弟子を作るのに助けとなる集会
10月28日に始まる週
17分: 85番の歌と発表。「支部の手紙」および4ページの「生ける希望」地域大会の報告と1979奉仕年度の報告からきわ立った点を取り上げる。
18分: 「互いに助け合う(第二部): 書籍研究の群れを通して」。話と実演。書籍研究の取決めは,奉仕の面で何らかの助けを望んでいる人たちに個人的な援助を与えるのに大変有用である。互いに助け合うことは,神への奉仕の一部。(ペテロ第一 4:10,11)互いに対する愛ある関心に促されて,また,援助を望む人に助けを与えるという意図のもとに参加するものであるということを強調する。
事を始める助けとして,司会者が一人の伝道者にどのように近づくかを示す短い実演を行なう。場面1: 司会者は経験を積んだ姉妹に話しかけ,野外奉仕にたゆまず,効果的に働いていることをほめる。家族がいて忙しい予定を持つ,援助が必要と思われる群れの新しい姉妹のことを話す。できる時に,必要に応じて一日か二日,その姉妹と一緒に働く気持ちがあるかどうか尋ねる。彼女は同意し,喜んで援助を申し出る。場面2: そのあと,彼女は別の姉妹に近づく。どんな調子か尋ね,一緒に働いてみるのはどうか提案する。奉仕の準備をだれかほかの人と一緒に行なうことや一緒に奉仕することはお互いの励ましになると思うと説明する。一緒に組んで働ければ自分はうれしく思うし,きっと二人とも,互いを大いに助けることができるだろうと告げる。姉妹は喜び,すぐに同意する。彼らは翌週の仮の予定を話し合う。両人とも,結果について楽観的である。場面3: 書籍研究の後,この二人の姉妹が奉仕で得た経験について書籍研究の司会者と話し合っている。二人とも,一緒に働いてどんなに楽しかったか,またどれほど益を得たか述べる。司会者は,何かの面で自分が力になれることがあれば話すよう二人に勧める。
わたしたちは皆,このような相互の励まし合いから益を得ることができ,その成員が築き上げられれば会衆も強められる。―ローマ 1:11,12。エフェソス 4:12,13,16。
20分: 「良いたよりを伝える ―『話し合いのための聖書の話題』を用いて」。司会者はローマ 10章15節を用いて紹介を述べ,月の提供と奉仕の取決めを説明する。11月中,わたしたちは「ことば」の本と2冊の雑誌を組にして配布する。
伝道者が「ことば」の本の提供を実演で示す。自己紹介の後にこう言うことができる。「聖書が今の時代でも実際的だと信じている人は大勢いますが,そうでない人もいます。聖書がもし本当に神の言葉であるとしたら,それが世界で一番実際的な本であることを期待するのではないでしょうか。[答える余裕を与える。] 詩篇 119篇105節には,聖書が人類のための神の案内書であることが示されています。[読む。] 生活上の大小様々な問題と取り組むための導きとなる種々の原則を聖書から得ることができます。[本の11章の見出しに言及する。] この出版物は,それらの原則とその益について論じています。ほかに,神の言葉が生活の面で重要であることを示しているこの2冊の雑誌を添えて,この本をお勧めしています」。
「良いたよりを伝える」を聴衆と共に討議する。「話し合いのための聖書の話題」を野外で用いるよう勧める。伝道者たちが「良いたよりを伝える」の方法を用いて再訪問への興味をどのように起こさせることができるか説明する。(載っている例か,区域にもっと当てはまる話題を用いてもよい。)最初の訪問を終える時に,次回の訪問の際に答えの出る質問をして興味を起こさせることの利点を説明する。
5分: 98番の歌と祈り。
11月4日に始まる週
10分: 5番の歌と発表。「神権的ニュース」。
15分: 「特に必要を抱えた人たちを助ける」。聴衆との討議。この事を会衆でどのように行なえるだろうか。この種の援助を与えたり受けたりして得られた益を示す経験がないか尋ねる。
15分: 弱い人たちをどのように助けることができますか。(1979年8月1日号「ものみの塔」24-27ページに基づく。)二人の長老による討議。純粋の愛は,助けを必要としている人たちに対して思いやりと辛抱を示す助けになるという観点から資料を討議する。
15分: 1979年7月15日号「ものみの塔」27-31ページの「夫なしで息子を育てる」という記事を長老と数人の子供を持つ姉妹が討議する。子供を育てる上で払われている努力に注目する。
5分: 41番の歌と祈り。
11月11日に始まる週
15分: 78番の歌と会衆の発表。一家族が(朝食または夕食後に)「年鑑」から日々の聖句を討議しているところ。注解の後,父親(または母親)は最近号の「ものみの塔」の32ページにある経験の一つを話す。家族はその経験を感謝し,自分も見倣いたいという願いを言い表わす。
20分: 「定期的に奉仕するよう互いに助け合う」。記事に基づく励みを与える話。定期的に奉仕することによって一人一人が強さを保つ必要性および何らかの助けを必要としている人を援助する必要性を強調する。5節を考慮する時,経験を積んだ伝道者が最近交わっていない人を訪問する実演を含める。始めにペテロ第二 1章5-8節を論じてから,「生ける希望」地域大会の三日目午後の「無活動になったり,実を結ばなくなったりすることはない」の話から学んだ要点を分かち合う。聖句の中から2,3の特質を選び,話から学んだふさわしい要点を織り込む。例えば信仰に関し: 信仰の喪失は良い隣人や仕事仲間とのいわゆる“清い”交わりなどから始まったり,日ごとの生活の関心事にまとわれて神についてだんだん考えなくなることから始まる。日ごとに神がおられるという事実を考えなければならない。また,忙しいスケジュールのために祈りや聖書朗読をおろそかにしないように。自制に関し: それ自体悪くない事柄について自制が必要かもしれない。テレビをいつ切るか,友人の家をいつ去るかなど。よく休息を取れば,奉仕や集会をもっと楽しむ助けになる。神の霊の助けを得るためには,誘惑に面した時「いいえ」と言うことを学ばなくてはならない。神と隣人への愛がわたしたちを行動させ,実を結ばせる。しかし,愛を深めることは大切。そうすれば,単に愛があるというだけでなく,“あふれるようになり”,強制されてではなく,心から自発的に業を行なわせるだろう。話し合いの後,日曜日に王国会館へ一緒に行くよう巧みに誘い,取り決める。司会者は,コリント第一 15章58節を考慮してプログラムを結ぶ。
20分: 「なぜつぶやかないようにしなければなりませんか」。1979年4月15日号「ものみの塔」,23-26ページに基づく話。
5分: 75番の歌と祈り。
11月18日に始まる週
8分: 94番の歌と発表。
12分: 「本当に心身をそう快にするレクリエーション」。1979年9月15日号,16-20ページの記事に基づく話。
10分: 幾人かの奉仕者に,補助開拓や野外での経験を話してもらう。
10分: 「質問箱」。質問と答えで扱う。
15分: 学んだことをどうしていますか。11月中,奉仕会で学んだ事を実際に用いるか適用して得た経験を述べるよう個人や群れに十分前もって頼んでおく。注解は,情報が有益で実際的な仕方でどのように用いられたかを示すものであるべき。
5分: 97番の歌と祈り。