エホバの証人としてのわたしたちの身分
良いたよりの奉仕者であるわたしたちは,一般にエホバの証人として知られています。わたしたちは神と隣人への愛に動かされ,自発的に野外奉仕に携わっています。これは,いかなる人間や組織の強制によるものでもなく,「良いたより」を宣べ伝えて弟子を作るようにという神からのご命令にしたがって行なわれているものです。(マタイ 24:14; 28:19,20)ですから奉仕者は,自分がものみの塔聖書冊子協会の代表者であると述べないようにするのは適切なことです。
立ち入りが厳しく制限されているマンションやアパートなど,特定の区域で奉仕しているときに事故や緊急事態,何かの問題が生じた場合,奉仕者は自分の氏名および宗教活動の性質を聖書から手短に述べますが,何らかの身分証明書が必要になる場合があるかもしれません。何かの理由で疑問視されたり資格に関して尋ねられたりした場合,バプテスマを受けた奉仕者は主宰監督の署名の付された身分証明書(S-65)を提示することができます。この証明書は,当人が,証明書に記されている地元の会衆と交わりながら王国の良いたよりを宣べ伝えていることを示すものです。
奉仕者が野外奉仕活動に関連して自分用の名刺を用いる場合,ものみの塔協会の代表者といった肩書きを記すべきではありません。