良いたよりを伝える ― 予約を提供することにより

¹ 今年の1月号から「ものみの塔」も「目ざめよ！」も，装丁を新たにし，美しいカラーのさし絵や写真をふんだんに用いた魅力的なものになりました。しかし，これらの雑誌を重要なものにしているのは，それらが人々の命にかかわる音信を載せていることです。4月と5月中，これらの雑誌の予約を提供することにより，人々の真の福祉のために仕えることができるのは何と大きな特権でしょう。

積極的な態度が必要

² 人々は必ずしも自分からは真理を求めません。したがって，業に携わるわたしたちの側に積極的な態度が求められます。雑誌に載せられた音信が人々の救いに必要不可欠であることを確信していますか。音信の重要性や価値を悟ってもらうために知恵をふりしぼりますか。1,800円という寄付額は人々がわずか1回の食事のために払う程度の額ですから，この点でも予約を勧めるのをためらう理由はありません。人々が1年間雑誌を受け取り，興味をそそられて幾つかの記事だけでも読んで得る益について考えてください。しかも再訪問を行なえば，毎号の記事の価値を説明できるのです。事実，多くの人々が予約を通して真理を学び，エホバの賛美者になりました。

³ 良い準備は積極的な態度を持つ助けになります。まず，雑誌のすべての記事に精通してください。様々なタイプの人に訴えると思われる論点や文章に注目し，下線を引いたり，メモに書き出したりして準備するのは楽しいものです。内容に通じれば，わたしたちの証言にはおのずと自分自身の確信や熱意がこもるでしょう。次いで，会話するための話題と予約を結びつけた証言を考えます。経験を積んだ人は「話題」だけでなく，紹介する記事に合わせた他のふさわしい聖句を中心に証言を準備することもできるでしょう。言うべきことの準備ができたなら，家族や他の人と一緒にそれを練習してはいかがですか。よく練習すれば，最初の戸口から確信をもって話すことができます。

予約を提供できる機会

⁴ 4，5月中，家から家の業に十分にあずかって積極的に予約を提供してください。気候の良いこれらの月に，可能な方は補助開拓奉仕をしたいと思われることでしょう。家から家に行く時，話のできるすべての人に雑誌を予約する機会のあることを申し出てみてください。思いがけない人が反応を示すことがあるものです。また，雑誌活動に携わっている時，これらの雑誌が定期的に出ていて予約する取り決めがあることに言及しただけで予約を得た伝道者は少なくありません。是非試してごらんください。しかし，予約を得る機会はまだほかにもあります。

⁵ 区域を頻繁に網羅している地域では，再訪問している人たちに予約を勧めて良い結果を得ている伝道者は少なくありません。家の人は伝道者を知って安心するからです。また雑誌経路の人にも予約を提供する機会があります。日ごろから証言している学校の友だち，先生，職場の同僚，また親族や親しく付き合ってきた友人についてはどうですか。4，5月中，予約を得ることを目標に訪問できる人たちをリストに書き出し，良い計画を立てて訪問してみてください。その中には皆さんの研究生や，これまでに研究したことのある人，記念式に出席した人なども含めたいと思うに違いありません。

⁶ 親族や親しい友人に予約のプレゼントをするのも真理を伝える優れた方法となってきました。もしかしたらその取り決めを知れば，研究生もだれかに予約を贈りたいと思うかもしれません。予約のプレゼントをしたなら，相手の人に雑誌が送られることをあなたご自身で，是非知らせてあげてください。

⁷ 雑誌が伝えるのは人々の命にかかわる音信です。人々の霊的な益のため，熱意をこめ，積極的に予約を提供してください。