらの資料を討議してみて役立つと思ったか。どのように。そうした討議を効果的なものとするために何ができるか。資料の価値を例証するため,「相手の人に耳を傾ける」というこの週の部分を聴衆と共に討議する。時間が許せば,この資料から得た点を適用して成功した経験を聴衆に述べてもらう。書籍研究の後,時間の余裕がない人はこの討議に留まらなくてはならないと考える必要はない。しかし,自分でまたは幾人かで学び合うことができる。
10分: 「聖書物語」の本を用いる活動で得た経験や,夏休みを利用して補助開拓奉仕をしている若い人がいればそうした経験を話してもらう。野外奉仕の発表。89番の歌と祈り。
8月26日に始まる週
主題: 圧迫からの解放 ― どのように?
10分: 21番の歌と必要な発表。(歌の間に,まだ持っていない人たちにパンフレットを配る。)
15分: 今日の人々に加わる圧迫。「王国ニュース」のパンフレットの表紙と2ページを話および聴衆との討議で扱う。質問し,一般の人々が耐えなければならない様々な圧迫について聴衆に注解してもらう。さし絵で説明されているそれぞれの点を,要点を区域の状況に当てはめながら扱う。圧迫のほどを示すどんな事実があるか。わたしたちが個人的に直面しなければならないのはどんな圧迫か。圧迫は大きくなっているように思われるか。
30分: 圧迫からの解放。(各部分の時間の配分はおよそのものであり,地元の必要に応じて調整できる。)
(10分)聖句を参照し適用しながらの討議。パウロは自分の奉仕の価値を確信していた。彼はそれが結果として他の人々に命をもたらし得るものであることを知っていた。(コリント第二 4:1,2)彼の側の努力と犠牲が求められた。彼が引用した詩篇作者がそうであったのと同様,エホバが自分のためにしてくださった事を感謝していた彼は,その感謝に動かされて心から他の人々に語った。(詩 116:10。コリント第二 4:13)神は数多くの苦しい状況の中でわたしたちひとりひとりを助けてくださったので,将来も助けてくださることを信頼できる。感謝に満ちた心に動かされて,わたしたちは他の人々に語りかけ,圧迫がもたらす問題に聖書が答えていることを理解するよう彼らを助ける。
(10分)3,4ページを論じる。パンフレットの3ページは,聖書の原則を学んで適用するなら,今圧迫に対処するのにどのように助けになるかを示すよう工夫されており,4ページは,聖書が圧迫からの永久的な解放に答えていることを示すようにできている。聖書の原則を学んで適用するなら,結果として思いの平安が得られる。(詩 37:11)パンフレットは無料の霊的援助を申し出ている。
(10分)次の模範的な証言を聴衆と共に討議し,その後よく準備した伝道者に実演してもらう。「こんにちは。みなさんにこのパンフレットを差し上げています。ここには,あらゆる人に影響を与えているもの,つまり圧迫のことが述べられています。[パンフレットの表題を読む。] わたしたちは,いつかは圧迫から解放されると思われますか。[家の人の意見を聴く。] わたしたちが毎日直面する圧迫には: [2ページを開き,区域または家の人に合った事柄を論じる。] 圧迫のために今日の人々のうち三人に一人が精神的な病気になっていることをご存じでしたか。[家の人の応答を聞く。] 聖書は圧迫に対処するよう多くの人々を助けています。ここに実例が幾つか示されています。[家の人に応じて,経験の一つに注意を向けるか,聖書を研究して自分がどのように助けられたかを述べる。] [4ページをめくる。] 聖書は圧迫からの永久的な解放の希望を差し伸べています。つまり,犯罪もなく,病気もなくなり,墓にいる愛する者たちが命によみがえらされ,すべての人に必要物が十分に備えられる時代を予告しているのです」。(てきぱきと指さしながら各点を上から下に示す。)可能なら,聖書から,または「良いたより」の本から研究を始めなさい。研究は始められないものの,それなりの関心が示されるなら再訪問の取決めをする。わたしたちは終始,ただ文書を配布するだけではなくて,人々をどのように助けられるかを念頭に置く。聖書が圧迫からの解放に答えを与えていることを理解させるよう,パンフレットについて話し合う際,家の人を引き入れなさい。9月の提供はいくつもの出版物の組み合わせなので,家の人の前で手間どらないよう前もって整理しておくことを勧める。
5分: 58番の歌と祈り。