支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
海老名の新しい日本支部は日ごとにその美しい形をととのえています。大きな建造物を造ることはすでに終わっていますが,今日もブルドーザーの音がベテルの敷地で高く響いています。日本中の兄弟たちから贈られた樹木の植え替えと整地の仕事が残されているからです。あとほんのしばらくですべての仕事が終わるでしょう。支部で奉仕しているわたしたちは,以前の何倍ものスペースとより良い環境の中で働けることをみなさんとエホバ神に感謝しています。
数百人のベテルの兄弟たちが建設を終えて野外で働くようになり,それが野外宣教にすばらしい活気を与えているかのように思えます。3月の報告はとてもすばらしいものでした。伝道者の合計は6万7,696人となり,それは前年の平均を12%も上回りました。今年度,全伝道者の約1%(約650-700人)が毎月増加していることを意味しているのです。このことに貢献している一つの理由は開拓者の増加でしょう。3月は再び全伝道者の35%にあたる人々が開拓奉仕をすることができました。合計で2万3,988人が開拓者として報告されましたが,「ものみの塔」誌6月1日号の「全時間戦士」という表現を思い起こさせられました。
テモテ第二 2章3,4節のエルサレム聖書の訳によれば,「キリスト・イエスの良い兵士[でありなさい]。軍隊では,一般市民の生活に巻き込まれる兵士は一人もいません。その人は,自分を徴募した人の指図通りにしなければならないからです」とあります。確かに,兵士であるということは全時間の任務です。わたしたちのみながこの精神をこれからも保ち続けたいと願っています。そして,可能ならば文字通り開拓者となって,「前衛部隊」に入れるよう努力することは一層の喜びをもたらすことでしょう。
引き続き主にあってなすべきことをいっぱいに持つようにいたしましょう。地域大会での霊の宴をみなさんと共に楽しみにしつつ,わたしたちのクリスチャン愛を送ります。
日本支部で働くみなさんの兄弟たち